新田セントラル内科クリニック

朝倉 琢磨 院長への独自インタビュー

自分の辛かった経験を生かし医師の道へ

子供のころ喘息を患っていて、大人になってから思い返してみれば比較的症状は軽いほうでしたが、辛く苦しい思いもたくさんしました。そんな経験があったので特別意識せずとも、「医師になりたい」という想いは心に強く刻まれました。
医学部へ進学し、その後同大学院で呼吸器やアレルギー疾患を研究。同じように苦しい思いをされているかたがたの手助けが出来ればと考え、小児喘息などの研修も積極的に受け、大学病院や関連病院での勤務を経て、2014年にここ東急多摩川線の武蔵新田駅に開業しました。ごく自然な流れで医学部へ進み、医師になるならば自分のクリニックを持つことを視野に入れ、現実的に考えていました。そして開業するならば、自分が生まれ育った大田区で地域のかかりつけ医として頼っていただきたいと考え、この地を選んだのです。

患者さまと真摯に向き合うことを大切に

開業して4年目となりましたが、おかげ様で近くにお住まいの方にお越しいただいています。年齢層は小学生からご高齢の方まで幅広く。自分が専門とする、呼吸器疾患やアレルギー疾患から一般内科まで幅広く診療しています。
病を根本から解決するために、診察の際には病気以外の色んなことをお話しをすることがあります。例えば「旅行に行くんだ」と言われれば「どこに行くんですか？」とお聞きします。一人ひとりの背景をストーリーとして把握することによって、そこから導き出される治療もあるからです。また、呼吸器やアレルギーの疾患は環境や温度・湿度などに左右されることが往々にしてあるので、寒いところに旅行に行かれるのか、それとも暑いところに行かれるのか、そして飛行機には乗られるか、などを細かくお聞きして起こり得るリスクを配慮したうえで、必要であれば薬を処方したり、旅先での健康管理に必要なことを指導するのも医師の役割だと思っています。

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