聖蹟トータルクリニック

加瀬 晃志 院長の独自取材記事

加瀬 晃志 院長

診断から治療、その先まで。外科医としての経験を生かし、トータルで地域の健康を支えていく

加瀬 晃志 院長カセ コウジ

福島県立医科大学 卒業。同大学附属病院初期研修医を経て、同大学附属病院 器官制御外科(消化器・乳腺・甲状腺内分泌外科)入局。以降、公益財団法人 星総合病院(外科)、福島県立医科大学附属病院(消化管外科)、公益財団法人 湯浅報恩会 寿泉堂綜合病院(外科)にて診療に従事。日本医科大学多摩永山病院 消化器外科 助教を経て、2026年5月、『聖蹟トータルクリニック』を開院(「聖蹟桜ヶ丘駅」から徒歩2分)。

幼い頃の原体験を胸に、地元で医療を届けるまで

加瀬 晃志 院長

小さい頃は身体が強いほうではなく、3歳か4歳の時には腸重積で入院した経験があります。その時に診てくださった小児科の先生が、とても優しく接してくれたことを今でも覚えています。さらに、小児ぜんそくでも長く通院していましたから、自然と「自分もこういう仕事をしたい」と思うようになっていきました。小学校の卒業文集にも「医師になる」と書いていましたし、そこから気持ちが揺らぐことは、ほとんどありませんでしたね。

福島県立医科大学を卒業後は、器官制御外科に入局しました。当時はまだ“ナンバー外科”の色合いが残っていて、消化器だけでなく、乳腺や甲状腺なども幅広く診療していました。関連病院でもさまざまな疾患を経験し、消化器外科、大腸外科を中心に、乳腺・甲状腺診療にも継続して携わってきました。
中で大きな転機になったのが、星総合病院で出会った乳腺・遺伝診療の先生の存在です。遺伝性乳がん卵巣がん症候群など、遺伝性腫瘍の患者さんを数多く経験させていただき、そこから遺伝診療にも深く関わるようになりました。外科医として手術をするだけではなく、その背景にある家族歴や将来への不安まで含めて診ていくことの大切さを学んだように思います。

2023年からは日本医科大学多摩永山病院に勤務し、地元である多摩地域へ戻ってきました。そして2026年5月、『聖蹟トータルクリニック』を開院しました。幼い頃から過ごしてきた地域で、自分の培ってきた経験を還元したい。その思いが、開業の大きな原動力となりました。

乳がん検診をもっと身近なものに

加瀬 晃志 院長

クリニックの柱となるのが、乳がん検診と内視鏡検査です。乳がん、食道がん、胃がん、大腸がんは、早期に見つけることができれば、予後はより希望の持てるものになります。だからこそ、「症状が出てから」ではなく、その前の段階で医療につながっていただきたいと考えています。
研修医時代、まだ小さなお子さんを抱えた乳がん患者さんを担当したことがありました。その経験は今でも強く印象に残っており、若い世代でも乳がん検診は大切なのだと、改めて実感した出来事でした。

一方で、乳がん検診には心理的なハードルもあります。特に男性医師への抵抗感をお持ちの方も少なくありません。そのため当院では、マンモグラフィーの撮影を女性技師が行い、さらに木曜と土曜午前には“レディースデイ”を設けています。女性の患者さんだけが来院される環境にすることで、少しでも安心して受診していただけるようにしました。また、内視鏡検査もレディースデイで受けていただけます。検査着や周囲の視線が気になるという方でも、落ち着いて検査を受けていただけると思います。

聖蹟桜ヶ丘周辺には、乳がん検診を受けられる施設が限られています。だからこそ、この地域で乳腺と内視鏡の両方を一つのクリニックで完結できる体制を整えることに、大きな意味があると感じています。

外科医としての視点を生かした内視鏡診療

加瀬 晃志 院長

当院では胃カメラ・大腸カメラともに対応しており、ポリープ切除も行っています。鎮静剤を使った検査にも対応し、患者さんのご希望やライフスタイルに合わせて選択していただけます。
胃カメラについては、朝8時半からの検査枠を設けました。通勤前に検査を受けたい方や、絶食時間を短くしたい方にも利用しやすいようにしています。また、胃と大腸を同日に検査できる体制も整えています。

設備面では、内視鏡・エコー・レントゲンにAI補助システムを導入しました。もちろん最終的な判断は医師が行いますが、診療を補助する“もう一つの目”として、非常に有用と考えています。加えて、私自身の外科医としての経験も当院の特徴の一つです。内視鏡で病変を見つけ、その後に手術を行い、さらに病理診断まで見てきた立場だからこそ、「この病変がどのような治療につながるのか」を含めてお話しできると思っています。
仮に手術が必要になった場合でも、不安を抱えたまま病院受診の日を待つのではなく、その間の疑問や不安に寄り添うことができる。それも外科医としてクリニックを開く意味だと考えています。

現在も日本医科大学多摩永山病院で非常勤として診療を続けていますので、必要な場合にはスムーズな病院連携や、術後フォローにも対応しています。

甲状腺・肛門疾患・遺伝相談まで幅広く対応

甲状腺は、首の腫れやしこりを指摘されるだけでも、不安になってしまう方が多い分野です。ただ、甲状腺がんの多くは比較的進行が緩やかで、過度に怖がる必要がないケースも少なくありません。もちろん必要に応じて細胞診なども行いますが、「まず相談できる場所」として使っていただければと思っています。

肛門疾患についても、大腸外科医として診療を続けてきました。痔や痔ろう、直腸脱などに対応し、痔の注射治療も行っています。人工肛門の方の内視鏡検査や、人工肛門の管理についても、専門知識を持った看護師と連携しながらサポートしています。

また、遺伝に関する相談も、気軽にご相談していただきたいテーマの一つです。「家系に乳がんが多い」「大腸がんの親族が多い」といった不安を抱えていても、どこに相談すればいいかわからない方は少なくありません。遺伝医療というと難しく感じられるかもしれませんが、まずは話してみるだけでも、不安が整理されることがあります。専門施設への橋渡しも含めて、地域の窓口になれればと思っています。

これから受診される患者さんへ

外科医として、これまで数多くの患者さんと向き合ってきました。検査で病気が見つかった時の不安、手術前の迷い、治療後の生活への悩み。そうした場面をたくさん見てきたからこそ、診断から治療、その後のフォロー、必要であれば終末期まで、できる限り長く関わっていきたいと考えています。

もちろん、すべてを当院だけで完結するわけではありません。ですが、「どこへ行けばいいかわからない」「この症状を受診すべきかわからない」という時に、まず相談できる場所でありたいと思っています。がん診療だけでなく、胸焼け、胃痛、腹痛、便秘、下痢など、消化器内科・内科的な症状についても遠慮なくご相談ください。

看護師やスタッフも、それぞれ専門性を持ちながら、患者さんのお話を丁寧に伺える体制を整えています。心配事や症状を一人で抱え込まず、まずは相談していただければうれしいですね。

一般的な内科症状から、乳がん検診、内視鏡検査、甲状腺、肛門疾患、遺伝相談まで含めて、地域の総合的な窓口として、安心して足を運んでいただけるクリニックを目指していきたいと思っています。

※上記記事は2026年5月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

加瀬 晃志 院長MEMO

出身地:
東京都
出身大学:
福島県立医科大学
趣味・特技:
ランニング、バスケットボール
好きなこと:
子どもと遊ぶこと
好きな観光地:
ハワイ、京都
好きな言葉・座右の銘:
「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」

聖蹟桜ヶ丘駅近くで消化器・乳腺・甲状腺まで相談できる

聖蹟トータルクリニックは聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩2分。消化器や乳腺、甲状腺の悩みに幅広く対応し、内視鏡検査やマンモグラフィにも力を入れています。加瀬晃志院長が患者様とご家族の健康まで見据え、女性技師による検査やレディースデイなど相談しやすい環境を整えています。

電話

042-319-6307

所在地

東京都多摩市東寺方1-2-2 トータルビル 1階

駅名

  • 聖蹟桜ヶ丘駅

駐車場

近隣にコインパーキングあり

WEB

https://seisekitotal-cl.com/

特徴

ネット予約 / 日曜診療 / 駅徒歩5分以内 / 男性医師在籍 / マイナンバーカード保険証利用 / 健診・検診 / 日本消化器病学会消化器病専門医 / 日本外科学会外科専門医 / 日本消化器外科学会消化器外科専門医 / 甲状腺外科

聖蹟桜ヶ丘駅近くで消化器・乳腺・甲状腺まで相談できる

聖蹟トータルクリニックは聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩2分。消化器や乳腺、甲状腺の悩みに幅広く対応し、内視鏡検査やマンモグラフィにも力を入れています。加瀬晃志院長が患者様とご家族の健康まで見据え、女性技師による検査やレディースデイなど相談しやすい環境を整えています。

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