山川クリニック
山川 智之 院長の独自取材記事
父のクリニックを継承。地域に寄り添い、進化し続ける整形外科医療を多くの方に
山川 智之 院長ヤマカワ トモユキ
昭和医科大学医学部大学院 修了(医学博士)。昭和医科大学整形外科学講座に入局。以降、昭和医科大学病院、同大学付属東病院、国家公務員共済組合連合会 虎の門病院、いまきいれ総合病院 などにて勤務し、外来・手術を多数経験。2021年3月29日より『山川クリニック』院長に就任(東京メトロ丸の内線「方南町駅」より徒歩7分、京王線「代田橋駅」より徒歩15分)。
身近だった医療の道、そして導かれるように進んだ道
もともと父が医師だったこともあり、医療という仕事は小さい頃から身近なものでした。加えて中学・高校で学んだ生物の授業、とくに免疫など人体の仕組みに触れたことが、「もっと深く知りたい」という興味につながったのを覚えています。そうした背景が重なり、自然と医師を志すようになりました。
研修医としてさまざまな診療科を経験する中で、選んだのが整形外科でした。整形外科の患者さんは患部以外は健康な方も多く、病棟の明るい雰囲気にも惹かれました。加えて、治療後にレントゲンで状態が明確にわかり、良くなった結果が「見える」ことは、大きなモチベーションになりました。
その後は昭和医科大学の医局に所属し、総合病院を中心に診療経験を積み、2021年に父が内科を中心に運営していたクリニックを引き継ぐことになりました。現在は整形外科を中心としながらも、父の代から通われていた内科の患者さんも継続して診療し、地域に根ざした医療を大切にしています。
「理解」と「納得」を大切に
当院では整形外科の患者さんが全体の約8割を占めていますが、生活習慣病など内科的な診療も並行して行い、地域のかかりつけ医としての役割も担っています。整形と内科、どちらにかかるべきか分からない症状で来院される方も多く、その際には診察を通じて適切に判断し、必要に応じて専門医へ紹介するようにしています。
診療において特に重視しているのは、患者さんご自身にしっかりと理解していただくことです。整形外科ではレントゲンなどの画像を用いる機会が多いのですが、専門的な内容はどうしてもわかりにくくなりがちです。そのため模型なども使いながら、できるだけ丁寧に、時間をかけて説明するようにしています。
痛みの原因や身体の状態を理解していただくことで、治療に対する納得感や意欲が大きく変わってきます。なぜ薬を飲むのか、なぜリハビリを行うのかがわからなければ、治療は継続しにくくなります。逆に理解が深まれば、患者さん自身が主体的に治療に取り組めるようになります。そうした意味でも、「わかりやすく伝えること」は診療の根幹と考えています。
超音波・骨粗しょう症・リハビリを有機的に組み合わせたチーム医療
当院の診療の柱は、「超音波」「骨粗しょう症治療」「リハビリテーション」の3つです。これらはそれぞれ独立したものではなく、相互に連携しながら患者さんの状態を総合的に支える体制を整えています。
超音波は診断だけでなく、治療にも活用しています。例えば注射を行う際、患部に正確にアプローチできているかをリアルタイムで確認できるため、安全性と精度が大きく向上します。さらにリハビリの現場でも活用し、筋肉の動きや硬さ、可動性を「見える化」することで、より効果的なアプローチにつなげています。
骨粗しょう症に関しては、単に薬物治療を行うだけでなく、「骨折を防ぐ」ことを最終的な目標に据えています。そのため、転倒予防の観点から筋力強化やバランス改善を目的としたリハビリを組み合わせ、治療と予防を並行して進めています。
こうした取り組みを支えているのが、専門性の高いスタッフです。現在、理学療法士が5名在籍しており、そのうち2名は骨粗しょう症マネージャーの資格を有しています。さらに残りのスタッフは超音波を扱える技術を持ち、それぞれの専門性を活かしながらチームで連携しています。看護師も同様に骨粗しょう症に関する資格を持ち、生活指導や治療説明を丁寧に行う体制を整えています。院内で知識を共有し、スタッフ全体でレベルアップを図っている点も特徴の1つです。
新しい医療への取り組み
当院では、従来の治療に加えて、簡易動注治療や再生医療といった新しい治療法も積極的に取り入れています。いずれも、しっかりとした理論と実績に基づいたものであり、患者さんにとって新たな選択肢となるものです。
簡易動注治療は、炎症によって増えた異常血管に対してアプローチする治療で、痛みの原因そのものに働きかける方法です。特に手・指の関節疾患などに対して効果が期待されており、超音波を用いて正確に動脈内へアプローチする高度な技術が求められます。限られた施設でのみ提供されている治療であり、適切な手技と管理のもとで行うことが重要です。
また、再生医療についても、膝だけでなく肘や指など幅広い部位に応用可能で、組織の修復を促す新しいアプローチとして注目されています。こうした治療は自費診療にはなりますが、「安全性が担保され、効果が期待できるもの」を見極めた上で導入しています。
私自身、常に新しい知識や技術を取り入れる姿勢を大切にしており、それを患者さんへ還元していきたいと考えています。「ここに来れば、最適な治療が受けられる」と思っていただけるようなクリニックを目指し、今後も進化を続けていきたいと思っています。
これから受診される患者さんへ
骨粗しょう症は自覚症状がほとんどないまま進行し、骨折をきっかけに初めて気づくケースが多い病気です。だからこそ、症状が出る前の段階で検査を受け、必要に応じて治療を始めることが大切です。
特に女性の方は、60歳を過ぎたら一度、健診の一環として骨密度の検査を受けていただきたいと思います。早い段階で状態を把握し、適切な対策を取ることで、その後の生活の質は大きく変わってきます。痛みなく、安心して日常生活を送るためにも、「まだ大丈夫」と思わず、一度ご自身の状態を確認していただければと思います。
当院では、骨粗しょう症の治療に加え、再生医療や簡易動注治療といった新しい選択肢もご用意しています。患者さん一人ひとりに合った治療を提案しながら、これからも地域の皆さんの健康を支えていきたいと考えています。
※上記記事は2026年4月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
山川 智之 院長MEMO
- 出身地:
- 東京都
- 出身大学:
- 昭和大学医学部(現:昭和医科大学)
- 趣味:
- ゴルフ、クラヴマガ(イスラエル発祥の近接格闘術)
- 好きなもの:
- ワイン
- 好きな場所:
- 鹿児島
- 好きな言葉・座右の銘:
- 「現状維持は衰退の始まり」
地域の健康を幅広く支える整形外科・内科のかかりつけクリニック
山川クリニックは方南町駅から徒歩7分の立地で通いやすく、整形外科を中心に内科や外科、リハビリまで幅広く対応しています。院長の山川智之は患者の生活全体を考えた診療を心がけ、骨密度測定など専門的な検査も実施。充実したリハビリ機器と安心できる院内環境で、初めての方も相談しやすいクリニックです。
地域の健康を幅広く支える整形外科・内科のかかりつけクリニック
山川クリニックは方南町駅から徒歩7分の立地で通いやすく、整形外科を中心に内科や外科、リハビリまで幅広く対応しています。院長の山川智之は患者の生活全体を考えた診療を心がけ、骨密度測定など専門的な検査も実施。充実したリハビリ機器と安心できる院内環境で、初めての方も相談しやすいクリニックです。