看護師から転職できる？資格が使える職種＆看護師以外の仕事25選！

「看護師から転職できるか不安」「看護師以外の仕事も気になる」と、看護師のまま転職すべきか、他の職種に転職するか迷っている看護師は多いはず。

資格を手放すのはもったいないと分かっていても、「看護師の仕事に疲れてしまった…」と仕事が嫌になってしまった人も少なくありません。

本記事では、看護師の転職先におすすめの職種を、資格が使える職種＆看護師以外の仕事の2つのタイプに分けて合計25つ紹介していきます。

看護師から転職する4つのコツや、求人が見つかる転職サイトも紹介しているので、気になる職種探しにご活用ください。

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看護師から転職する選択肢は2つ

看護師から転職する場合、「看護師資格を活かして転職」か「看護師以外の生き方を目指す」の2つの選択肢があります。

どのような違いや選択肢があるのか見ていきましょう。

看護師資格を活かして転職する

看護師から転職する1つ目の選択肢は、「看護師資格を活かして転職」することです。

新卒看護師の就職先で多い病院の仕事内容と同じように、医療業界で看護の仕事を続けられます。

看護師資格が生かせる職種・職場は主に以下のような選択肢があります。

• 診療所（クリニック）
• 美容クリニック介護施設
• 訪問看護
• 企業看護師
• 公務員看護師
• 保育園
• 健診センター

実はここに、さらにもう一つの分岐が存在することをご存じでしょうか？

もう一つのの選択肢は、「看護師資格を活かして、医療業界以外の仕事をする」というものです。

つまり、看護師としての資格を活かしながら、医療現場と看護の業務から離れられる職種があるといえます。

医療業界以外の看護師資格を活かせる職種は、主に以下のとおりです。

• 治験コーディネーター（CRC）
• 臨床開発モニター（CRA）
• 医療情報担当者（MR)
• フィールドナース
• コールセンター

同じ看護師でも、職場によって仕事内容や任される業務の範囲は異なります。

そのため、「今の職場で自信がなくなった」「看護師としてやっていけないかも…」と看護師を辞めるか悩んでいる人も、職場を変えるだけで負担が軽くなり、もう少し続けてみようと思えるかもしれません。

転職はしたいけど、看護師の仕事に少しでも未練のある人は、自分に合った職場を見つけていきましょう。

看護師以外の生き方を目指す

看護師から転職する2つ目の選択肢は、「看護師以外の生き方を目指す」ことです。

興味のあった職種やこれから挑戦してみようと思っている職種など、選択肢はあなた次第でいくらでも存在します。

また、看護師のような夜勤のある働き方をする職種は少ないため、家族との時間やプライベートとのバランスがとれるでしょう。

選択肢はいろいろありますが、その中でも元看護師におすすめとされる職種は、以下のようなものがあります。

• 販売、サービス系
• アパレル系
• エステティシャン
• 介護福祉士
• 保育士

看護師をやめるという選択は勇気のいるものです。

後悔のないよう、焦らずじっくり、未来のビジョンを想像しながら好きになれる仕事を見つけていきましょう。

看護師から転職するのにおすすめな職種11選

看護師からの転職におすすめの職種を11つ紹介します。

看護師資格を活かせる職種と、看護師以外の職種も紹介しているので、幅広い選択肢の中から自分に向いていそうな仕事を見つけられますよ。

1.美容クリニック

美容クリニックは看護師の転職先として人気の高いおすすめの職種です。

「美しくなりたい」と考える女性は多く、看護師であっても例外ではありません。「美容医療の業界に憧れて看護師になった」という人もいるほどです。

ライバルの多い美容クリニックへの転職を目指すなら、転職サイトのアドバイザーからアドバイスをもらうと良いでしょう。

求人から知ることのできない採用されやすい人物像や、書類通過しやすい履歴書の書き方のアドバイスもすべて無料で受けられますよ。

【美容クリニックの主な仕事内容】

2.事務職

看護師を辞めたい人に人気が高く、おすすめでもある職種が事務職になります。

「看護師は辞めたいけど、とくにやりたい仕事がない」といった場合、ひとまず事務職に就いてみるのも一つの手です。

事務は未経験OKの求人が多く、看護師以外の仕事をしたことがない人でも挑戦しやすいでしょう。

まずは、パソコンスキルの基本であるWord（ワード）、Excel（エクセル）の勉強から始めてみると良いですね。

3.保育園の常駐看護師

保育園で働く看護師は、保育園に関わる子供たちやその家族の健康管理やけが人の対応などが主な仕事内容です。

園児だけなく、一緒に働く保育士やお母さんたちの保健指導や健康相談も大切なお仕事といえます。

また、保育士を手伝う場面も多く、「子供が好きで保育士も考えていた！」という看護師にとって、とても魅力のある職場でもあるでしょう。

募集人数は多くないため、まずは応募条件にある臨床経験を積んでから挑戦してみましょう。

4.フィールドナース

フィールドナースは企業看護師として勤め、医療情報担当者（MR)などの営業のサポートを行います。

医療情報担当者が医療従事に対して行う自社製品の情報提供の場で、フィールドナースは実際に機器のデモンストレーションを行い、製品の説明を担当するのが主な仕事です。

看護師としての知識とスキルを活かせる職種として、今後さらに注目されていくでしょう。

「看護師の経験を活かして異なる業界へ挑戦したい！」と考えたことのある人は、ぜひ選択肢に入れてみてください。

5.コールセンター

コールセンターには看護師資格を活かせるものと、職種問わず応募できる求人の2つがあります。

看護師歓迎のコールセンターでは、健康や医療に関する相談や、自社サービスの保険などに関する相談などが多いです。

一方、誰でも応募できるコールセンターは求人によって内容も様々で、給与も幅があります。

また、派遣やアルバイトの求人も多いため、自分に合った働き方を選べるのも嬉しいポイントです。

6.訪問看護師

訪問看護師は訪問看護ステーションに勤務し、利用者の自宅へ直接伺い、必要な看護と生活のサポートを行います。

自分のペースで仕事を進めやすい職場でもあるため、慌ただしい病院勤務から移る人もいるようです。

また、自宅療養を望む高齢者が増えていることで、募集している施設も増えています。そのため、転職先としてのハードルは高くないといえるでしょう。

訪問看護はオンコール対応があるため、夜はゆっくりしたいという人は求人情報を確認しておきましょう。

7.健診センターの健診スタッフ

健診センターでは健診にきた利用者の案内や、検査の補助が主な仕事内容です。採血などの最低限の看護スキルがあれば応募できる求人もあるため、気になる人はまずは求人をチェックしてみましょう。

また、健診センターでは「若い世代のスタッフを補充したい」という動きも出てきているようです。

人気の職場は公開求人で見つからない場合もあるため、転職サイトのサポートに登録し、非公開求人からも募集状況を確認しておきましょう。

8.献血看護師

献血看護師は献血に来た人の採血を行う看護師です。採血に抵抗のない人であれば、比較的のんびり働ける職場といえます。

「責任の重い病院看護師に疲れてしまった」と転職を考え始めたら、自分にとって負担の少ない仕事とは何か、一度考えてみることをおすすめします。

その点、献血看護師は精神的な負担が少なめで、残業や夜勤もほとんどなく働きやすいと感じるでしょう。

9.保健師

保健師は看護師からの転身を目指す人も多く、転職先におすすめの職種といえます。

資格を取得するためには、看護師資格と同時に取るか、1年制の保健師養成学校で保健師免許を取得する方法があります。

「医療現場から離れたい」「病院勤務の重圧がつらい」と感じる人は、保健師の資格取得を目指すのもありでしょう。

10.ケアマネージャー

ケアマネージャーは介護保険サービスを利用したい高齢者に対し、最適なケアプランを提案し、マネジメントをする専門職です。

介護支援専門員とも呼ばれ、利用者とサービス事業者の橋渡しを行う重要な職種といえます。

勤務先は、介護老人保健施設や特別養護老人ホームなどの施設が主となってくるでしょう。

また、臨床経験5年以上の看護師であれば、ケアマネージャー資格を取得するための受験資格を満たしているため、挑戦しやすい職種といえます。

11.助産師

赤ちゃんを取り上げられる唯一の専門職である助産師。

出産のサポートや母子の健康を支える、責任ある仕事といえるでしょう。その分、他の仕事では味わえないやりがいと感動を得られるでしょう。

また、看護師からのステップアップと考える人も多く、キャリアアップのための選択肢の一つと捉えると良いですね。

看護師から転職で看護師資格が使える珍しい求人3選

次に紹介するのは、看護師資格が使える珍しい求人です。

「看護師から転職するなら今と異なる環境で働きたい」など、好奇心のある人に向いているかもしれません。

1.ツアーナース・イベントナース

ツアーナースやイベントナースは単発派遣の求人が多く、気分転換に副業する人も多い人気の職種です。

旅行やツアーに同行できるツアーナースは、自分自身もちょっとした旅行感覚を味わえると求人の応募者は絶えません。

また、規模の大きい花火大会や大型のスポーツイベントなどで、けが人がでてしまった時のために待機するのがイベントナースです。

どちらも通常の求人サイトでは見つけづらいため、単発派遣の求人を取り扱う転職サイトを活用しましょう。

【ツアーナース・イベントナースの主な仕事内容】

2.トラベルナース

トラベルナースは3ヵ月や半年など、人手不足の医療機関へ決まった期間従事する看護師の働き方です。

看護師が足りず困っている病院などに派遣され、派遣契約満了まで派遣先の看護師と一緒に仕事にあたります。

即戦力の人材を求められるためそれなりの経験は必要ですが、派遣看護師として働ける実力があれば、トラベルナースでフリーランスな働き方を叶えられるでしょう。

さらに、「給与が高い」「家具家電付きの寮付き」「引っ越し代負担」など、高収入・好待遇が期待できますよ。

3.医療ライター

医療ライターは医療分野に特化したライターのことをいいます。

記事執筆のライティング業務が主な仕事となるため、文章作成が得意な人や、コツコツと作業を続けられる人が向いているでしょう。

また、看護師向けの在宅ワークとしても人気が高く、副業からフリーランスへ転身した人もいますよ。

看護師から未経験で本業にするのは難しいため、興味のある人は副業からチャレンジしてみましょう。

看護師から転職で一般企業を目指す人におすすめな職種3選

医療機関ではなく、一般企業に勤める職種に興味のある人に向けて、おすすめの職種を3つ紹介します。

病院勤務に疲れてしまった人も、企業看護師という働き方ならゆとりを感じられるでしょう。

1.一般事務

職種の中でも代表的な仕事でもある一般事務は、看護師を辞めた女性の転職先として第一候補にも上がる職種でもあります。

一から仕事を覚えるのは大変ですが、WordやExcelの勉強をしておくと、未経験でも応募しやすくなりますよ。

事務職の求人はどの求人サイトでも見つかりますが、職場の雰囲気や教育体制を知りたい人は、転職サイトのアドバイザーに頼るのが一番です。

2.医療事務

医療機関で活躍する医療事務は、来院した患者の受付業務に加え、医療費の計算や診療にかかる費用の計算なども大切な仕事です。

医療事務は資格がなくても仕事はできますが、通常の事務職とは違い、専門的な知識が必要となるため資格保持者の方が転職は有利になります。

資格のための勉強は大変かもしれませんが、病院やクリニックで働いていた看護師なら、イメージが湧きやすくとりやすい資格かもしれませんね。

3.企業看護師（産業看護師）

ここで紹介する企業看護師とは、企業内の健康管理室や医務室で働く看護師です。

企業看護師や産業看護師といわれ、企業で働く社員の健康管理やメンタルケア、けが人や体調不良者の対応が主な仕事内容となります。

病院などのように救急の対応や夜勤もなく、働きやすい職場として転職先に選ぶ人が多いです。

職場によっては保健師の方が有利になるため、「のんびり働ける職場に転職したい」という人は、保健師資格を取得しても良いかもしれません。

看護師から転職で高収入を目指す人におすすめな職種3選

看護師資格を活かして、高収入を目指せる職種を3つ紹介します。

看護師からの転職では看護師資格を活かすと、キャリアアップと年収アップを目指しやすくなりますよ。

1.治験コーディネーター（CRC）

治験コーディネーターは治験が滞りなく行えるように、調整とサポート役の立ち回りを中心とした業務が主な仕事になります。

全体のスケジュールを把握し、担当の医師や被験者が困らないように、全体の把握とフォローが治験コーディネーターの仕事です。

年収は勤務先や経験によって差があるため、着実に経験を積みながらキャリア転職を目指すのが定石です。

2.臨床開発モニター（CRA）

臨床開発モニターは主に製薬会社に勤務し、治験がスムーズに行われるようサポートと調整役を担います。

治験コーディネーターと仕事内容は似ていますが、治験コーディネーターが医療機関に所属するのに対し、臨床開発モニターは製薬会社などの企業側に属します。

治験を依頼する医療機関や医師の選定など、治験を行うための準備から終了手続きまですべて任されるため、やりがいと責任ある仕事だといえるでしょう。

管理職になれば年収800万円以上も狙える可能性もあるため、高収入を目指す人におすすめします。

3.医療情報担当者（MR)

医療情報担当者は製薬会社の自社製品、または業務委託された製品や医薬品を、医療従事者に対して情報を提供するのが主な仕事です。

製薬会社の営業職の立ち位置ですが、担当する業務はあくまで製品の説明・正しい使い方・有効性などの情報提供までとなっています。

資格が必要な仕事ではありませんが、製品を正しく伝えるための知識と、円滑なコミニケーション能力が求められるでしょう。

外資系医薬品メーカーでは年収1000万円を超えることも珍しくありません。

看護師から転職で看護師以外の仕事がしたい人におすすめな職種5選

看護師以外の仕事がしたい人に向けて、おすすめの職種を5つ紹介します。

「また一から頑張ってみたい！」「自分らしく働ける仕事を見つけたい」など、看護師を辞めて新しい環境に飛び込んでみたい人におすすめです。

1.サービス業

多くの人に触れ合い、気持ちに寄り添ってきた看護師は、人のためにサービスを提供するサービス業がピッタリです。

サービス業は接客業・システム・教育・福祉など、なんらかのサービスを提供し対価を得る仕事という定義の元、幅広い業種が含まれます。

医療というサービスを提供し続けてきた看護師であれば、利用者の気持ちに立って、よりよいサービスを提供できるでしょう。

2.アパレル系

アパレル系は洋服に関わる仕事で、販売員やパタンナー、企画や製造など様々な職種があります。

未経験でも始めやすいアパレル販売員は、おしゃれに敏感な女性に人気のある職種です。

「洋服が好き」「好きなものに囲まれない」という理由で転職するのもありですね。

また、アルバイトやパートなどの時短勤務の求人も多いので、育児と仕事を両立したいタイミングでも働きやすいでしょう。

3.エステティシャン

お客様の健康と美をトータルでサポートするエステティシャンは、体重を減らすための施術や、リラックスした時間を提供するためのサービスを提供します。

美容クリニックなど、美容業界に興味のあった看護師にとくにおすすめの職種です。

資格がなくても未経験から研修を受けられる求人も多いため、知識がなくても人柄重視で採用されることもあります。

また、商品販売によるインセンティブにも期待できるので、職場によっては高収入も期待できます。

4.ネイリスト

「ネイルは好きだったけど仕事柄できなかった」と諦めていた人におすすめなのが、ネイリストです。

未経験からいきなり転職するのは難しいため、日本ネイリスト協会が行う検定試験の勉強から始めてみると良いでしょう。

また、「ネイルをしてあげるのも好き」という人であれば、副業から始めて見るのも一つの手です。

ネイルスクールは社会人でも通いやすい、夜間や予約制などもありますよ。

5.保育士

子供と触れ合うのが好きな人に、保育士の仕事をおすすめします。

「もともと小児科を希望していた」という看護師にとって、選択肢に入れやすい転職先ともいえるでしょう。

また、看護師資格と保育士のダブルライセンスを活かすと、さらに選択肢は広がります。

保育士は専門学校に通わなくても、「児童福祉施設で実務経験2年以上かつ総勤務時間数2,880時間以上従事した者」などの条件を満たすと、保育士試験を受験できますよ。

看護師から転職する4つのコツ

看護師からの転職がうまくいく、転職成功の4つのコツをお伝えします。

「将来どのような仕事に就いているか」「転職に満足できているか」という、将来の結果に関わる大切なポイントでもあります。

理想の未来を叶えるために必要なことを明確にしていきましょう。

看護師としてのキャリアを真剣に考える

転職を考える看護師に1番に取り組んでほしいのが、「看護師としてのキャリアを真剣に考える」ことです。

看護師の仕事がつらいと感じて転職を考えている人も、看護学生の時に、どのような思いで看護師を目指していたのか思い出してみてください。

自分自身の思いと、看護師としての理想のキャリアを考え、そのために必要な職種や職場を真剣に考えてみましょう。

やりたいことと条件を明確にする

やりたいことが分かると、転職先に希望する条件が明確になってきます。

転職したいからするのではなく、明確な目標をもって転職活動を行うと、満足度の高い転職に成功できるでしょう。

看護師からの転職には、大前提として「看護師として転職する」か「看護師を辞める」という2つの選択肢があります。

「看護師のままでやりたいことができるのか」「辞めないと絶対にできないのか」考えてみてください。

転職を考える際は、この2つにまず焦点を当ててみましょう。

PCスキルを身に着けておく

基本的なPCスキルを身に着けておくと、未経験の職種でも転職が有利になることがあります。

医療従事者として転職する以外では、ほとんどの職場でパソコンを使う場面がでてきます。

看護師として仕事をしていると、あまりパソコンを使った仕事をする機会が少ないため、不安な方は転職前に勉強しておくと良いでしょう。

基本的なPCスキルは主に以下のとおりです。

• ワード（Word）
• エクセル（Excel）
• パワーポイント（PowerPoint）
• タイピング
• 文字入力
• メールの送受信

転職サイトのアドバイザーを頼る

転職サイトは求人を検索する以外にも、アドバイザーに相談して転職サポートを受けられます。

アドバイザーに相談すると、条件に合った求人をピックアップして紹介してくれたり、履歴書の添削、面接対策など、転職活動をスムーズに行えるよう全力でサポートしてくれます。

さらに、転職を迷っている看護師にとって一番の魅力が、「看護師のキャリアの相談をできる」ということです。

転職のプロであるキャリアアドバイザーが、自己分析や性格・適性を基に、あなたに合った職種や職場を提案してくれますよ。

転職サイトには看護師専門などの特化型と、幅広い職種を紹介できる総合型があるので、自分にとってメリットの大きい方、もしくは両方試してみると良いでしょう。

特化型と総合型の、それぞれのメリットは主に以下のとおりです。

【特化型（看護師専門）の転職サイトを利用するメリット】

• 看護師の転職支援に強い
• 看護師のキャリア相談ができる
• 給与の交渉まで代行してくれる
• アドバイザーは看護師の転職支援実績に長けている
• キャリアプランから今必要な職場を提案してくれる
• 職場や働く人たちの雰囲気まで把握している
• 実際に転職した利用者から転職先の情報を収集している

【総合型の転職サイトを利用するメリット】

• 幅広い職種を知ることができる
• 看護師以外の選択肢が広がる
• 求人が豊富で選択肢が多い
• 適性から自分に合った職種を見つけてくれる

看護師から転職する際におすすめの転職サイト8選

転職を考える看護師に向けて、「看護師専門の転職サイト」「総合型の転職サイト」の2つのタイプからおすすめ転職サイトを8つ紹介します。

看護師として転職するか、看護師を辞めて転職するか迷っている人は、両方の転職サイトのアドバイザーから意見を聞いてみることをおすすめします。

1位：看護roo!（カンゴルー転職）

4.97

看護roo!は看護師に特化した情報サイトとしても有名で、看護学生から転職先を探す看護師まで、幅広いサポートが魅力です。

働きたいエリアから求人を探せるのはもちろん、美容クリニックや介護施設、健診センターなど気になる職場から求人を見つけられます。

他にも転職にまつわるコンテンツも充実し、「性格から分かる職場診断」や「転職の希望条件こだわり診断」などが利用できますよ。

自分に合った職場を探したい人は、看護師のキャリアに詳しいアドバイザーに相談しましょう。

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看護roo!（カンゴルー転職）の口コミ

日向さんのサポートを受け、無事に就職活動を終えました。年収も以前の病院よりも100万程度アップ。何もかも頼って任せると失敗すると思います。お金の話、病院の雰囲気、同じ病院に就職した人の話、履歴書や職務経歴書の添削など…細かくアドバイスしていただき本当に助かりました。ありがとうございました。
引用：Googleマップ

2位：レバウェル看護

4.96

レバウェル看護は、紹介先の職場の情報収集と提供に長けた看護師専門の転職サイトです。

実際に転職した看護師から入社後のアンケートを実施し、入社後のリアルな感想を集めています。

入社後のギャップや、職場ごとの雰囲気まで把握できるため、マッチ度の高い職場の提案ができるのです。

「人間関係の悩みで転職を考えている」「雰囲気の良い転職先を見つけたい」など、慎重に転職先を選びたい人にレバウェル看護をおすすめします。

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レバウェル看護の口コミ

最初は緊張と不安ながらの相談でしたが、担当のスタッフさんが優しく丁寧に対応してくださるので、安心して相談する事ができました！
面接の対策もしっかりサポートしてくださって、採用が決まってから入職後の状況も聞いてくださるので、本当にレバウェル看護を選んで心から良かったなと思っています！
引用：Googleマップ

3位：ナース人材バンク

4.95

ナース人材バンクは業界最多とされる、豊富な求人を保有する看護師専門の転職サイトです。

求人数が多ければ選択肢も広がるため、「どの職場がいいか迷っている」という人も、気になるエリアから求人を見つけやすいでしょう。

「給与高めの求人特集」「訪問看護の求人特集」など、職場ごとの求人特集も多く、情報収集にも使いやすくおすすめです。

転職についての相談も、オリコン顧客満足度「看護師転職第1位」を獲得するナース人材バンクなら心強いでしょう。

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ナース人材バンクの口コミ

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4位：看護師ワーカー（旧：医療ワーカー）

4.93

看護師ワーカー（旧：医療ワーカー）は、派遣や正社員など自分にあった働き方で仕事を探せる転職サイト。

面倒な履歴書作成もマイページで入力。企業からスカウトも届くので「希望よりも良い条件で転職できた」という口コミも多いサービスです。

面接から相手先と給与などの条件交渉まで手厚くサポートしてくれるので、初めての転職でも安心。

今の働き方でいいのか不安になった時、一度試してみてはいかがでしょうか。

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看護師ワーカー（旧：医療ワーカー）の口コミ

私も医療ワーカーで転職しました☺️女性の方で、めちゃくちゃいい人でした！

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5位：ナースではたらこ

ナースではたらこは日本最大級の看護師転職サービス。

業界の中でも非公開求人やレアな求人が多いのが特徴で、「他で見つからなかった条件で探せた！」という声も少なくありません。

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今すぐの転職ではなく、情報収集での利用も推奨されているので、まだ意志が固まりきっていない時期でも気軽に覗けるがポイントです。

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ナースではたらこの口コミ

ナースではたらこから、たまたま電話あって縁かなーと思ってお願いしたら、自分の希望に沿った所をすぐ情報くれて、不安要素も聞いてくれて凄く良かった

やっぱり、担当さんとの相性もあるんやろうけど、ありがたかったなぁ

— ika (@mai0_0g) February 6, 2024

6位：リクルートエージェント

4.91

リクルートエージェントは、公開求人だけでも約35万件もの求人が見つかる総合型の転職サイトです。

非公開求人を合わせると、なんと約60万件以上もの求人を保有しています。取り扱う職種の種類も多く、転職先を迷っている看護師の情報収集にも便利です。

医療業界の求人も保有しているため、看護師向けの求人も含め、あなたに合った求人を見つけられますよ。

好待遇の求人が多い非公開求人を紹介してもらうためには、アドバイザーへの相談が必須です。

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リクルートエージェントの口コミ

ワイはJACリクルートメントとリクルートエージェントがよかった。担当が結構親身になってくれた。

ビズリーチも使ったけどあれは転職慣れしてる人向けやね。

— yoneda naoki (@yonez42) August 23, 2023

7位：doda（デューダ）

4.88

dodaは転職に関するコンテンツが充実していて、使いやすいと評判の総合型転職サイトです。

転職のノウハウはもちろん、「転職タイプ診断」や「自己PR発掘診断」など、気になるコンテンツが見つかります。

スカウト機能やエージェントサービスも利用できるので、気になるコンテンツを活用していきましょう。

大手企業の求人や人気企業の求人も期待できるため、非公開求人もチェックしておくと良いですね。

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doda（デューダ）の口コミ

結構前だけどdodaの転職エージェント使って色々紹介してもらったー、わりと転職エージェントは当たり外れあるみたいだけど自分の時は色々わからないこと聞けたしよかったよー

— raiden (@raideenn) March 19, 2023

8位：女の転職type

4.87

女の転職typeは女性の転職に特化した転職サイトです。

求人数は多くありませんが、女性に人気の事務職やアパレル・販売系、さらに医療や介護、福祉系の職種に強い傾向があります。

大手企業の求人も豊富で、気になる求人も見つけやすいでしょう。さらに、登録しておくだけで企業からスカウトが届くこともありますよ。

また、転職活動の相談とサポートをお願いしたい場合は、「type女の転職エージェント」の活用もおすすめします。

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女の転職typeの口コミ

女子なら女の転職typeってサイトおすすめー
あとヤギッシュでPDFの履歴書作ってメールで送りまくるんやー

— アロマ🚆 (@aromatrain) November 18, 2023

看護師から転職を有利にするための注意点

看護師から転職を考える際は、4つの注意すべき点に気を付けましょう。

とくに看護師以外の職種へ転職を検討している人は、注意点を加味し、納得できる転職を目指していきましょう。

多職種に転職すると看護師に戻るのは難しい

看護師以外の職種へ転職すると、看護師に戻るのは難しくなります。

ブランクありでも採用してくれる職場もありますが、現役の看護師と比べると、採用される確率は低くなるでしょう。

また、退職した理由をそのまま伝えてしまうと印象が悪くなるため、前向きな志望動機も一緒に伝えると良いですね。

看護師から転職をした人の中には、「事務職と看護師のダブルワークをしている」「週1程度は看護師の単発派遣でバイトする」といった働き方をしている人もいます。

自分の負担を軽くしてあげられる、あなたらしい働き方を見つけていきましょう。

年収が下がる＆安定しない可能性が高い

看護師を辞めてしまうと、年収が下がったり安定しなかったりする可能性が高くなります。

医療従事者である看護師は、他の職種に比べて平均年収が高めです。そのため、他の職種に転職すると、年収が下がるケースが多くなります。

また、夜勤で稼げるのも看護師という職種ならではの特徴です。

看護師の平均年収と女性の平均年収を比べると、以下の差があることが分かります。

参照：厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」
参照：国税庁「令和3年分　民間給与実態統計調査」

「規則正しい生活ができれば少し年収が下がってもいい」「年収は下げたくないからもう少し頑張ってみる」など、どのくらいの給与が必要か考えてみるのも大切です。

病院以外の職種は即戦力が求められる

病院以外の医療施設では、即戦力を求められる場合が多いです。

臨床経験3年以上という応募条件がほとんどで、経験の浅い看護師が転職しようと思うと、求人は限られてくるでしょう。

もちろん、臨床経験が少なくても人柄重視で採用される可能性もあります。

目的や就職したい職場が定まっている人は早めにチャレンジを。病院を辞めたい看護師は、研修制度が充実した職場を慎重に選ぶと良いでしょう。

勢いで転職すると後悔することもある

「看護師の仕事に疲れてしまった」「人間関係の悩みがつらい」と、看護師の仕事が嫌になってしまい、勢いで転職してしまうと後悔する場合もあります。

看護師の仕事は大変ですが、少しでもやりがいや喜びを感じている人は、本当に看護師を辞めて後悔しないか考える時間が必要です。

今の職場や環境がつらい場合、部署異動するだけで気持ちが軽くなることもあります。

無理なく自分らしく働ける環境を模索しながら、転職という選択肢も考えていきましょう。

看護師から転職する前に自分のキャリアを考えてみよう

看護師から転職する場合、「看護師資格を活かして転職」か「看護師以外の職種に転職」の2つの選択肢があります。

看護師以外へ転職を希望する人は、年収が下がるリスクや注意点を理解し、後悔しない転職先を慎重に見つけていきましょう。

また、今の職場に不満があって看護師を辞めたくなった人も、職場を変えればまだ看護師を頑張れるかもしれません。

「自分に合った職場が分からない」「自分らしく働きたい」など、転職先に迷った際は、転職サイトのアドバイザーと一緒に自分らしく働ける仕事を探していきましょう。