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畔越 陽子 院長

YOKO AZEKOSHI

安心して何でもご相談いただける、町のお医者さんを目指して

浜松医科大学医学部卒業。横浜市立大学医学部付属病院、同大学付属市民総合医療センター、静岡県浜岡町立病院(現:御前崎市立病院)、国際親善病院、横浜元町女性医療クリニックLUNA、足柄上病院、神奈川リハビリテーション病院、稲城わかばクリニック・上高井戸わかば訪問クリニックを経て、『染地三丁目クリニック』を開院(京王線「布田駅」より徒歩18分、京王線「国領駅」からも徒歩18分)。琉球大学医学部医学研究科修了(医学博士)。

畔越 陽子 院長

畔越 陽子 院長

染地三丁目クリニック

調布市/染地/布田駅

  • ●内科
  • ●泌尿器科

人の尊厳を丁寧に支える存在でありたい

畔越 陽子 院長

小さい頃に足を怪我して、化膿してしまったことがありました。とても辛い思いをしていた中、地元の大学病院の救急で処置を受け、劇的に楽になったのです。そのときの安堵と、医療に助けられた実感が、私の原点です。その後、進路をめぐって「人に感謝される仕事がしたい」と思ったとき、あの時の記憶が自然とよみがえってきて、医師の道を志すようになりました。
大学卒業後は横浜市立大学の泌尿器科教室に入り、附属市民医療センターや地域の病院など、さまざまな現場で経験を積みました。泌尿器科を選んだのは、研修医として多くの診療科を回る中で、腎臓や膀胱などの内臓疾患を扱いながら、手術後の経過も継続して診られることに魅力を感じたからです。そして何より、泌尿器という領域は、排尿・排泄といった“人の尊厳”に直結する問題に深く関わります。その部分を丁寧に支える存在でありたい、と考えたのです。
開業のきっかけは、地元で長年親しまれてきた内科クリニックの先生がご高齢で勇退されることになったことです。その建物を引き継がせていただき、『染地三丁目クリニック』として、泌尿器科と内科を併設した診療所を立ち上げることになりました。前のクリニックに長年通っていた方々が、また戻ってきてくださるのは、とてもありがたく感じています。

患者さんの声を聞くことを大切に

畔越 陽子 院長

私が診療で最も大切にしているのは、患者さんの声をきちんと「聞く」ことです。初めての受診では、どう話したらいいか分からない方も多いわけですけども、なるべくご自身の言葉でお話しいただけるよう、ゆっくり時間をかけて伺うようにしています。
治療の選択は、患者さんと一緒に決めていくスタイルをとっています。「薬をなるべく減らしたい」「まずは様子を見たい」といったご希望がある場合も、遠慮なくお話しいただきたいと思っています。医療は「押しつける」ものではなく、信頼関係の中でともに選んでいくものだと考えています。診療室では、常にその姿勢を忘れないよう心がけています。

女性医師による泌尿器科診療。遠慮することなく相談して

畔越 陽子 院長

当院は、平日だけでなく土曜日や日曜日も診療を行っています。お仕事や育児などで平日に受診が難しい方にも、無理なく来ていただけるようにという思いからです。
また、泌尿器科はどうしてもデリケートな悩みを抱える方が多く、特に女性の患者さんにとっては相談のハードルが高くなりがちです。女性の泌尿器科専門医が地域に少ないこともあり、「ようやく相談できる場所ができた」とおっしゃっていただくこともあります。
頻尿や尿漏れ、膀胱炎など、女性に多い症状についても、遠慮なくご相談ください。患者さんが「些細なことかもしれない」と思う内容こそが、より良い生活につながる第一歩になると私は思っています。

臨床薬理学を専門に研究した経験を生かして

私は以前、琉球大学で臨床薬理学を学ぶ機会がありました。臨床薬理学とは、薬が人の身体にどのように作用するのかを研究する学問です。その知識は、今の診療にとても役立っていると思いますし、単に薬を処方するだけではなく、その作用や副作用をしっかりと考慮した上で、一人ひとりに合った治療を提案することを意識しています。
泌尿器科の診療では、漢方薬を積極的に取り入れています。膀胱炎や頻尿、冷え性などに対して、西洋薬では対応しきれない部分もありますが、漢方には体質を整える力があります。たとえば、同じ膀胱炎でも、「冷え」や「気の巡り」によって悪化する場合もあり、そうした背景にアプローチできるのが漢方の良いところです。お薬に抵抗がある方や、副作用が心配な方には、まず漢方から始めることも可能です。西洋と東洋、両方のよさを生かしながら、より自然な形で症状の改善をめざしています。

これから受診される患者さんへ

これからは、治療だけでなく「予防」にも目を向けていく時代です。当院では、各種ワクチン接種や健康診断など、予防医療にも力を入れています。検診は予約なしで受けられるようにしており、土日でも対応していますので、お忙しい方でも受診しやすいと思います。
ちょっとした不調や気になる症状が、大きな病気のサインであることもあります。「この程度で病院に行くのは…」とためらわずに、どうぞお気軽にご相談ください。予約制ではないため、気になったときにふらりと立ち寄っていただける、そんな“町のお医者さん”でありたいと思っています。
在宅医療の経験からも、私は「患者さんの意思を第一に考える医療」を大切にしています。これからも地域の皆さまにとって、安心して相談できる存在であり続けたいと思っています。

※上記記事は2025年6月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

畔越 陽子 院長 MEMO

  • 出身地:神奈川県
  • 出身大学:浜松医科大学
  • 趣味・特技:園芸
  • 好きな音楽:クラシック(ブラームス.etc.)
  • 好きな観光地:奈良
  • 好きな言葉:「感謝」

畔越 陽子 院長から聞いた
『膀胱炎』

女性に多い膀胱炎とは?

男性に比べ、女性は尿道が短いということもあり、膀胱炎になりやすい傾向があります。年代としては、20代から30代の、性活動が多い世代、それから閉経後の世代の方に多く見られる疾患と言えるでしょう。
治療としては、抗生物質をきちんと飲んでいただくことが大切です。注意していただきたいのが、お薬を飲み終わった後、しっかり治癒しているかどうか、もう一度医師の診察を仰ぐことです。その上で、繰り返してしまう膀胱炎の場合、漢方薬などを用いることにより、膀胱の症状を和らげることも可能です。
頻尿や残尿感、あるいは排尿痛などを感じられたら、あるいはそうした症状が繰り返してしまう場合は、お気軽に医療機関へご相談ください。

グラフで見る『畔越 陽子 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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