内山在宅クリニックすぎなみ
内山 正信 院長の独自取材記事
治療・予防・生活支援まで一貫して対応。地域に寄り添い、暮らしを支える在宅クリニック
内山 正信 院長ウチヤマ マサノブ
昭和医科大学卒業。同大学脳神経内科に入局し、大学病院や関連病院で経験を積む。その後、訪問診療に携わるようになり、2025年12月に『内山在宅クリニックすぎなみ』を開設。
脳神経を中心に、全身を診る医師へ
祖父の代からの医師家系に育ち、父や伯母も医師でした。鹿児島にある祖父の診療所を訪ねるたびに、地域の方々から感謝の言葉をかけられている姿を目にし、子ども心に憧れを抱いていました。自分も将来は医師になり、困っている人を助けられる存在になりたい……そう考えて医学部への進学を志しました。
自分の専門として脳神経内科を選んだのは、人の価値観や考え方を形づくる「脳」への興味からでした。学生時代から哲学書などを読むことが好きで、精神科にも関心を持っていましたが、最終的には脳を中心に全身の病気を診られる点に魅力を感じ、この分野に進むことを決めました。
とはいえ、約6年間勤務した昭和医科大学横浜市北部病院は、脳だけにとらわれず、「全身を診る力」を養うことに重きが置かれていました。脳神経領域に加えて、腎臓や糖尿病をはじめとした生活習慣病の管理、膠原病などの免疫疾患、血液の病気や腫瘍(がん)など幅広い診療に携わってきた経験は、医師としての強みになっていると感じています。
地域に寄り添い、暮らしを支える在宅クリニック
訪問診療に携わるようになったのは、大学病院での勤務がきっかけです。大学病院では、後遺症や神経難病を抱える患者さんを数多く診てきましたが、なかには通院そのものが大きな負担となっている方も少なくありませんでした。そうした姿を目の当たりにするなかで、どのような病気をお持ちの方でも、安心して医療を受けられる環境が必要だと考えるようになったのです。質の高い訪問診療を地域に届けたいという思いが、この世界に足を踏み入れるきっかけとなりました。
訪問診療を専門にするクリニックで約8年にわたり経験を積み、『内山在宅クリニックすぎなみ』を開いたのは2025年12月です。このエリアには消化器外科を専門にする父のクリニックがあり、かかりつけの患者さんや地域の皆さまの暮らしを支えていきたいという強い思いがありました。たとえ病気があっても、「いつもと変わらない場所で、あなたらしい生活を」送っていただけるよう、しっかりとサポートしていきたいと考えています。
専門的な知見と多職種連携によるサポート体制
訪問診療は、何らかの理由で通院が難しい方のもとへ適切な医療をお届けすることを目的としています。当院では診療内容や治療方針を、担当の地域包括支援センターや居宅介護支援事業所(ケアマネジャー事務所)、訪問看護ステーション、薬局などとしっかり共有、連携することを特に重視しております。多職種多事業所が一つのチームとなることで、療養生活を送る患者さんやご家族を支えます。
近年は医療技術の進歩により、ご自宅にいながら通院と同様の検査や処置を受けていただけるようになっています。当院でも、血液検査など各種検査をはじめ胃瘻交換などの処置や点滴治療など、慢性疾患の管理からターミナルケア(終末期医療)まで、多様なニーズに対応できる体制を整えています。
そのうえで大きな強みといえるのが、脳神経内科専門医が診療にあたっている点です。神経難病の1つであるALS(筋萎縮性側索硬化症)やパーキンソン病を抱え、ご自宅で療養されている患者さんは少なくありません。そうした方々に向け、お薬の調整を含めた専門的な診療を行えることが特徴です。現在の医療では病気を根本的に治すことは難しいですが、専門医ならではの視点で病気のことや治療方針について分かりやすくご説明しながら、ご本人やご家族が安心して過ごせる環境づくりに努めています。
治療・予防・生活支援まで一貫して対応
パーキンソン病と同様に、年齢を重ねるにつれてリスクが高まる神経疾患に認知症があります。認知症は、もの忘れの症状が広く知られていますが、他にも多彩な症状が現れる病気です。患者さんの中には、昼夜逆転や徘徊、性格が怒りっぽくなるなどの症状のせいで、介護するご家族との関係性に影響を及ぼすケースも少なくありません。そうした場合には、ご本人とご家族の間に入り、療養生活がよりよいものになるようサポートすることも、訪問診療に携わる私たちの役割の1つです。
このため、診療に伺った際にはお薬の処方だけにとどまらず、ご本人やご家族のお話に丁寧に耳を傾けることを大切にしています。たとえば、転倒のリスクを伴うパーキンソン病の患者さんには、安全な移動のために歩行器や杖の使用、室内への手すり設置などをご提案することもあります。認知症の患者さんに対しては症状改善や進行抑制、ご家族の介護負担軽減のために、規則正しい生活を送れるような方法や介護サービスをともに考えていきます。今ある病気を診るだけでなく、将来起こり得る病気やケガを未然に防ぐことで、その人らしく過ごせる時間が少しでも長くなるようお手伝いしたいと考えています。
これから受診される患者さんへ
当院では、在宅医療においては多職種での連携が重要と考えており、1つのチームとなって質の高い診療をご提供しています。当院のスタッフには、社会福祉士や介護保険に詳しい医療事務を揃えており、在宅医療に関わるさまざまな疑問や不安に丁寧にお応えしています。診療にかかる費用や対応可能なエリアなど、気になることがありましたら何でもお気軽にご相談ください。定期的な訪問診療に加え、24時間・365日対応できる体制を整え、安心して暮らせる地域づくりに貢献していきたいと思います。
※上記記事は2026年4月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
内山 正信 院長MEMO
- 出身地:
- 東京都
- 出身大学:
- 昭和医科大学
- 趣味:
- 旅行、料理、読書、ベランダガーデニング(サボテン・多肉植物)、魚釣り
- 好きな作家:
- 安部公房/ヴィクトル・ユゴー
- 好きな場所:
- 温泉/神社仏閣/遺跡
- 好きな言葉:
- 「医は仁術なり」
脳神経内科の専門性と24時間対応で在宅療養を支える訪問診療
内山在宅クリニックすぎなみは、新高円寺駅を最寄りとする訪問診療クリニックです。内山正信院長は脳神経内科で経験を重ね、認知症やパーキンソン病、脳卒中後遺症などにも対応。24時間365日の連絡体制で、ご自宅での療養を医療と生活の両面から支えます。
| 電話 | |
|---|---|
| 所在地 |
東京都杉並区梅里2-1-24 第2エクセル新高円寺 3階 |
| 駅名 |
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| 駐車場 |
近隣にコインパーキングあり |
| WEB | |
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特徴 |
在宅診療(訪問診療・往診) / 男性医師在籍 / マイナンバーカード保険証利用 / 日本神経学会神経内科専門医 |
脳神経内科の専門性と24時間対応で在宅療養を支える訪問診療
内山在宅クリニックすぎなみは、新高円寺駅を最寄りとする訪問診療クリニックです。内山正信院長は脳神経内科で経験を重ね、認知症やパーキンソン病、脳卒中後遺症などにも対応。24時間365日の連絡体制で、ご自宅での療養を医療と生活の両面から支えます。