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磐田 振一郎 院長

SHINICHIRO IWATA

患者さんへの負担が少ない「再生医療」を中心に
お1人お1人を最後まで責任をもって診る

慶應義塾大学医学部を卒業後、整形外科を専門に大学の関連病院などで幅広い症状を診療。十数年にわたって経験を重ねた後、米・スタンフォード大学工学部にて研究に従事するほか、NPO腰痛・膝痛チーム医療研究所設立に尽力。豊富な臨床経験のもと、帝国ホテル内に開業。

磐田 振一郎 院長

磐田 振一郎 院長

リソークリニック

中央区/八丁堀/八丁堀駅

  • ●整形外科

2人の友人の存在があったからこそ、医療の道へ

磐田 振一郎 院長

私が医師をめざしたのは、2人の友人の存在が大きく影響しています。そのうちの1人、中学時代からラグビーを続けていた友人は、ケガをするたびに整形外科にかかり、治療をしてふたたびラグビーができるようになる、ということを繰り返していました。私は彼が頑張っている様子を間近に見ていましたし、彼ともよく「お医者さんっていい仕事だね」と話していたんですね。ただ、彼は自分の夢を追って「花園をめざす」と言い、その代わり私に「医師をめざせよ」と言ったんです。
そして私にはもう1人、サッカーで致命的なケガを負って、選手生活を諦めた友人がいました。スポーツ選手を治療するべく「整形外科医になりたい」と、医学部受験をする彼に誘われて、私も一緒に塾通いをはじめることになったんです。それまでの私は、彼らのように夢や目標というものが無かったのですが、2人の友人に「お前は行くべきだ」とアドバイスをされ、それならば「行こうかな」と(笑)。最初はそんなきっかけでしたけれど、整形外科医としての経験を重ね、患者さんからいただく感謝の言葉を励みにしながら日々の診療にあたってきました。

手術をせずに確実に治す、患者さんへの負担が少ない「再生医療」

磐田 振一郎 院長

大学を卒業した後は、整形外科医として大学の関連病院などで十数年にわたって診療していました。私は、整形外科の中でもとくに関節外科を専門にしていて、これまでに数多くの人工関節手術を手がけ、スキルを磨いてきました。整形外科医になった理由としては、学生時代の友人のこともありますけれど、患者さんを「治せる」診療科がいいな、という希望もありました。ハッピーエンドで終わる治療、そうした意味で人工関節手術は確実に治せる治療法だと言えますが、ほとんどの患者さんは「出来るならば手術を避けたい」とお考えになるものです。
それでは、手術をせずに「確実に治す」ためにはどうしたらいいか。たどり着いた答えは、当院の診療の柱でもある「再生医療」でした。入院加療を必要とする外科的な手術に比べて、日帰りで治療できることは再生治療ならではのメリット。患者さんご自身の細胞を使用いたしますので、治療にまつわるご負担が大幅に軽減されるのです。当院では、再生治療を中心にしながら、患者さんを救う「最後の砦」として、私自らが執刀医となって手術をおこなえる環境も整えています。人と人とのつながりを大切にしながら、最後まで責任をもって診る。それは、『ソナークリニック』の診療コンセプトでもあります。

自らの幹細胞を使用して、軟骨の再生をめざす「自己幹細胞注射」

磐田 振一郎 院長

膝や股関節などの痛みは、年齢とともに軟骨がすり減っていく中高年の方、関節を酷使するスポーツ選手に多くみられる症状です。みなさんご存知かと思いますが、大リーグで活躍するダルビッシュ選手が受けたのは肘の手術、そしてマー君こと田中選手は注射による治療を選択したのですが、これがまさに再生治療なのです。当院においても、この注射の改良版と言える「自己幹細胞注射」をおこなっており、患者さんの痛みやご負担を最小限に抑えながら、軟骨そのものの再生をめざします。
私たちの体内には、軟骨のもととなる幹細胞が多数存在します。特に脂肪が多く含まれているので、脂肪細胞などは体中にありますので、ほんの少し切開して脂肪を採取し、そこに含まれる幹細胞を抽出し、それを培養することで1億個程度に増やした後に患部へ注入する、これが「自己幹細胞注射」の流れです。この幹細胞治療は軟骨に対してのみ有効な治療法ですが、筋肉、腱、じん帯につきましては、成長因子注入やフェニックス注射など、患者さんの痛み・つらさを解決する安全な治療法をご用意しています。

患者さんの痛みを取り去るため、医療の枠を超えてNPO法人を設立

辛い痛みに悩む患者さんすべてが、整形外科を受診なさるとは限りませんよね。ご自宅の近くに鍼灸院があればそこに通うかもしれませんし、整骨院や接骨院を訪れることもあるでしょう。多くの患者さんにとって一番の願いは、「痛みが取れること」のはず。整形外科であるかどうか、医療機関であるかどうかは、実際のところあまり大きな問題ではないんですよね。多くの整形外科クリニックでは、患者さんを診察して症状を診断して、湿布やお薬を処方して様子を見るというのが一般的です。ときにはブロック注射をすることがあったり、症状が改善されなければ手術を提案することもあるでしょう。痛みに対する対症療法を続けながら、最終的な方法として手術をおこなう、それではどうしてもケアし切れない部分があるものです。
私自身、医療の限界を感じることがあって、2009年に立ち上げたのが「NPO腰痛・膝痛チーム医療研究所」でした。私のような整形外科医をはじめ、整体師や鍼灸師、エステティシャンなど、さまざまな業界から人材が集まって、2ヵ月に1回ほどのペースで勉強会を開いているんです。ネットワークがどんどん広がって、いまや異業種交流会のようになっていますけれど(笑)。こうして得た最新の技術や知識は、当院での診療にも役立てていきたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

『リソークリニック』は、東京メトロ「日比谷駅」「内幸町駅」から徒歩3分、帝国ホテル東京本館の4階にあります。当院はホテルの中にあるクリニックではありますが、決して敷居が高いわけではありません。たとえ最先端の治療をおこなったとしても、それがご満足いただけるかどうかは、患者さんとの信頼関係にかかっているものです。私からもフレンドリーにお話しいたしますので、患者さんにもぜひ気楽にお越しいただきたいと思います。クリニックらしからぬ寛いだ雰囲気のなか、それぞれのスタッフがホスピタリティをもって患者さんをお迎えいたします。

※上記記事は2017年5月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

磐田 振一郎 院長 MEMO

整形外科専門医

  • 出身地:東京都千代田区
  • 趣味:野球、フラッグフットボール
  • 好きな本:三国志
  • 好きな映画:ドキュメンタリー
  • 好きな言葉・座右の銘:「朝令暮改」(良い意味で)
  • 好きな音楽:J-POP、HIP HOP
  • 好きな場所:群馬

グラフで見る『磐田 振一郎 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

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