おきつ医院

中上 由美子 院長の独自取材記事

中上 由美子 院長

地域に根ざし、予防から看取りまで、お一人おひとりを一貫して支える医療を

中上 由美子 院長ナカウエ ユミコ

奈良県立医科大学医学部 卒業。奈良県立医科大学附属病院 脳神経外科に入局。奈良県救命救急センター 医員を経て、パリ大学付属ラリボワジエ病院に勤務。帰国後、千葉徳洲会病院、鹿児島徳洲会病院 脳神経外科にて、脳神経外科、離島医療に携わる。その後、横浜新緑病院、古河病院で回復期リハビリ病棟専従医を務め、古川橋病院、ライフクリニックで訪問診療に従事。2025年7月1日より、『おきつ医院』理事長兼院長に就任(西武新宿線「鷺ノ宮駅」北出口より徒歩1分)。

自立への思いから始まった医師としての道

中上 由美子 院長

私が医師を志したのは、女性として社会の中で自立し、社会に貢献しながら長く働き続けられる職業だと考えたからでした。当時は、女性は早く結婚して家庭に入るという考え方もまだ根強く、大学進学のためにわざわざ勉強をしなくてもよいという空気もありました。そうした中で、自分の力で生きていくためには何ができるかと考え、医師という道を選びました。

脳神経外科に進んだのは、あえて難しい分野に挑戦したいという思いがあったからです。今振り返ると、当時の社会的な価値観や、身近な環境に対する反発心のようなものもあったのだと思います。大学病院の脳神経外科医局に入った後は、医局の方針で、はじめに一般外科と麻酔科と救急科の医局で研修をさせられました。当時は脳外科の研修に専念できないことに戸惑いもありましたが、結果として幅広い視点を身につけることができ、現在の診療の土台になっています。

その後、フランスの病院で勤務する機会を得て、海外の医療を実際に体験しました。医療の水準自体は大きく変わらないと感じましたが、医師の働き方には大きな違いがあり、日本の医療のあり方について考えるきっかけにもなりました。帰国後は大学を離れ、地域の基幹病院でより実践的な医療に携わり、離島医療にも関わるなど、さまざまな現場を経験してきました。

急性期医療に始まり、その後は回復期リハビリテーション、さらに在宅医療へと関わる中で、患者さんの人生は治療の一時期だけではなく、その後も続いていくものだということを実感しました。そうした経験の積み重ねが、「予防から看取りまで一貫して支えたい」という思いにつながり、ご縁をいただいてこの地で承継開業することになりました。

お一人おひとりの人生に寄り添う医療

中上 由美子 院長

当院には、生活習慣病を抱える中年期の方から、ご高齢で複数の疾患をお持ちの方まで、幅広い患者さんが来院されます。そして、通院が難しくなった方には訪問診療へと移行し、生活の場で医療を提供しています。

私が目指しているのは、病気を単発の出来事としてではなく、その方の人生の流れの中で捉える医療です。例えば、生活習慣病の段階から関わることで、脳卒中や心疾患といった重い病気の予防につなげることができますし、その後の認知症予防や在宅医療へと自然に関わっていくことができます。

また訪問診療では、外来とは異なり、ご家族との関係性や住環境、生活背景まで含めて見ていく必要があります。単に診断して治療するだけではなく、その方にとってどのような生活が望ましいのかを考え、環境調整やご家族への助言も含めて関わっていく。正解が一つではない分、難しさもありますが、その方にとって最も良い形を探していくことに大きなやりがいを感じています。

複数の専門医による、地域で完結できる安心と利便性のある医療

中上 由美子 院長

当院では私の専門である脳神経領域に加え、消化器や循環器など、複数の専門医が連携して診療を行っています。この体制は先先代の頃より受け継がれてきたもので、地域の中で総合的な医療を提供できる点が大きな特徴です。

ご高齢の方にとって、大きな病院で長時間待ったり、複数の科を受診したりすることは大きな負担となります。その点、身近な場所で必要な検査や診療を受けられることは、身体的にも精神的にも安心につながると感じています。実際に消化器領域では内視鏡検査による早期発見が可能となりますし、循環器の診療においても日常的な管理から専門的な評価まで対応しています。すべてを大病院に任せるのではなく、地域の中で完結できる医療を提供することで、患者さんが無理なく継続的に医療を受けられる環境を整えていきたいと考えています。

頭痛への専門的アプローチ

頭痛は非常に身近な症状でありながら、適切な治療につながっていないケースが多いと感じています。実際に、市販薬で我慢している方や、効かなくなってもお薬を飲み続けている方が少なくありません。中には、お薬の使い過ぎによってかえって頭痛が悪化してしまう場合もあります。

頭痛はきちんと原因を見極めることで、症状の改善が期待できる疾患です。例えば、頭痛が原因で学校に通えなかったお子さんが、治療によって通学できるようになったケースもあります。周囲からは理解されにくい症状ですが、適切に対応することで生活の質を大きく向上させることができます。

これまで頭痛外来に携わる中で、多いときには1日に50人ほどの患者さんを診てきました。特に若い女性の患者さんが多く、日常生活に支障をきたしながらも、どこに相談すればよいかわからずに悩んでいる方が多い印象があります。頭痛は治らないものではなく、現代の医学では十分に改善が可能ということも積極的に発信していきたいと考えています。

これから受診される患者さんへ

『おきつ医院』では、一般的な内科診療から専門的な医療まで、幅広く対応しています。頭痛や消化器、循環器といった専門的な分野に加え、訪問診療も行っており、患者さんの状況に応じた医療を提供しています。

大切にしているのは、気軽に受診していただける環境づくりです。どんな些細な体調の変化でも構いませんので、遠慮せずにご相談いただきたいと思っています。症状の背景にある原因を一緒に考え、少しでも安心して生活していただけるよう支えていきたいと考えています。

地域の中で、予防から治療、その後の生活までを一貫して見守る存在として、これからも丁寧な医療を続けてまいります。

※上記記事は2026年4月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

中上 由美子 院長MEMO

出身地:
広島県
出身大学:
奈良県立医科大学
趣味:
ヨガ、ピラティス
好きなこと:
旅行
好きな観光地:
ヨーロッパ
座右の銘:
「一期一会」

脳神経外科の専門性を生かし、幅広い内科診療で地域の健康を支える医院

おきつ医院は鷺ノ宮駅から徒歩1分の場所にあり、内科を中心に脳神経内科や消化器、循環器など幅広い診療に対応しています。脳神経外科医として経験を重ねてきた中上由美子医師が、専門性を生かしながら地域のかかりつけ医として患者一人ひとりに寄り添った診療を実践。内視鏡や超音波などの検査設備も整え、往診や訪問診療にも対応するなど、地域の健康を継続的に支えています。

電話

03-3339-2865

所在地

東京都中野区鷺宮3-20-4 鷺宮医療ビル 2階・3階

駅名

  • 鷺ノ宮駅

駐車場

近隣にコインパーキングあり

WEB

https://okitsu-iin.jp/

特徴

駅徒歩5分以内 / 在宅診療(訪問診療・往診) / 女性医師在籍 / 男性医師在籍 / マイナンバーカード保険証利用 / 健診・検診 / 日本脳神経外科学会脳神経外科専門医 / 日本抗加齢医学会専門医

脳神経外科の専門性を生かし、幅広い内科診療で地域の健康を支える医院

おきつ医院は鷺ノ宮駅から徒歩1分の場所にあり、内科を中心に脳神経内科や消化器、循環器など幅広い診療に対応しています。脳神経外科医として経験を重ねてきた中上由美子医師が、専門性を生かしながら地域のかかりつけ医として患者一人ひとりに寄り添った診療を実践。内視鏡や超音波などの検査設備も整え、往診や訪問診療にも対応するなど、地域の健康を継続的に支えています。

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