あおい小児科

田中 晶子 院長への独自インタビュー

人との関わりが持てるような、誰かの役に立てるような仕事がしたい

人との関わりが持てるような、誰かの役に立てるような仕事がしたいと思っていました。それと、私の父が自宅で開業していて、子供の頃から病院で遊んでいたりして、この仕事がとても身近だったからだと思います。
小児科医を選んだのは、まずは子供が好きだったということ。それから、私がとても尊敬する先生が小児科にいらっしゃったので、先生に教えを請いたいと考えたのです。大学病院時代はハードではありながらも、充実した日々を過ごせていました。そのまま大学に残り、第一線の医療を担い続けることも選択肢ではありましたが、自分の性分も考え、違う道を選択することを考えるようになりました。仕方のないことですけれど、病院は非常に忙しいものですから、大事なことだけを伝え、とにかく重症の患者さんから診ていくことが優先されます。私はそれに対し、子育ての苦労や些細なように思えるちょっとした悩み事を、お母さん達と話していきたいと考えたのです。
『あおい小児科』は2011年に開院いたしました（東急東横線・都立大学前駅より徒歩2分）。
開業してみてわかったことですが、この辺りは子育てに熱心なご家族が多いですね。うちのクリニックにはお母さんだけではなく、お父さんもよく子供をつれて来てくれます。地域性でしょうかね、ご家族で子供を見ていくという文化が根付いてる地域のように思います。

みなさんが抱える不安や悩みについてお話ししていただければ

お待ちになっている患者さんがいらっしゃいますから、どうしても時間は限られることになりますが、その中でできる限り、みなさんが抱える不安や悩みについてお話ししていただければと思っています。病気のことはもちろん、子供のちょっとしたことを聞ける相手がいなくて、悶々とされている方はたくさんいらっしゃいます。それをここでお話しいただくことで、少しでも気持ちが楽になっていただけたらと思うのです。
やはり、大変なのはお母さんですから。子供の病気を診ることは当然のこととして、微力ですが、お母さん達の助けになってあげられたらと思っています。

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