大高 正雄 院長
MASAO OTAKA
地域に根差して半世紀あまり
循環器を中心に質の高い小児医療を実践
大学卒業後、順天堂大学医学部附属 順天堂医院の小児科に入局し、小児医療の現場を幅広く経験。大学病院や関連病院で研鑽を積むなか、とくに循環器系の疾患について知識を深める。現在は「戸越銀座駅」徒歩10分の場所にある『大高小児科醫院』の2代目院長として日々の診療にあたる。
大高 正雄 院長
大高小児科醫院
品川区/西中延/荏原中延駅
- ●小児科
父と同じ小児科医になり、循環器を専門に
父が『大高小児科醫院』を開設したのは1958年のことで、私は2代目の院長ということになります。小さな頃から父の姿を見てきましたから、何となく「将来は自分も」という気持ちをもっていたように思います。
獨協医科大学に入学してからは入部したアメフトに一筋でした。卒業直前には整形外科やリハビリテーションの分野に興味をもっていたのですが、父の診療所を継ぐことを考えると、小児科を勉強しなければと考えまして(笑)。実際に、病院実習で全診療科をまわってみると、子供たちは素肌も瞳もキラキラと輝いて、愛らしく感じられたんですよ(笑)。それ以来、父の母校である順天堂の小児科にに入局し、小児科を専門に研鑽を積み、とくに循環器系の疾患について知識を深め、スキルを磨いてきました。
新しくもどこか懐かしい、バリアフリーに配慮した院内空間
開業においては、私が中学時代まで過ごした地元を考えていました。しかし、高齢を理由に父がリタイアを決めたとき、私はすぐにこの診療所に戻ることができませんでした。そのため、残念ながら診療を続けることができず、診療所を閉めていた時期もありましたが、約10年のブランクを経てようやく診療を再開することができました。
施設のリニューアルにあたって大きく変わった点は、院内の広さと入口までのアプローチでしょうか。いちばん気になっていた醫院前の階段をスロープにすることで、ベビーカーをご利用の方にも安心してご来院いただけるようになりました。また、これまでの倍ほどの広さになった院内には待合スペースを広く設けましたので、ご兄弟をお連れの方、ご家族揃ってご来院いただく場合にも、ゆっくりお過ごしいただけるかと思います。「父の診療所が時を重ねたら、こんな雰囲気になるかな?」と、考えながら整えた院内には、木目調のやわらかな雰囲気が漂います。地域の方々に親しまれ、診療を続けてきた「父の歴史」のようなものを感じていただけたら嬉しいです(笑)。
地域に根差したクリニックとして、患者さんの最初の「窓口」に
ここは「駅からすぐ」という立地ではない分、患者さんは近隣にお住いの方が中心になります。父が診療していたお子さんが成長してママになり、ご自分のお子さんを連れていらっしゃったり(笑)。患者さんも私も親子2代にわたるお付き合いというケースもあって、やりがいを感じることが多くあります。
当院は、地域に根差したクリニックとして、何かあったときに最初にご相談いただけるような「窓口」的な存在でありたいと思っています。最先端の医療を行うわけではなく、何か一つの分野に特化するということでもなく。地域の皆様に安心して子育てをしていただけるように、子供たちの健康をしっかりサポートしたいと思います。とくに私は、大学で循環器内科を専門にしておりましたので、心臓の病気については超音波検査などをはじめ、質の高い医療をご提供できるものと考えています。お子さんの症状について保護者の方に分かりやすくご説明することはもちろん、必要だと判断した場合には大学病院などへご紹介いたしますのでご安心ください。
子供たちの目線にあわせて、子供中心の医療を実践
診療の際に心がけていることは、「子供たちの顔をみる」ということでしょうか。症状や治療法については保護者の方にお話をすることになりますが、治療の主役である子供たちを置き去りにすることなく、子供たちを中心にした医療を実践したいと思っています。注射で泣いてしまうお子さんには、「ごほうびシール」をチラつかせながら(笑)。治療を頑張ったごほうびにちょっとしたプレゼントを用意するなどして、それぞれの月齢にあわせたコミュニケーションを大切にしたいと考えています。
人間には本来、自分で病気を治せる能力が備わっていて、私たち医師はその力をほんの少しサポートしてあげることが仕事です。さすがに診療をしたその日、次の日と、急激な回復は望めませんが、子供たちが苦しむ期間を少しでも短くしてあげることができたらと考え、努力をしているつもりです。乳・幼児期にたくさん病気と闘うことで、免疫力が高まり、健康な体へと成長していくものです。保護者の方に対しても難しい専門用語などを使わず、分かりやすい言葉で丁寧にお話することを心がけておりますので、何かあったときは「行ってみよう」と、当院のことを思いだしていただきたいです。
これから受診される患者さんへ
『大高小児科醫院』は、東急池上線「戸越銀座駅」から歩いて10分ほどの住宅地にあります。平日は朝8時半から診療を行っているほか、Web経由のご予約も受け付けていますので、お子さんの体調に気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
※上記記事は2016年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
大高 正雄 院長 MEMO
- 出身地:東京都
- 好きな雑誌:車の雑誌など、Lightning (ライトニング)
- 好きな映画:RUDY、スターウォーズ、エイリアン
- 好きな言葉:当たって砕けろ
- 好きな音楽:ロック
- 好きな場所:自然のあるところ、バリ島、スリランカ
- 趣味:サーフィン、模様がえ
- 好きなスポーツ:アメリカンフットボール
グラフで見る『大高 正雄 院長』のタイプ
穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION
大高小児科醫院
大高 正雄 院長
品川区/西中延/荏原中延駅
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- 医師の声1件
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