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越田 容子 院長

YOKO KOSHIDA

同じ女性として、女性特有の症状に対する診療に力を入れていきたい。

大学、大学院を卒業後、勤務医として健康管理センターに在籍、さまざまな病気の診療や生活習慣病の改善・指導などに従事した後にクリニックでの院長経験を経て、千歳船橋駅から徒歩1分の場所に『こしだ内科クリニック』を開業

越田 容子 院長

越田 容子 院長

こしだ内科クリニック

世田谷区/桜丘/千歳船橋駅

  • ●内科
  • ●消化器内科
  • ●腎臓内科
  • ●糖尿病内科
  • ●代謝内科
  • ●内分泌内科
  • ●乳腺外科

「女医が増えればきっと社会の役に立つ」という想いで進んだ医師の道。

越田 容子 院長

医師のなかには、子どもの頃から強く憧れて、早くからこの道を志したという方も少なくないと思いますが、私の場合はそうした憧れの気持ちというのはあまりありませんでした。むしろ血を見るのも怖いくらいで、「自分には絶対に向いていない」と思っていたくらいなんですよ(笑)。ですが、祖母と母からは「将来は社会の役に立つ仕事に就きなさい」とよく言われていましたし、せっかく大学に行かせてもらえるのなら、そうした願いを汲むことも大事だと考えて医学部に進学しました。あとは私自身の経験上、女性が病院にかかるときは、同性である女医さんの方がいろいろと相談もしやすいですからね。医師の道を志した背景には「女医が増えればきっと社会の役に立つ」という想いもありました。
大学と大学院を出たあとは、しばらく勤務医として過ごしましたが、健康管理センターに在籍していた事が多く、検診にいらした方々の検査結果の確認や、さまざまな病気の診療や生活習慣病の改善・指導などに従事しました。その後、クリニックでの院長経験を経て、今年(2015年)の1月に、小田急線の千歳船橋駅から徒歩1分のところにあるこの場所に、内科・乳腺外科・消化器内科・腎臓内科・糖尿病・代謝内科・内分泌内科を標榜する『こしだ内科クリニック』を開業しました。

同じ女性として、女性特有の症状に対する診療に力を入れる。

越田 容子 院長

前の職場が、閉院することになった時に、受診されている方から「ぜひ近所で開業してほしい」という声をたくさん頂戴しまして、この場所に新たにクリニックを構えて引き続き地域の皆様の診療にあたらせていただいています。
他にも「これから更年期という大変な時期を迎えるのに、先生がいなくなっては困る」という切実な声がありました。同じ女性として何とか力になって差し上げたいという想いもあり、これまで培ってきた女性内科の経験を活かして、女性特有の症状に対する診療にも力を入れています。女性特有の症状は更年期に関する諸症状のほかにも、骨粗鬆症や貧血や脂質異常症、あるいは喘息なども大人になると女性の方がかかりやすくなります。便秘ひとつ取ってもそうですが、女性特有の症状は生理の周期などと関係していることもあって、男性の医師にはなかなか相談しにくいもの。そうした患者さんにとって、女医が院長を務める当院が、気軽に何でもご相談できる窓口・きっかけのような存在になれば嬉しいですね。

ふらりと立ち寄っていただけるような体制で、検診や指導を積極的にすすめたい。

越田 容子 院長

私自身、大学院にいた頃は病理学や診断学について専門的に学び、卒業後は健康管理センターに長く身を置いていましたので、検診や指導を積極的にすすめたいと思っています。
検診というと、通常の病院では「完全予約制」であることが一般的かと思います。しかし、女性の場合は体調も周期的に変化しますし、前もって予約していただくというのは、口で言うほど簡単なことではありません。そこで当院では、体調が良いとき、買い物のついでにふらりと立ち寄っていただけるように、食事さえ抜いていただければ予約なしでも検診を受診できるような体制を整えています。
また、健康診断だけでなく、急性・慢性を問わずさまざまな疾患に応じた各種検査も広く行っています。なかでも、採血による炎症反応検査や貧血検査、糖尿病のコントロールの指標もあるHbA1c値(ヘモグロビンA1c)あるいは血管年齢に関する検査などは、一般的な内科医院ではなかなか受診できないので、検査に力を入れている当院ならではと言って良いと思います。そのほかにも、腹部・乳腺・頸動脈・甲状腺の超音波検査や、24時間血圧計・心電図計を用いた検査なども受診していただくことができます。早いものでは、その日のうちに結果をお伝えできる検査などもございますので、ご希望の方はお気軽にお申し付けください。

受診される方に少しでも居心地良くお過ごしいただけるように。

検診や検査を受診するのは主に義務感からであり、それ自体を楽しみにしている方というのは、まずいらっしゃらないでしょう。また通常の診療に関しても、患者さんは体調が悪いなか、仕方なくそれでも何とか頑張って病院まで来てくださっているわけです。そんなときに病院で不快な思いをされたら、「弱り目に祟り目」と言いますか、まさに災難以外の何物でもありません。そのようなことがないように、当院ではスタッフ一同、受診される方に対する接遇は十分に心を配るとともに、院内の内装や音楽、アロマなどにもこだわることで、受診される方に少しでも居心地良くお過ごしいただけるように心がけています。
もう一点は、患者さんに対する共感の姿勢を大切にすることです。人間の身体は生身ですので、当然、加齢とともに衰えたり悪い部分が出てきたりします。それを「年齢のせい」だと片付けるのは簡単ですが、「それでも何とかしてほしい」と思うのが患者さんの正直なお気持ちでしょう。もちろん、すべてを完璧にすることはできませんが、より良い着地点を目指して患者さんと一緒になって治療を進めて行く、そして患者さんの立場に立ってアドバイスをさせていただく、そうした共感の姿勢はとても大事にしています。

これから受診される患者さんへ。

女性特有の症状における診療や、病気の早期発見・早期治療につながる検診・検査を中心にお話しさせていただきましたが、当院はあくまでも「内科クリニック」です。風邪を始めとした一般的な内科の症状も幅広く診させていただいていますし、もちろん男性の患者さんも大歓迎です(笑)。
併せて当院では、生活習慣病の改善指導にも力を入れています。生活習慣病には自覚症状がありませんので、定期的な健康チェックが大切です。また、生活習慣病は慢性疾患とも言われるように、その治療は長期にわたります。万が一治療が不充分ですと例えば、糖尿病の場合、通院していても失明などの合併症を引き起こす危険性もあるので注意が必要です。
糖尿病内科と乳腺外科は専門外来の日時を特別に設けて、通常の内科とは別の診察室にて診療を行っています。そうした併診体制を採ることにより、患者さんのお話を時間をかけてじっくりとお伺いするとともに、より丁寧な検査・診療が可能となっています。
当院は開業したばかりのまだ新しいクリニックですが、長期的な視点に立ったうえで地域の皆様の健康管理に携わらせていただきたいと思っています。何かお困りのことがありましたら、どうぞお気軽に当院までご相談にいらしてください。

※上記記事は2015.3に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

越田 容子 院長 MEMO

総合内科専門医 /外科専門医 /腎臓専門医 /透析専門医 /糖尿病専門医 /乳腺専門医

  • 出身地:東京
  • 趣味:ガーデニング、読書、本屋めぐり
  • 好きな本:オールジャンル(ホラー、ミステリー除く)
  • 好きな映画:ほのぼの系の作品
  • 好きな言葉:誠心誠意
  • 好きな音楽:オールジャンル
  • 好きな場所:海、温泉

グラフで見る『越田 容子 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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