巻き爪の原因・症状とは?
巻き爪(マキヅメ)の原因
巻き爪とは、爪が湾曲し、内側に巻いている状態を言う。これに対し、爪の端が皮膚に刺さり、炎症を起こしている状態を陥入爪と言う。2つは別の疾患であるが、巻き爪によって陥入爪が起こることもあり、その逆もあることから同義の意味で使われることがある。 巻き爪の要因としては、まず深爪があげられる。また、靴が合っておらず、足の指が地面についていない“浮き指”になっていると巻き爪が起こりやすいとされる。
巻き爪(マキヅメ)の症状
巻き爪は主に足の親指に発症するもので、つま先に炎症が起こり、指先に痛みを感じたり、爪の下に血腫が見られることもある。炎症が強まると、つま先が化膿することがあり激痛を伴うこともある。
巻き爪(マキヅメ)の治療
両端の“角”を残して皮膚に対して水平に爪を切るスクエアカットと呼ばれる爪切り方法が推奨される。爪の端を切りすぎないよう、細心の注意が必要。巻き爪を避けるには適正な靴を履くことも重要になる。靴のつま先が極端に狭くなっているような靴を避けると同時に、サイズがゆるく、靴の中で足が滑ってしまうとこれも結果的に爪を圧迫することになるため、足の形に合った適正なサイズの靴選びが大切になる。
【受診科目】
- 皮膚科
※1人の医師がこの病気について述べています
医師に聞いた
巻き爪の原因・症状・治療方法
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痛みなく、日帰りの手術で改善が可能
巻き爪(陥入爪)は、爪の端が皮膚に食い込むことで痛みや炎症を引き起こす疾患です。初期のうちは違和感や軽い痛み程度ですが、症状が進行すると歩行時の痛みが強くなり、爪の周囲に肉芽(赤く盛り上がった組織)ができたり、出血や感染を伴ったりすることもあります。特に靴を履く機会が増える秋から冬にかけて症状が悪化しやすい傾向があります。
治療法としては、ワイヤーやプレートを用いて爪の形を矯正する方法が広く知られています。軽度の巻き爪には有効な場合もありますが、根元から強く巻いているケースでは再発を繰り返すことがあり、長期間にわたって治療を続ける必要が生じることもあります。
一方で、重症例や再発を繰り返す場合には、手術による治療が選択肢となります。代表的な方法のひとつが「フェノール法」で、食い込んでいる部分の爪だけを部分的に取り除き、その部分の爪が再び生えないよう処置を行います。従来の外科的手術と比べて身体への負担が少なく、局所麻酔下で実施できるため、入院を必要としないケースがほとんどです。
「手術」と聞くと不安を感じる方も少なくありませんが、実際には麻酔を使用するため手術中の痛みはほとんどありません。巻き爪は放置すると日常生活に支障をきたすこともあるため、痛みや炎症が続く場合には、早めに皮膚科や専門医へ相談することが大切です。適切な治療を受けることで、長年悩まされていた痛みから解放されることも少なくありません。
まゆみ皮フ科クリニック
安田 眞弓 院長
- 横浜市中区/相生町/関内駅
- 皮膚科 ●アレルギー科 ●美容皮膚科