むすび葉クリニック

司馬 清輝 理事長への独自インタビュー

外来診療と在宅医療を柱にした地域密着型クリニック

私は、東邦大学付属高校の出身で、クラスの8割ほどが医歯薬に進むような環境だったんです。そのため、私自身もごく自然な流れで東京医科大学に学び、先輩の影響などもあって呼吸器外科を専門に診療をしてきました。茨城県にある霞ヶ浦医療センターをはじめとした病院で経験を重ね、2005年に六本木駅そばに『むすび葉クリニック』を開設。在宅医療を中心に展開してきた実績をもとに、2015年新たに『むすび葉クリニック 渋谷』を開設しました。地域に根差した医療をおこなっていくためには、在宅医療だけではどうしても補えない部分があります。当院では、内科と皮膚科の外来診療と在宅医療を融合させることによって、患者さん1人1人に寄り添った医療を実践していきたいと思っています。

地域の中の1枚の葉が、重なり、結び合うように

クリニックの名前にある「むすび葉」は漢字にすると「結葉」と書き、葉っぱと葉っぱが重なりあった様子をさす言葉です。1本の木を下から見上げると、生い茂った葉が重なり、結び合って見えますよね。私たち『むすび葉クリニック 渋谷』も、木という地域社会の中の1枚の葉っぱとなって、患者さんやそのご家族、他の医療機関といった葉っぱとつながり、結びつきながら、共に手を取り合って成長していかれたらと思っています。地域にお住いの方々を地域の中で診る、それが本当の意味での地域医療ではないでしょうか。外来診療を大きな柱としながら、必要に応じて患者さんのご自宅を訪れる在宅医療を組み合わせて。小さなお子さんからご高齢の患者さんまで、家族ぐるみ、地域ぐるみのお付き合いをさせていただきたいと思います。

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