宮崎 雅樹 院長
MASAKI MIYAZAKI
快適な空間の中で提供する、街の「respiratory care(呼吸器ケア)」。
慶應義塾大学病院呼吸器内科に籍を置き、各地の病院で研鑽を積む。2016年、京急本線「新馬場駅」より徒歩2分の地に『みやざきRCクリニック』を開院。
宮崎 雅樹 院長
みやざきRCクリニック
品川区/北品川/新馬場駅
- ●内科
- ●呼吸器内科
- ●アレルギー科
友人に誓った想いを胸に、医療の道へ
医師への憧れは子供の頃からのものでしたが、それが現実の目標となったのは、無二の親友の存在があります。私が中学生の頃のことです。友人が病気で入院してしまい、見舞いに訪れた私はその場で、「お医者さんになる」と誓ってしまったのです。彼を前にして、病気というものの辛さを身にしみて感じたところもあったのでしょう。何とかしてあげたいという想いが、その誓いになったのだと思います。
私は学生時代から、町医者になりたいと考えていました。地域の人達に囲まれながら、地元に根差した医療をするのが自分らしいと思っていたのです。地域の人々のさまざまなお悩みの窓口となる存在は、まずもって内科医ということになります。加えて、呼吸器内科の医師は、ニーズが高いにもかかわらず、他科に比べて少ないという現実がありました。私が呼吸器内科を選んだのは、その点に大きなやりがいを感じたゆえのことなのです。
『みやざきRCクリニック』は、2016年10月に開院を迎えました。旧東海道の歴史を感じさせる街並みの魅力と、地域に残る人と人との強い結びつき。人の温かみの感じられるこの場所で開業を迎えられたことを大変うれしく思っています。
開業医だからこそ可能な呼吸器ケアのあり方
クリニックの名称にある「RC」には、「respiratory care(呼吸器ケア)」という意味があります。私は、高度医療機関とは異なる、開業医ならではの「呼吸器ケア」のあり方があると思っています。1つには、これまでの経験をより生かしていくという方向。在宅酸素療法は、その良い例かもしれません。
在宅酸素療法は、呼吸不全を抱えた方に必要な治療ですが、その方々が病院の待合室に長時間座っているのは、あまり好ましいことではありません。高度医療機関の先生方と同じスキルを有する人間がクリニックにいることで、フットワーク軽く対処することが可能になりますし、場合によっては往診もおこなえることになります。
小回りの良さと、呼吸器内科医ならではの瞬発力を生かした専門性の両立させ、新しい形の「呼吸器ケア」を提供していければと考えています。
ワンストップで可能な「呼吸器ケア」
当クリニックにおける「呼吸器ケア」の柱と考えているのが、アレルギー疾患と睡眠時無呼吸症候群への対応です。喘息を始めとするアレルギー疾患は、呼吸器を代表する疾患と言えるでしょう。クリニックでは、呼気中の一酸化窒素を計測できる機器を導入しており、当日院内で検査結果がわかります。これにより、気管支ぜんそくにおける炎症の程度をその場で測れるようになっています。またこの他にも、減感作療法や抗体療法など、アレルギー疾患に関する、より踏み込んだ専門的な治療をおこなえる体制を敷いています。
睡眠時無呼吸症候群は、従来、簡易検査をおこなったあとは、入院設備のある医療機関に足を運び、1泊2日の検査入院が必要でした。当クリニックでは、この精密検査やその後の治療も含めて、全ておこなえるようになっています。日中の眠気やいびきなどの自覚症状のある方は、睡眠クリニックとしてもご利用ください。
実体験に基づいた予防医学の提供
『みやざきRCクリニック』では、予防医学にも力を傾けていきたいと考えています。先程お話しした睡眠時無呼吸症候群も、実は予防医学の筆頭に位置づけられるものです。この病気は短期的には大きな影響はなくとも、それが毎日続くことで、生活習慣病などのリスクを引き上げることにつながっていきます。逆を言えば、睡眠時無呼吸症候群を治療することで、血圧が改善したり、コレステロール値や血糖値が下がるといった方もいらっしゃるのです。
肥満が万病の元であるという認識は、みなさん、お持ちではないでしょうか。私は数年前にダイエットを始め、20キロの減量に成功した経験を持っています。ダイエットに魔法はありません。しかし、栄養の摂り方に少し気を配っていただき、ちょっとした運動を日常生活に取り入れることで、身体は確実に変わっていくのです。他とは一線を画す、医者が唱える大真面目なダイエット。ゆくゆくは健康講座という形で、みなさまに提供していければと思っています。
これから受診される患者さんへ
「RC」にはもう1つ、「relax(リラックス) + comfortable(快適な)」という想いが込められています。病気にならないに越したことはありませんが、残念ながら病気になった際、できるだけ快適に過ごしていただけるよう、クリニックではさまざまな工夫をこらしました。お茶やコーヒーの用意もその1つであり、カフェにいらした時のように、少しでも寛いでいただければと思います。
医療機関で“おもてなし”はそぐわないかもしれないのですが、根本にはその精神を持ってスタッフのみんなが患者さんに対応していきます。健康に関することなら、なんなりとご相談ください。病気でしんどいけれど、「ここに来て良かった」と思っていただけるようなクリニックを目指していきます。
※上記記事は2016年10月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
宮崎 雅樹 院長 MEMO
呼吸器専門医
- 出身地:栃木県
- 趣味:食べ歩き、ドライブ
- 好きな本:『老人と海』、『下町ロケット』
- 好きな映画:ニュー・シネマ・パラダイス
- 好きな言葉・座右の銘:一期一会、初志貫徹
- 好きな音楽・アーティスト:クラシック(ハカセタロウ)、井上陽水
- 好きな場所:露天風呂/マレーシア「父の仕事の関係で、幼いころから何度も足を運んでいました。本当に素晴らしいところです」
グラフで見る『宮崎 雅樹 院長』のタイプ
穏やかでやさしく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかでやさしく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION
みやざきRCクリニック
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