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野田 誠 院長

MAKOTO NODA

思いやりの心で、地域医療の充実を目指し
あらゆる病の初期対応も行う循環器専門医

富山医科薬科大学(現富山大学)を卒業後、大学院に進み、外科病理学の基礎研究を学ぶ。その後、機能的な生体電子分野の研究に取り組み、さまざまある内科の中から循環器内科、その中でも不整脈の研究を選んだ。
1991年に東京医科歯科大学第三内科(当時)に入局したのを皮切りに、四半世紀に及び循環器内科医としての研鑽を積み、2015年に現在のクリニックを開院する。施設名の「さくら」は、ソメイヨシノの発祥の地が近いことに由来する。

野田 誠 院長

野田 誠 院長

野田さくらハートクリニック

豊島区/駒込/巣鴨駅

  • ●内科
  • ●循環器内科
  • ●消化器内科
  • ●呼吸器内科
  • ●糖尿病内科
  • ●代謝内科
  • ●内分泌内科
  • ●老年内科

出身の地で開業

野田 誠 院長

駒込で生まれ、駒込で育ち、住宅地での開院が本来的であるとの考えから現在の地に開業しました。
地域柄、ご高齢の方が中心の診療になると思っていたのですが、驚くことに、お孫さんや息子さんのお嫁さんに来院していただいたりと、近隣の医院としてそれなりのご評価をいただいているようです。
医師を目指したのが、人と接するのが嫌いではなかったことと、過去に骨折をしたときなどに魅力的な職業と感じたことがきっかけですから、現在のようにファミリーで通院していただけるようになると、少しは恩返しができているのかなと思います。
循環器内科を目指したのは大学を卒業してからで、がんなどのように目に見える病気ではなく、不整脈のように目に見えない病気の研究を始めてからですが、その取り組みはすでに四半世紀にも及びます。
循環器に関連するさまざまな専門医・認定医の資格も取得していますし、循環器内科の専門医も少ないことから、ぜひ気軽に来院していただきたいと思っています。
待合室も、ソメイヨシノの発祥の地にふさわしく、ピンクで統一してあります。

不整脈治療の専門医

野田 誠 院長

循環器内科の中でも、不整脈治療の専門医として長年勤務していましたので、その経験が十分に生かせると自負しています。しかし、不整脈の場合、発作が治まると痕跡が残らないため、的確に適切な医師の巡り会うのはきわめて難しいとされます。
当院では、循環器治療で使う検査機器に関して、CT、MRI以外はほとんど揃えており、大学病院の循環器部門と比べてもなんら遜色はありません。
また、循環器医療に関しては、装置の充実度に加えて、治療経験が大きな比重を占めてきます。現在、診断のAI化が大分進んでおり、例えば心電図を取っても自動で診断できるようになっていますが、では実際にどのような治療をすればいいのかということになると、経験がない場合はなかなか次のステップに進める判断を下せません。
心電図を録るのは簡単ですが、記録されたデータを読み解くのはきわめて難しい医療行為といえます。例えば、不整脈の場合、来院したときの不整脈が診察室で突然その症状が消えてなくなってしまうことがあります。こうなると、「正常」という判断が下されてしまいますが、それでは患者さんとしては納得できないでしょう。
そこで、診察室でちょっと長目の心電図を録ってみると、不整脈の症状の端緒を見つけ出すことができることもあります。この見極めと対応が、長年の経験による思いやりの診察ではないかと思っています。

開業医としての責任

野田 誠 院長

開業医やかかりつけ医は、患者さんとの最初のお付き合いになりますので、来院されたときの症状の見極めがきわめて重要になります。そこで、患者さんと相談して、クリニックで治療するか、大病院に紹介するかを決めさせていただくことになります。
現在は医師会もかかりつけ医を重要視して、二人主治医制を推進しているように、患者さんへの適切な治療を遅れることなく行い、いかに適切な医療機関に送り、いかに的確な治療を受けていただくかが、かかりつけ医や開業医としての責務ではないでしょうか。
ただし、他院への紹介を希望しない患者さんもいらっしゃいますので、そこはキチンと丁寧に、家族も交えてじっくり説明し、理解していただくことが大切と考えます。
検査の必要性や薬がどのように効くか、それを理解し納得していただくだけで、来院前のような闇雲な不安がなくなり、患者さんには安心感が生まれると考えられます。

ホームページを参考に来院

当院に来院される患者さんの傾向としては、ネットで調べて循環器の治療を希望される方が多いようです。それは、循環器内科を開業医として標榜しているところが少ないというのも理由の一つではないでしょうか。
また、クリニックのホームページに、循環器内科の診療内容などが詳しく掲載されていますので、それをご覧になって来院されるのではないかとも考えられます。
睡眠時無呼吸症候群についても、不整脈や心房細動などにも関連してくるので、詳しく記載されているのも、来院を促しているのかも知れません。睡眠時無呼吸症候群が、心臓病や循環器の病気に関係があると思っていない方が多いようですが、実は密接な関連性があり、無呼吸の治療をしたら循環器の症状も改善されたという患者さんも多くいらっしゃいます。
当院では、診察後にクリニックで治療するか転院を勧めるかの見極めをするばあいもあるのですが、専門性が必要で患者さんにとって良いと考えれば、すかさず紹介するようにしています。ただし、どこまで転院を勧めるかは、患者さんとも相談と納得が最優先で、ケースバイケースになり、なかなか難しいところがあります。

これから受診される皆さまへ

野田さくらハートクリニックは、JR・都営三田線「巣鴨駅」から徒歩7分、JR・南北線「駒込駅」から徒歩10分、本郷学園の近くにあり、水曜午前・土曜午後・日曜・祝日を除いて診察しています。
しかも、午前の診療時間は7:30~12:30の5時間、午後は15:00~19:00の4時間と、早朝から夕刻まで9時間開院していますので、出勤・通学前や終業後にも余裕を持って来院していただけると思います。
「脈が乱れた」「血圧が高い」「動悸がする」など、気になる方は来院ください。また、「診療科がわからない」という方も受け入れており、このタイプの患者さんが意外に多いことも特色かも知れません。
かかりつけ医は総合診療医的な側面があり、当院ではホームページにもあるように、循環器内科と一般内科の他に、「すべての科の初期対応」をしており、来院いただければ、適切な病院やクリニックを紹介いたしますので、お気軽にご相談ください。
なお、12月のクリスマスころには、待合室にてパイプオルガンによる演奏会も開催しています。

※上記記事は2018年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

野田 誠 院長 MEMO

総合内科専門医 /循環器専門医

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:山歩き、温泉
  • 好きな本・愛読書:歴史書
  • 好きな映画:サウンド・オブ・ミュージック
  • 好きな音楽・アーティスト:クラシック
  • 好きな場所・観光地:見晴らしの良い所

グラフで見る『野田 誠 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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