日本動物リファーラルセンター
水野 壮司 院長の独自取材記事
循環器診療に特化した二次診療施設。専門性の高い治療を実践し、大切な家族の命を守る
水野 壮司 院長ミズノ タケシ
東京農工大学農学部獣医学科卒業。獣医療全般にわたり経験を積むなか、特に循環器診療について知識と経験を深める。2020年よりベックジャパン動物病院グループに加わり、2024年3月より『日本動物リファーラルセンター』院長を務める。
動物たちの命を救うため、循環器を専門に研鑽を積む
子どもの頃から生きものが好きで、実家では柴犬などを飼っていました。将来は生物学者になるのもいいなと考えていて、小学校の卒業文集にも「動物に関わる仕事をしたい」と書いたほどです。その思いは中学、高校と進むなかでも変わることはなく、高校卒業後は東京農工大学農学部獣医学科に進学しました。大学時代は動物行動学を専門とする教授のもとで学び、昆虫の研究をしていた時期もありました。
獣医師免許を取得後は「24時間・年中無休」を掲げる動物病院で診療を始めましたが、このときの経験が、今につながる転機になりました。夜間救急で診る症例には、心臓病をはじめとした命に関わる病気が非常に多く、「この分野をより深く学びたい」と考えるようになったのです。その後は心臓や血管の病気に対する専門性を高め、内科的治療に加えて外科手術にも対応できるスキルを磨いてきました。2017年からは東京大学附属動物医療センターで外来診療を担当し、院長となった今も循環器科長を務めています。
循環器診療に特化し、大切な命を守るお手伝いを
『日本動物リファーラルセンター』は、都内を中心に複数の動物病院を展開するグループを運営母体としています。私自身もグループ院の『自由が丘動物医療センター』で約4年間診療に携わり、2024年3月の開院にあわせて当院の院長を務めることになりました。施設名にある「リファーラル(Referral)」とは、英語で「紹介」や「推薦」を意味する言葉です。この名前どおり、当院は一次診療を担う動物病院からご紹介いただいた症例に対応する、二次診療施設として位置づけられています。犬や猫の心臓・血管の病気を診る循環器科に特化し、より専門的な診療を行っていることが特徴です。
こうした背景があるため、当院には遠方から足を運んでくださる飼い主さんも少なくありません。循環器疾患を専門的に診て、心臓手術まで対応できる獣医師は決して多くはないからです。薬物療法だけでは十分な効果が得られないとき、外科手術という選択肢をご提案できることは、獣医師としての強みだと考えています。当院は循環器疾患の治療に専念し、そのほかの病気やけがについては地域の動物病院にお任せする……そうした役割分担を通じて、大切な家族の命を守るお手伝いをしたいと考えています。
充実した環境を整え、質の高い獣医療の提供を目指す
私が心臓外科の世界に足を踏み入れることになったのは、犬の僧帽弁閉鎖不全症の手術を見学したことがきっかけでした。加齢などにより心臓にある僧帽弁のはたらきが低下するこの病気では、症状の緩和を目的とした内科的治療が選択されることも少なくありません。しかし、僧帽弁そのものにアプローチする外科手術を行った後は、目に見えて状態が改善し、その子が生まれ持った寿命を全うできる可能性が高まることを目の当たりにしたのです。
当院では高性能な超音波画像診断装置(エコー)を導入し、心臓や弁の状態をリアルタイムに評価しながら、精度の高い診断・治療を行っています。当院を信頼して紹介してくださる獣医師の先生方や、大切な家族を託してくださる飼い主さんの期待にお応えできるよう、今も常に学び続ける姿勢を大切にしながら日々の診療に取り組んでいます。獣医療の分野では、人間の医療が参考になる場面も多くあるため、心臓外科医の先生方と情報交換を行ったり、学会発表を通じて知見を深めたりすることで、より質の高い診療につなげています。
飼い主さんと丁寧に向き合い、「ベストな治療」を見つけたい
当院が対応しているのは循環器疾患の治療に限られますが、だからこそ、飼い主さんに心からご満足いただける診療をしたいと考えています。たとえば、外科手術を希望して遠方からお越しいただいた場合でも、診察や検査の結果によっては手術が適応とならないケースもあります。そのようなときでも、治療の選択肢や考えられるメリット・リスクを丁寧にご説明しながら、その子にとって何が一番よいのかを飼い主さんと一緒に考えていきたいです。
一方で、診察や検査の際は、動物たちへの負担に十分な配慮をしています。心臓や血管の病気がある子は、ご家族と離れている時間が長くなるほど、不安やストレスから症状が悪化するリスクが高まります。そのため当院では、できるだけご家族の目の届く環境で、動物たちにストレスをかけない診療を心がけています。幸いにも当院には、人柄のよいスタッフがそろっておりますので、動物たちや飼い主さんにも心穏やかに過ごしていただけるものと思います。
これから受診される飼い主さん・獣医師の先生へ
完全予約制の二次診療施設というと、白くて無機質な大学病院のような施設をイメージされるかもしれません。しかし当院は、専門的な医療の提供とともにアットホームな雰囲気も大切にしており、スタッフと飼い主さんとの距離が近いことも特徴です。完全予約制にしているからこそ、それぞれのご家族とじっくりと話し合いながら、問題解決の道を探すことができます。循環器疾患を抱える犬や猫をご紹介いただくのはもちろん、獣医師の先生方に向けた診断サポートも行っておりますので、お気軽にご相談ください。
※上記記事は2025年12月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
水野 壮司 院長MEMO
- 出身地:
- 千葉県
- 出身大学:
- 東京農工大学農学部獣医学科
- 趣味:
- 映画鑑賞
- 好きなアーティスト:
- Mr.Children、ゆず
- 好きな映画:
- 『アイアンマン』『アベンジャーズ』
- 座右の銘:
- 「守破離」(心臓外科修練にあたって、まずは上司の手術を完全に再現する。その後に自身で得た知識や見聞を基に自分なりの改善を加えていくという考え方を大切にしてきました)
高度な循環器診療と専門設備で、難しい症例にも丁寧に対応する二次診療センター
日本動物リファーラルセンターは田町駅・三田駅からアクセスしやすい港区芝浦の動物二次診療センターです。循環器科を中心に、僧帽弁疾患など難しい循環器疾患の診断や治療、手術まで対応し、かかりつけ医からの紹介で高度な検査や診療を受けられます。院長の水野壮司獣医師は、動物と飼い主の双方に最適な医療を提供し、病気で苦しむ動物と家族を支えることを大切にしています。院内は清潔で落ち着いた空間が整い、エコー室や手術室、ICUなど専門設備も充実しており、安心して受診できる環境が整っています。
| 電話 | |
|---|---|
| 所在地 |
東京都港区芝浦4-12-33 芝浦新本ビル1F |
| 駅名 |
|
| 駐車場 |
あり(1台) |
| WEB | |
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特徴 |
日曜診療 / 祝日診療 / 駐車場あり / キャッシュレス決済対応 / 女性獣医師在籍 / 男性獣医師在籍 / 入院設備あり / 外科手術 / 二次診療 / 紹介状必須 |
高度な循環器診療と専門設備で、難しい症例にも丁寧に対応する二次診療センター
日本動物リファーラルセンターは田町駅・三田駅からアクセスしやすい港区芝浦の動物二次診療センターです。循環器科を中心に、僧帽弁疾患など難しい循環器疾患の診断や治療、手術まで対応し、かかりつけ医からの紹介で高度な検査や診療を受けられます。院長の水野壮司獣医師は、動物と飼い主の双方に最適な医療を提供し、病気で苦しむ動物と家族を支えることを大切にしています。院内は清潔で落ち着いた空間が整い、エコー室や手術室、ICUなど専門設備も充実しており、安心して受診できる環境が整っています。