早川浩太郎皮膚科

前田 佑一郎 院長への独自インタビュー

父の背中を追い、医師の道へ

私は父をはじめ親族にも医師の多い家系に生まれましたが、不思議と医師を目指しなさいと言われたことはありませんでした。医師としての忙しい業務を知っているからこそ、息子には好きな仕事を選んで欲しいという思いがあったのかもしれません。
しかし、病状に悩んでいる患者さんが笑顔になって帰られる医師という職業に幼いときから尊敬の念を抱いていたのも事実です。中学、高校と進学するにつれて、だんだんとその思いは強くなり、最終的には自分も医学の道を志しました。

老若男女問わず診療できることが魅力。皮膚科医へ。

私は幼いときから年下の子どもの相手をすることが得意だったので、医学部に進学後は「あなたは小児科が向いている」と親族や友人からはよく言われました(笑)。実際に子どもは好きでしたし、将来は大学病院などの大きな病院にいるときでも老若男女含めた幅広い年齢層の患者さんたちの手助けができる科に進みたいと考えていました。
研修病院では内科・外科研修に加えて小児科や眼科、皮膚科を選択し、最終的には目で見た瞬間に的確な診断を下す先輩医師の姿に憧れて皮膚科医になりました。入局後は皮膚科学の奥深さに魅了され、大学院へ進学し博士号を取得しました。
皮膚科医は乳児期の乳児湿疹やオムツかぶれ、小児期のアトピー性皮膚炎や円形脱毛症、思春期になればニキビや肌荒れ、老年期になれば乾燥肌や皮膚悪性腫瘍の出現などすべての年代に発症しうる皮膚疾患に精通している必要がありますが、その分やりがいもあります。当院では皮膚科専門医の在籍するクリニックとして、学会参加や最新論文を通して常に適切な医療を患者さんに提供するように努めています。

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