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副田 敦裕 院長

ATSUHIRO SOEDA

「安心して出来る育児」をサポートしていきたい。

大学卒業後、国立大蔵病院小児科に勤務の後、新生児医療や障害児医療を学んだ後、講師として大学病院で勤務医を経験、その後勤務医として様々な研鑽を積み、現在「上町駅」より徒歩1分の『世田谷子どもクリニック』に院長として診療を行う。

副田 敦裕 院長

副田 敦裕 院長

世田谷子どもクリニック

世田谷区/世田谷/上町駅

  • ●小児科
  • ●アレルギー科

未来ある子どもたちのサポートをしていきたい。

副田 敦裕 院長

医学部を卒業した後に、循環器内科で研修をしていたんです。そのなかで、たまに子どもたちを診ることがありました。子どもたちには未来があります。この未来ある子どもたちのサポートをしていきたいという思いが湧き出てきましてね。一度長崎に帰ったのですが、すぐに東京に戻ってきまして、国立大蔵病院(現:国立成育医療センター)の小児科に勤務。その後、都立荒川産院で新生児医療を、都立北療育園で障害児医療を学び、東京慈恵会医科大学で助手、講師として大学病院で勤務医を務めました。同大学には、小児科における神経系の発達についての研究で高名な前川喜平教授もいらっしゃって、さまざまなことを学ぶことができました。
NICU(新生児集中治療室)で長く働いていましたが、働いていたときは、1000g未満で生まれた小さな赤ちゃん達のケアにも携わっていました。国立大蔵病院、都立母子保健院、都立広尾病院、保健医療公社多摩南部地域病院などでの未熟児新生児科・小児科勤務を経た後、平成26年から『世田谷子どもクリニック』に勤務し、7月にクリニックを継承し院長として診療を行っています。

「夜尿症」「アレルギー」「けいれん(ひきつけ)」を3つの柱として。

副田 敦裕 院長

主な診療内容として3つの柱があります。「夜尿症」「アレルギー」「けいれん(ひきつけ)」です。
「夜尿症」は、小学校へあがってからも「おねしょ」が見られる場合に、「夜尿症」としてしっかり治療する必要があります。小学校では泊りがけの行事も増えます。そのとき慌てないように、早期から治療に取りくんでおきましょう。
「アレルギー」については、喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、花粉症、食物アレルギーなどの治療を行っています。花粉症は、スギ花粉舌下免疫療法を取り入れて、根本的に治していきます。また、食物アレルギーについては、血液検査等に加えて食物経口負荷試験をして判断します。保育園などに預ける前に検査にいらっしゃることもあります。きちんと把握しておけば、給食に対応することもできますよ。
「けいれん(ひきつけ)」の診断には、脳波検査や血液検査なども行っています。熱が高いときや、ごくまれに起こるけいれんはさほど心配ないのですが、熱がないのにけいれんが起きる、年に何度も熱性けいれんが起きるなどの症状があれば、受診していただくことをおすすめします。

子どもと仲良く話をすること。

副田 敦裕 院長

診察の時は、子どもの話をよく聞いてあげるようにしています。仲良く話をすること、これが大切です。例えば、「何をして遊んだの?」など。子どもは、自分が好きなこと、知っていることを話すのが大好きです。そうした時間を丁寧に持つことで、子どもの緊張感もほぐれていきます。また、その様子を見ると、お母さんも安心して下さいますね。
お母さんに対しては、仮に、環境から影響を受けて、なんらかの症状がでていたとしても、それについて「いい」「悪い」ということはありません。生活の状況をお聞きして、何に悩んでいらっしゃるかをヒアリングする。その上で、どういう治療が必要かをお伝えしています。

産まれたばかりのころからのお付き合いで小さな変化や心配事に気付ける関係に。

一般小児科、夜尿症、アレルギー、けいれん(ひきつけ)などの診察の他に、乳幼児健診や予防接種にも力を入れていきたいと思っています。年々、接種可能な予防接種が増えてきています。それをどのようにスケジューリングしたらよいか分からなくなるのではないでしょうか。お子さまを連れてきて下さった時点から考えてプランニングをすることで、接種漏れを防ぐことができますし、お母さんが1人で頭を抱えなくても済みます。予防接種や乳児健診などをおこない、産まれたばかりのころから診ていくことで、体質、性格、環境などを早くから把握することができます。すると、ちょっとした変化にも気づけたり、心配ごとに気が回ったりすることがあるので、小さな頃からそういった関係を築けていけると嬉しいですね。子どもさんの成長がなによりの楽しみですから。「大きくなったなあ」と自分の子どものように思えるんです。

これから受診される患者さんへ。

当院は、子どもさんとその家族のみなさんが、健やかな生活が送れるようにサポートする役割を担っていきたいと思っています。近年は育児の形態も変わってきて、お母さんとお子さんが対面で話をしたり、遊んだりすることが少なってきているように思えます。そうかといって、お母さん方が「遊んであげなきゃ」と固く考えすぎることはありません。お母さんは「楽しい気持ちを子どもと共有する」ことが大切で、一緒に笑っているだけでも十分です。もし、心配事があるのでしたら、遠慮なく相談にいらしてください。症状や治療には個人差がありますので、一緒にゆっくり考えていきましょう。
当院では「安心して出来る育児」をサポートしていきたいと思っています。

※上記記事は2015年1月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

副田 敦裕 院長 MEMO

小児科専門医

  • 出身地:長崎県
  • 趣味・特技:自宅でゆっくり
  • 好きな言葉もしくは座右の銘:人を想う
  • 好きな音楽:若い時は陽水や拓郎を聞いていました。
  • 好きな観光地:九十九島(西海国立公園)、佐世保

グラフで見る『副田 敦裕 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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