臨床検査技師向け転職サイトおすすめ14選!口コミ&評判も解説

「臨床検査技師におすすめの転職サイトってあるの?」「転職は難しいって聞くけど大丈夫かな…」と、転職に興味はあるけれど、実際に転職活動を始めようと思うと少し不安に感じてしまいますよね。

「転職サイトはしつこい」などの悪い評判も目につくので、使うべきか迷っているという方も多いはず。

そこで本記事では、臨床検査技師向けの求人が見つかる、評判の良いおすすめの転職サイトを厳選して紹介します。

実際の利用者の口コミも紹介していますので、転職サイト選びの参考にしてくださいね。

この記事の内容

臨床検査技師向け転職サイトの選び方

臨床検査技師が転職サイトを選ぶ際の、正しい選び方を紹介します。

専門職である臨床検査技師は、転職サイト選びのポイントを押さえておくと、効率よく自分に合った転職サイトが見つかりますよ。

臨床検査技師特化の転職サイトを選ぶ

臨床検査技師として転職するなら、臨床検査技師に特化した転職サイトから選びましょう。

転職サイトや転職エージェントは、特化型と総合型という2種類に分類されます。

総合型の転職サイト 幅広い職種の求人を保有している転職サイト
特化型の転職サイト 臨床検査技師だけの求人など、1つの職種にや業界に特化している転職サイト

「他の職種にも興味がある」「臨床検査技師以外の仕事にも興味がある」という方でなければ、基本的に特化型の方がおすすめです。

臨床検査技師が特化型を利用するメリットは、主に以下の通りです。

  • 臨床検査技師向けの求人が効率よく見つかる
  • 診療科目・施設形態・スキルから求人を絞れる
  • 臨床検査技師の転職について深く知れる
  • 業界に詳しい専任のアドバイザーに相談できる

どの転職サイトに登録すべきか迷った際は、まずは特化型の転職サイトを選んでみましょう。

「臨床検査技師として転職するか迷っている」という方は、視野を広げるために総合型の転職サイトを利用してみるのもありです。

転職サイトは1つに絞らず複数選ぶ

転職サイトは3社程度を目安に、複数登録することをおすすめします。

1つの転職サイトに絞ってしまうと、求人に偏りがでてしまい、選択肢を狭めてしまう可能性があります。

希望する条件や勤務地の求人が見つからないと、転職活動が長引いてしまったり、少ない選択肢から妥協で転職してしまったりするケースも。

理想の職場へ転職成功するために、複数の転職サイトを利用してみましょう。

少し面倒ではありますが、後悔しない転職を目指すためにも頑張りたいところです。

臨床検査技師向けの求人数を確認する

気になる転職サイトが見つかったら、臨床検査技師向けの求人数を確認してみましょう。

特化型の転職サイトであれば、気になる地域の求人数を見てみると良いですね。

求人数が多いと転職先の選択肢が広がるため、転職サイト選びの一つの基準となります。

とはいえ、大手企業や優良企業の求人、高待遇の求人などは非公開求人に多い傾向があります。

非公開求人を紹介してもらうためには、転職サポートへの登録が必須です。

良い求人を取りこぼさないために、気になる転職サイトは積極的に転職サポートを活用しましょう。

希望条件&地域の求人が見つけやすいかで選ぶ

転職先に希望する条件や、転職したいエリアの求人の見つけやすさも転職サイト選びのポイントです。

転職先に希望する地域を調べてみて、あまり良い求人が見つからなかったり、求人数が著しく少ないのであれば他の転職サイトの方が良いでしょう。

また、東京や大阪などの都心部と比べて地方の求人は少ない傾向にあるため、複数の転職サイトを利用すると良いですね。

さらに、自分の希望条件に合った求人が見つけやすい転職サイトもおすすめします。

臨床検査技師向け転職サイトおすすめ14選!口コミ&評判も紹介

臨床検査技師におすすめの転職サイトを14つ紹介します。

転職サイトの特徴や評判が気になる方は、口コミも参考に自分に合った転職サイトを選んでみましょう。

1位:レバウェル医療技師(旧:医療技師のお仕事)

運営会社 レバレジーズメディカルケア株式会社
公開求人数 非公開
非公開求人数 非公開
対応エリア 全国
拠点 北海道、宮城、茨城、千葉、埼玉、東京、神奈川、静岡、愛知、京都、大阪、広島、福岡

レバウェル医療技師は看護のお仕事、レバテックなど、複数の転職支援サービスを運営するレバレジーズが提供する医療技師専門の転職サイトです。

求人はすべて非公開求人となっているため、アドバイザーから紹介を受ける転職エージェントのイメージが近いでしょう

公開求人がないため、どのような仕事があるか不安に感じるかもしれません。

しかし、運営会社の知名度の高さと実績を加味すると、利用する価値は十分にあると判断すべきです。

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レバウェル医療技師(旧:医療技師のお仕事)の口コミ&評判

初めての転職にもおすすめ!
今回初めての転職でしたが、アドバイザーの対応が丁寧で安心出来ました。
また、一緒にキャリアプランを考えてくれたのもよかったです。

2位:KJB検査技師人材バンク

運営会社 株式会社エス・エム・エス
公開求人数 約5,100件
非公開求人数 非公開
対応エリア 全国
拠点 東京、北海道、宮城、石川、千葉、埼玉、神奈川、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、広島、香川、福岡

KJB検査技師人材バンクは臨床検査技師に特化した転職サイトです。多くの臨床検査技師が登録し、転職活動の際に利用しています。

医療・介護業界に強いエス・エム・エスが運営しているため、施設形態や診療科目の選択肢も幅広いです。

また、臨床検査技師向けの求人を専門で取り扱っている点も、効率よく求人を探せるメリットになります。

優良企業の求人は非公開求人に多いため、本格的に転職活動を始める際は登録することをおすすめします。

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KJB検査技師人材バンクの口コミ&評判

3位:マイナビコメディカル

運営会社 株式会社マイナビ
公開求人数 40,714件(2024年1月現在)
公開求人数(臨床検査技師) 2,075件(2024年1月現在)
非公開求人数 非公開
対応エリア 全国
拠点 全国20カ所

マイナビコメディカルは人材紹介大手のマイナビが運営する、医療・介護業界に特化した転職サイトです。

約4万件もの求人を保有しているため、利用者一人ひとりに合った転職先を紹介できます。

大手の転職サイトには多くの求人情報が集まるので、思いがけない好条件な求人が見つかるかもしれません。

求人を紹介してもらうためには登録が必要ですが、相談しておくと条件にあった求人をピックアップしてくれるので便利です。

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マイナビコメディカルの口コミ&評判

4位:ジョブメドレー

運営会社 株式会社マイナビ
公開求人数(臨床検査技師) 約1,200件(2024年1月現在)
非公開求人数 非公開
対応エリア 全国
拠点 全国各地

ジョブメドレーは会員数150万人を突破する、転職サイトの中でも最大級の規模を誇る転職サイトです。

臨床検査技師だけでなく、医療業界から介護職、保育や美容業界の求人まで幅広く取り扱っています。

臨床工学技士、臨床放射線技師、治験コーディネーターなど、様々な職種の求人情報も見れるので、他の職種が気になる方にもおすすめです。

また、スカウト機能も利用できるので、職歴や希望条件を登録しておくと気になる求人に出会える可能性もありますよ。

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ジョブメドレーの口コミ&評判

5位:メディカル技師ワーカー

運営会社 株式会社トライト
公開求人数 非公開
非公開求人数 非公開
対応エリア 全国
拠点 全国56カ所

メディカル技師ワーカーは臨床検査技師専門の転職サイトです。

医療ワーカー、看護師ワーカーで有名な株式会社トライトが提供するエージェントサービスなので、紹介できる求人数に期待できるでしょう。

紹介できる求人は病院やクリニックだけでなく、検査センターや治験関連の仕事まで幅広いです。

「転職活動を始める前にどんな求人があるか知りたい」という方は、新着の求人が受け取れるメルマガにまずは登録してみましょう。

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メディカル技師ワーカーの口コミ&評判

ハローワークも利用していたのですが、そこにはない目新しい求人がたくさんありました。
子供がいるので、自宅近くの通いやすいエリアから提案してくれたのもよかったです。

6位:リクルートエージェント

運営会社 株式会社リクルート
公開求人数 367,972件(2024年1月現在)
公開求人数(臨床検査技師) 599件(2024年1月現在)
非公開求人数 227,874件(2024年1月現在)
対応エリア 全国+海外
拠点 東京、北海道、宮城、栃木、埼玉、千葉、神奈川、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、福岡

リクルートエージェントは臨床検査技師などの医療業界以外にも、様々な職種の求人が集まる転職サイトです。

求人数は非公開求人を含め約60万件も保有。日本最大級の転職サイトといえるでしょう。

キーワード検索から臨床検査技師と入力して調べると、599件の公開求人が見つかりました。

検体検査メインの仕事や治験コーディネーター、医療機器メーカーの営業職など、気になる求人がきっと見つかりますよ。

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リクルートエージェントの口コミ&評判

7位:doda(デューダ)

運営会社 パーソルキャリア株式会社
公開求人数 234,004件(2024年1月現在)
求人数(臨床検査技師) 488件(2024年1月現在)
非公開求人数 非公開
対応エリア 全国+海外
拠点 東京、北海道、宮城、神奈川、静岡、愛知、大阪、京都、兵庫、岡山、広島、福岡、鹿児島

doda(デューダ)は幅広い業界の求人を取り扱う総合型の転職サイトです。知名度の高さと転職支援実績から、転職活動を始める多くの方が実際に登録しています。

業界最大級のリクルートエージェントに次ぐ求人数を誇り、臨床検査技師向けの求人も見つかります。

求人の詳細や職場の雰囲気が気になる方は、エージェントサービスに申し込むとアドバイザーから聞けますよ。

生体検査・検体検査の仕事だけでなく、企業に勤めるCRAやMRの求人も紹介可能です。

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doda(デューダ)の口コミ&評判

8位:パソナキャリア

運営会社 パーソルキャリア株式会社
公開求人数 33,692件(2024年1月現在)
公開求人数(臨床検査技師) 131件(2024年1月現在)
非公開求人数 非公開
対応エリア 全国+海外
拠点 東京、大阪、静岡、北海道、宮城、茨城、富山、岡山、広島、福岡、青森、神奈川、千葉、埼玉、群馬、京都、熊本、沖縄など全国各地

パソナキャリアはハイクラス転職に強い転職サイトです。これまでの転職支援実績は54万人以上。さらに年収アップ率はなんと61.7%を誇ります。

臨床検査技師としての経験とスキルを活かし、優良企業・大手企業への転職や、年収アップを狙いたい方におすすめです。

ただし、公開求人には臨床検査技師向けの求人は多くありません。しかし、アドバイザーの質の良さには定評があるため、「じっくり転職活動をおこないたい」という方はぜひチェックしてみてください。

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パソナキャリアの口コミ&評判

9位:ビズリーチ

運営会社 株式会社ビズリーチ
公開求人数 107,326件(2024年1月現在)
公開求人数(臨床検査技師) 38件(2024年1月現在)
非公開求人数 非公開
対応エリア 全国
拠点 東京、大阪、愛知、福岡、静岡、広島

ビズリーチはパソナキャリアと同様に、ハイクラス転職特化の転職サイトです。

掲載・紹介可能な企業は厳選されているため、「条件の悪い転職先を選んで失敗した」というリスクが軽減されるでしょう。

また、ビズリーチを利用する利点の一つに、スカウト機能が存在します。登録するだけで企業からオファーがくる可能性があるため、気になる方は登録しておくと良いでしょう。

管理職など役職付きの転職も狙えるので、キャリアアップを目指す方にもおすすめです。

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ビズリーチの口コミ&評判

10位:リクナビNEXT

運営会社 株式会社リクルート
公開求人数 10,2826件(2024年1月現在)
公開求人数(臨床検査技師) 206件(2024年1月現在)
非公開求人数 非公開
対応エリア 全国
拠点 全国56カ所

リクナビNEXTはリクルートが運営する求人情報サイトです。リクルートエージェントと異なり、転職サポートのない転職サイトとなっています。

直接企業へ応募や質問ができるので、自分のペースで転職活動を進めたい方におすすめです。

また、「アドバイザーに相談したい」と感じた際は、リクルートエージェントを利用してみましょう。

求人数は特化型と比べると少ないですが、「生理検査なしの検体検査」「夜勤・残業無」「医療機器メーカー」など気になる条件の求人が見つかります。

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リクナビNEXTの口コミ&評判

11位:マイナビエージェント

運営会社 株式会社マイナビ
公開求人数 68,596件(2024年1月現在)
公開求人数(臨床検査技師)
非公開求人数 18,997件(2024年1月現在)
対応エリア 全国
拠点 東京、神奈川、北海道、宮城、愛知、京都、大阪、兵庫、福岡

マイナビエージェントは数ある転職エージェントの中で、オリコン顧客満足度第1位を獲得する実績のある転職サイトです。

日本には約27,00社ほど転職エージェントがあるとされています。

その中でトップに輝くマイナビエージェントには、質の高いサポートが期待できるでしょう。

アドバイザーに相談することで、高待遇の独占求人を紹介してもらえる可能性があるため、「納得のできる転職を成功させたい!」という方は、アドバイザーの質にもこだわるべきです。

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マイナビエージェントの口コミ&評判

12位:臨床検査技師JOB

運営会社 株式会社 SEプラス
公開求人数(臨床検査技師) 2,401件(2024年1月現在)
非公開求人数 非公開
対応エリア 全国
拠点 東京

臨床検査技師JOBは、臨床検査技師専門のコンサルタントが在籍する心強い転職サイトです。

コンサルタントと名乗れるのは国家資格保有者だけなので、転職サポートの質の高さに期待できます。

また、元臨床検査技師のコンサルタントやアドバイザーも在籍しているので、相談しやすいと感じる方も多いでしょう。

「臨床検査技師として転職を決めている」「臨床検査技師に強い転職サイトを使いたい」など、特化型の転職サイトに魅力を感じる方におすすめです。

臨床検査技師JOBの求人を無料で見る

臨床検査技師JOBの口コミ&評判

様々な種類の検体検査に携われる、検査センターで働きたい!
求人紹介から、応募まで1週間以内に行えたことで、すばやく選考にのることができました。
「今後も検体検査を学んでいき技術を身に着けていきたい」という熱意、まだ20代という若さから将来性も交えて推薦理由をお伝えできたことによって、書類選考を通過することができました。
引用:臨床検査技師JOB公式サイト

13位:メディコ

運営会社 株式会社WILLCO WILLCO,inc.
公開求人数 9,840件(2024年1月現在)
公開求人数(臨床検査技師) 3,424件(2024年1月現在)
非公開求人数 非公開
対応エリア 全国
拠点 東京

メディコは職場のリアルな口コミが掲載されている、医療従事者専門の転職サイトです。

掲載されている求人の職場で実際に働いている方や、働いた経験のある方の口コミを見ることができます。

「実際働いてみないと分からないし…」と転職に不安を感じている方も、メディコなら職場の雰囲気から転職先を選べますよ。

求人を探す際は、職種・エリア・診療科目など、こだわりの条件で検索可能です。

メディコの求人を無料で見る

メディコの口コミ&評判

初めての転職でしたが、履歴書の書き方や面接対策など、丁寧なサポートで安心しました。
転職活動がスムーズにおこなえたのはメディコのおかげです。

14位:MED×Fit(メドフィット)

運営会社 株式会社Genten Links
公開求人数 5,793件(2024年1月現在)
公開求人数(臨床検査技師) 1,043件(2024年1月現在)
非公開求人数 非公開
対応エリア 全国
拠点 全国56カ所

MED×Fitは医療・介護業界に特化した転職サイトです。医療業界専任のアドバイザーに相談したい方は、登録を検討すると良いでしょう。

また、「臨床検査技師から別の多職種へ転職するか迷っている」という方も、医療業界の他職種へのキャリアチェンジの相談も可能です。

さらに、スマホで簡単に仕事を探したい方には、「LINEで仕事探し」というサービスも用意されていますよ。

MED×Fitの求人を無料で見る

MED×Fit(メドフィット)の口コミ&評判

迅速な対応や的確な面接のアドバイスをいただき、無事に就活を終えることが出来ました。安心して利用出来ました。
引用:MED×Fit(メドフィット)公式サイト

【目的別】臨床検査技師の求人が見つかるおすすめ転職サイト

「一般企業へ興味がある」「検体検査だけできる仕事を探している」など、転職の目的別におすすめの転職サイトを紹介します。

条件別で検索した際の求人数と、転職サイトの特徴も踏まえて集計しています。転職サイト選びの参考にしてくださいね。

企業へ転職を目指すならKJB検査技師人材バンク

企業への転職に興味のある方は、KJB検査技師人材バンクがおすすめです。

「企業」という施設形態で調べると、求人数をみるだけではメディコが1番多く条件に合った求人が見つかります。

ただ臨床検査技師の転職支援実績と得意分野を加味したうえで、KJB検査技師人材バンクを最もおすすめしています。

また、レバウェル医療技師やメディカル技師ワーカーは求人が公開されていないため、選択肢を広げるために登録するのもありです。

「企業」のおすすめ転職サイト 「企業」の求人数
1位:KJB検査技師人材バンク 310件
2位:メディコ 568件
3位:マイナビコメディカル 59件

検体検査のみの求人はメディコ

検体検査のみの求人を探している方には、メディコという転職サイトがおすすめです。

本記事で紹介する転職サイトの中で、1番求人数の多い転職サイトとなっています。

また、検体検査という条件を絞ったワードで求人を探したい場合、臨床検査技師JOB、KJB検査技師人材バンク、ジョブメドレーなどのような、臨床検査技師に強い転職サイトを選びましょう。

「検体検査のみ」のおすすめ転職サイト 「検体検査」の求人数
1位:メディコ 1736件
2位:臨床検査技師JOB 1119件
3位:ジョブメドレー 389件

病院以外に転職するなら臨床検査技師JOB

病院以外に選択肢を広げたい方は、臨床検査技師JOBがおすすめです。

臨床検査技師JOBは臨床検査技師の転職支援に特化したサイトのため、業界に精通したアドバイザーが在籍しています。

利用者に合った職場の選択肢や、キャリアプランを一緒に考え、最良の道を提案してくれますよ。

また、2番目におすすめのレバウェル医療技師も医療業界に特化した転職サイトで、相談しやすくおすすめです。

「病院以外」のおすすめ転職サイト 「病院以外」の求人数
1位:臨床検査技師JOB 1285件
2位:レバウェル医療技師 非公開
3位:メディコ 1922件

正社員を目指すならレバウェル医療技師

臨床検査技師の正社員を目指す方には、レバウェル医療技師がおすすめです。

レバウェル医療技師はレバウェル看護、レバテックなどを運営する大手人材紹介会社のため、多くの医療施設や企業の求人が集まります。

そのため、質の高い非公開求人にも期待できるため、満足度の高い正社員への転職を目指せるでしょう。

「病院以外」のおすすめ転職サイト 「病院以外」の求人数
1位:レバウェル医療技師 非公開
2位:メディコ 2,764件
3位:KJB検査技師人材バンク 619件

中途採用に強いのはメディカル技師ワーカー

中途採用に強い転職サイトを探している方には、メディカル技師ワーカーがおすすめです。

今回ご紹介する転職サイトは多くが中途採用向けの求人のため、アドバイザーの質の高さに着目しておすすめを選びました。

医療業界に特化した転職支援サイトに、アドバイザーの質の高さに定評のある転職サイトを選んでいますので、ぜひ参考にしてください。

「中途採用」のおすすめ転職サイト 「臨床検査技師」の求人数
1位:メディカル技師ワーカー 非公開
2位:doda(デューダ) 488件
3位:臨床検査技師JOB 2,401件

臨床検査技師の転職は難しい?多職種&地域別に比較

臨床検査技師は転職が難しいとされていますが、本当なのか気になりますよね。

ここでは、厚生労働省調べの有効求人倍率を基に、臨床検査技師の転職事情を解説していきます。

有効求人倍率を多職種と比較

厚生労働省の調べによると、臨床検査技師の有効求人倍率は1.79倍です。

1人の求職者に対し、約1〜2つ程度の求人が見つかる可能性があるため、転職が難航するほど難しいわけではありません。

続いて、臨床検査技師と比較されることの多い、医療業界を中心とした多職種の有効求人倍率を比較してみます。

職種 有効求人倍率
臨床検査技師 1.79倍
放射線技師 1.12倍
臨床工学技士 1.46倍
細胞検査士 1.69倍
理学療法士 4.21倍
看護師 2.53倍
内科医 0.75倍
治験コーディネーター(CRC) 1.69倍

参考:厚生労働省 jobtag

臨床検査技師を含む8つの職種の有効求人倍率を比較すると、臨床検査技師の有効求人倍率は上から4番目に位置します。

「転職が難しい」と噂されていますが、実際には多職種と比べても、臨床検査技師が特別転職が難しいということはないでしょう。

有効求人倍率を都道府県別に比較

臨床検査技師の転職が難しい地域があるのか、都道府県別に有効求人倍率を比較することで検証します。

都道府県別の有効求人倍率を見ていきましょう。

都道府県 有効求人倍率
北海道 1.57倍
青森県 データなし
岩手県 3.58倍
宮城県 3.70倍
秋田県 データなし
山形県 3.04倍
福島県 3.16倍
茨城県 2.49倍
栃木県 0.88倍
群馬県 1.79倍
埼玉県 2.03倍
千葉県 1.68倍
東京都 2.11倍
神奈川県 1.07倍
新潟県 2.10倍
富山県 データなし
石川県 データなし
福井県 データなし
山梨県 データなし
長野県 0.93倍
岐阜県 3.24倍
静岡県 1.94倍
愛知県 1.99倍
三重県 データなし
滋賀県 データなし
京都府 2.88倍
大阪府 1.51倍
兵庫県 1.38倍
奈良県 1.27倍
和歌山県 データなし
鳥取県 データなし
島根県 データなし
岡山県 1.22倍
広島県 1.49倍
山口県 1.78倍
徳島県 データなし
香川県 1.69倍
愛媛県 2.78倍
高知県 1.75倍
福岡県 1.34倍
佐賀県 1.42倍
長崎県 0.96倍
熊本県 1.18倍
大分県 0.64倍
宮崎県 1.14倍
鹿児島県 1.85倍
沖縄県 3.63倍

参考:厚生労働省 jobtag

都道府県別に臨床検査技師の有効求人倍率を見ていると、地域によって大きく差があることが分かりました。

1番数値の高い宮城県の3.70倍と、1番水準が低い大分県の0.64倍では3.06倍もの差があります。

通常、有効求人倍率は1倍を下回ると、求人が少ないと感じる方が増える傾向にあります。

転職が難しいと感じる方がいるのは、有効求人倍率の低い地域があるからなのかもしれません。

臨床検査技師の転職サイトを利用した主な転職先

臨床検査技師が選ぶ主な転職先を7つ紹介します。

病院以外に、どのような職場の選択肢があるのか見ていきましょう。

病院

臨床検査技師の転職先の1つ目は、新卒から入社する方の多い病院です。

病院における臨床検査技師の役割は担当する科によって異なりますが、主に生理検査や検体検査をおこない、治療に役立てることです。

検査データを基に医師が患者の健康状態の変化や異常に気付き、正しい診療や治療の方針を決定します。

病院で働くメリット・デメリット

メリット
  • 幅広い業務のスキルが身に就く
  • 先進医療に触れられる
  • 多くのスタッフや患者と関われる
  • スタッフが多くシフトの相談がしやすい
  • 夜勤、当直で稼げる
デメリット
  • 夜勤、当直がある
  • 責任とプレッシャーが大きい
  • 高いスキルが求められる
  • 土日休みなどの固定給はない

診療所・クリニック

クリニックでは特定の診療科を専門とする施設が多く、「1つの分野を極めたい」「慣れた診療科で働きたい」という方におすすめです。

規模の大きい病院とは異なり、少ない人数で業務を担当するため即戦力が求められます。

病院で経験を積んでから、通いやすいクリニックへ転職するというパターンも多いようです。

また、超音波検査(エコー検査)の経験があると歓迎されやすいので、病院勤務の間に相談してみると良いでしょう。

診療所・クリニックで働くメリット・デメリット

メリット
  • 土日など固定給がある
  • 夜勤のない施設が多い
  • アットホームな雰囲気の職場が多い
  • 緊急性の高い患者は少ない
  • 自宅に近いとお昼休みに帰れる
デメリット
  • スタッフが少なく担当する業務が多い
  • 他の科目のスキルは身につかない
  • 同じ作業の繰り返しで刺激は少ない
  • 夜勤がなく給料が低くなる

大学の研究室・研究所

研究室に勤務できると先端の検査機器に触れられる機会が多くなります。

研究員に興味のある方はチェックしておきましょう。

また、大学での後進育成も業務内容に含まれるため、やりがいのある転職先といえるでしょう。

大学の研究室・研究所の求人はあまり多くないため、転職サイトのアドバイザーから情報収集をしておくと良いですね。

大学の研究室・研究所で働くメリット・デメリット

メリット
  • 先端の検査機器に触れられる
  • 後進育成に関われる
  • おだやかな雰囲気で働ける
  • 自分のペースで働きやすい
デメリット
  • 求人が少ない
  • 自分の好きな研究ができるとは限らない
  • 事務補助といった雑用が多い
  • 最低限のパソコンスキルが必要

検査センター

検査センターで働く臨床検査技師は、患者から採取した血液や細胞などを調べる、検体検査がメインになります。

検体検査のみの求人を探している方にとって、応募しやすい転職先といえます。

「検体検査を深く学びたい」「コツコツ取り組む作業が好き」という方におすすめです。

病院やクリニックと比べると求人数は少なくなるため、複数の転職サイトを活用しましょう。

検査センターで働くメリット・デメリット

メリット
  • 検体検査のみの仕事がほとんど
  • 単純作業をコツコツこなせる
  • 専門性の高い検査に携われる
  • 患者とのコミニケーションはない
デメリット
  • 膨大な量の検体検査をおこなうことになる
  • 同じ作業の繰り返しが苦手な人は向いていない
  • 患者と触れ合う機会がない
  • 精密な検査が要求される
  • 夜勤のある職場もある

一般企業

臨床検査技師が一般企業に転職する場合、医療機器メーカーや製薬会社といった選択肢があります。

治験コーディネーター、臨床開発モニター、アプリケーションスペシャリストなどは医療従事者からの転職が多く、未経験でも歓迎されやすいです。

一般企業に就職すると、自社製品の販売促進に関わる営業職や、多くの人と関わる調整役が多いため、コミュニケーション能力が求められます。

一般企業で働くメリット・デメリット

メリット
  • 医療機関で働く以外の選択肢が広がる
  • 土日休み、長期休暇が取りやすい
  • スキルと経験次第で給料が上がる
  • 夜勤がない
  • 人の命に関わるプレッシャーがなくなる
デメリット
  • 再度医療業界への転職は難しい
  • 医療従事者としてやりがいはなくなる
  • 新しい業務を1から学ぶ必要がある
  • 残業のある職場もある

健診センター

健診センターで働く臨床検査技師は、健診を受けに来た受信者の生体検査が主な仕事です。

比較的のんびり働ける職場のため、人気のある施設といえます。また、日勤のみで業務が終了すると帰れるため、規則正しい生活が送りやすいのもメリットです。

検体検査は健診センターへ依頼するケースが多いため、「もくもくと作業をしたい」という方よりも、「人と関わる仕事がしたい」という方に向いています。

健診センターで働くメリット・デメリット

メリット
  • 急患の対応がなくおだやかに働ける
  • 人と関わる仕事にやりがいを感じる
  • 夜勤がなく働きやすい残業がほとんどない
デメリット
  • ルーティンワークが多くやりがいを感じづらい
  • 年収が下がる可能性が高い
  • 検体検査に関われない
  • 人気の職場で求人が少ない

保健所

保健所は臨床検査技師が公務員として働ける職場の1つです。

地域の人々の安全と健康を守るために、主に公衆衛生に関する検査をおこないます。感染症や食中毒が発生した際に、原因を解明するための聞き取り調査も臨床検査技師の仕事です。

給料の面では、始めは臨床検査技師の平均年収より下がる可能性がありますが、勤務年数や年齢にあわせて着実に年収アップが期待できるでしょう。

保健所で働くメリット・デメリット

メリット
  • 夜勤、当直がない
  • 残業もほとんどなし
  • 地域医療に関われるやりがい
  • 安定した収入に期待
  • 勤務年数、年齢にあわせて年収が上がる
デメリット
  • 年功序列ですぐに年収は上がらない
  • 副業などに規制あり
  • 病院、検査センターへの転職は難しい
  • 異動が多い

臨床検査技師の転職におすすめの他職種とは?

臨床検査技師から多職種への転職に興味のある方に向けて、臨床検査技師から転職しやすい職種を紹介します。

もちろん、ここで紹介する職種がすべてではありません。1つの選択肢として参考にしてくただけますと幸いです。

治験コーディネーター(CRC)

治験コーディネーターは、新薬開発などで行う治験がスムーズに行えるよう調整する人のことです。

医療機関に直接雇用される、またはSMO(治験施設支援機関)から医療機関へ派遣されるという、主に2つの働き方があります。

近年、看護師や薬剤師などの医療従事者の転職先として注目されている職種でもあります。

治験コーディネーターは製薬会社・医療機関で働く治験担当者や、被験者など多くの人たちと関わる仕事です。

そのため、「もくもくと仕事をこなすよりアクティブに動きたい」という方の方が向いているでしょう。

治験コーディネーター(CRC)の主な仕事内容
  • 治験がスムーズに行えるよう調整する
  • 治験実施計画書の理解
  • 検査機器類の管理
  • 被験者の募集
  • 資料・症例報告書・治験終了報告書の作成

臨床開発モニター(CRA)

臨床開発モニターは製薬会社や医療機器メーカーに勤務し、治験の進行を管理する職種です。

治験コーディネーターとの違いは、製薬会社と医療機関、どちらの立場に立って治験を管理するかです。

医療機関に治験を依頼する前段階から準備が必要なため、任される範囲は幅広いです。治験を実施する医療機関や医師の選定、契約に関する手続きなど。

大変ではありますが、臨床検査技師より年収アップを狙いやすい点はメリットです。

臨床開発モニター(CRA)の主な仕事内容
  • 標準業務手順書の作成
  • 治験を実施する医療機関、医師の選定
  • 各種関係者とのやりとり
  • モニタリング
  • 治験終了の手続き

胚培養士

胚培養士とは、主に不妊治療を行う病院やクリニックで活躍する仕事です。

採卵した卵子や精子を再度移植するまでの管理を任される、重要なポジションといえるでしょう。

もともと、臨床検査技師の中で生殖補助医療の知識を身に着けて、胚培養士になるという方が多かったため、臨床検査技師から転職しやすい職種ではあります。

不妊治療市場への注目が高まる一方、胚培養士はまだまだ人手が足りていません。「今後のニーズに合わせてスキルを身につけたい」という方におすすめの職種だといえるでしょう。

胚培養士の主な仕事内容
  • 採卵した卵子の検卵
  • 精子の処理、受精操作
  • 胚凍結、胚融解
  • 培養中の受精卵の観察
  • 体外受精
  • 顕微授精

アプリケーションスペシャリスト

アプリケーションスペシャリストは画像診断装置や放射線治療装置など、検査で使用する様々な医療機器を熟知する必要があります。

医療機器メーカーなどの企業に勤務するのが一般的で、大企業や外資系では経験によって高年収が期待できます。

これまで現場で培った知識や経験を活かし、「別のフィールドで活躍してみたい!」という方にもおすすめです。

また、販売支援というポジションでもあるため、コミュニケーション能力が求められます。

アプリケーションスペシャリストの主な仕事内容
  • 自社の医療機器製品の性能、使い方の説明
  • デモンストレーション
  • 営業のサポート
  • 製品導入後のサポート

遺伝子検査

遺伝子検査を担当するには特別な資格はなく、臨床検査技師として遺伝子担当技師に転職が目指せます。

担当する検査内容は病院などの施設で異なり、病理・細胞診検査、肺がん組織を用いたものなど様々です。

転職では各種遺伝子の臨床検査の経験のある方の方が有利になります。未経験からの転職の際は、応募しやすい職場を転職サイトのアドバイザーに厳選してもらうと良いでしょう。

遺伝子検査の主な仕事内容
  • DNAの解析
  • 遺伝子のデータ解析業務

臨床工学技士

臨床工学技士は生命維持装置の操作、管理を担当する職種です。人工呼吸器、人工心肺装置、血液透析装置など、患者の生命維持に関わる医療機器を主に担当します。

病院勤務では心臓血管外科、循環器内科、オペ室など活躍できる領域は幅広いです。

また、近年注目を集める透析クリニックへの転職も期待できるでしょう。透析クリニックでは緊急度の高い患者の対応はほぼないため、おだやかに働ける職場として人気が高まっています。

臨床工学技士の主な仕事内容
  • 生命維持管理装置の操作、管理、保守点検
  • 医療スタッフとの連携

放射線技師

放射線技師は医師の指示に基づき、放射線を利用した検査や治療を行う専門職です。レントゲン検査を行う歯科医院の求人にも応募できるため、仕事の幅が広がります。

「放射線技師に興味はあるけど、男性が多いイメージがあるから迷ってる」という女性放射線技師の方も多いでしょう。

しかし、男性放射線技師しか在籍していないことで、乳がん検診などを受診したい女性が受けづらいという現状があります。

女性が少ない職種だからこそ歓迎してくれる職場は見つかります。資格取得に迷う場合は、求人情報をまずは調べてみると良いでしょう。

放射線技師の主な仕事内容
  • 放射線を使った検査や治療
  • 検査の説明
  • 一般X線撮影(レントゲン)
  • 乳房X線撮影(マンモグラフィ)
  • CT検査、MRI検査、RI検
  • 放射線治療

キャリアコンサルタント

臨床検査技師資格を活かせるキャリアコンサルタントは、主に転職サイト・転職エージェントのアドバイザーとして活躍するお仕事です。

特化型の転職サイトでは、取り扱う職種の経験者はアドバイザーとして歓迎されやすい傾向にあります。

「人と関わる仕事がしたい」「医療業界とは異なる業界にチャレンジしたい!」という方が向いているでしょう。

また、キャリアコンサルタントと名乗るには国家資格を取得する必要があります。資格がなくてもアドバイザーにはなれるので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

キャリアコンサルタントの主な仕事内容
  • 求職者の希望条件や相談内容のヒアリング
  • 就職・転職活動の支援
  • キャリアプランの提案
  • 企業や医療施設とのやり取りの代行

医療事務

医療事務は病院やクリニックの窓口となり、主に受付業務や会計業務を担当します。無資格でも応募できる仕事なので、チャレンジしやすい職種でもあるでしょう。

また、臨床検査技師は病院の構造や仕組み、医療分野に関する知識があるため、歓迎される可能性もあります。

興味があるという方は、最低限のパソコンスキルを身につけておくと良いですね。

患者と接する機会が多いので、「人と話すのが好き」という方に向いていますよ。

医療事務の主な仕事内容
  • 受付・会計業務
  • レセプト業務(診療報酬を請求)
  • 再診・入院などの予約受付
  • 費用の説明や施設の案内

臨床検査技師向け転職サイトを活用する4つのコツ

臨床検査技師向けの転職サイトを利用する際に、うまく活用する4つのコツを紹介します。

うまく活用することで、希望に合った条件で転職しやすくなりますよ。

1.希望条件の優先順位を明確にする

転職先に希望する条件は優先順位を明確にしておきましょう。

「検体検査だけがやりたい」「今はパートで働きたい」など、どのような職場が良いか条件を考えてみると良いですね。

その中で、譲れないものや譲歩しても良いものを決めて転職活動をおこなうと、満足度の高い転職先を見つけられますよ。

2.転職サポートを積極的に活用する

転職サイトを利用する際は、アドバイザーに相談できる転職サポートを積極的に活用しましょう。

アドバイザーに相談すると、求人の紹介だけでなく、転職活動に関する幅広いサポートをおこなってくれます。

転職サポートに申し込むと主に以下のサポートが受けられます。

  • 希望条件に合った求人の紹介
  • 非公開求人の紹介
  • 医療業界に特化したアドバイザーへの相談
  • 履歴書などの書類の添削
  • 面接対策・面接への同行
  • 企業や医療施設との給与交渉
  • 転職後も相談可能

とくに、非公開求人の紹介は転職サポートに申し込まないと受けられないため、気になる転職サイトは登録だけでもしておくと良いでしょう。

3.すぐに転職する意思があると伝える

転職サイトをうまく活用するためには、すぐに転職する意思があることを伝えるのも大切です。

アドバイザーは複数の利用者を同時にサポートしているため、「転職するか迷っている」という方よりも、「今すぐ転職したい!」という方を優先してしまう場合もあるでしょう。

転職サポートのメリットを最大限活かすためにも、アドバイザーと信頼関係を築けると良いですね。

4.相性の悪いアドバイザーは変更する

「あまりこちらの話を聞いてくれない」「ちょっとこのアドバイザーでは頼りないかも」など、アドバイザーに不満を感じたら遠慮なく担当を変更してもらいましょう。

「担当変更を申し出るのは悪いかな…」と遠慮してしまうと、希望していない求人を紹介されたり、転職活動が嫌になってしまう可能性があります。

また、中にはあまり利用者の話を聞かない質の悪いアドバイザーもいるようです。

転職サイトはあくまで活用するものであって、頼りきりにするのはよくありません。自分の意思が正しく伝わらない、一生懸命向き合ってくれないアドバイザーは変更してもらいましょう。

臨床検査技師向け転職サイトのよくあるQ&A

臨床検査技師が転職サイトを利用する際に、よくある質問と答えをまとめて紹介します。

「臨床検査技師の年収が低いって本当?」「転職サイトってしつこいの?」など、気になる質問をチェックしてみてくださいね。

臨床検査技師の年収が低いって本当?

厚生労働省の調べによると臨床検査技師の平均年収は約508万円なので、決して低いわけではありません。

日本全体の平均年収443万円と比べると、約65万円の差があります。

任される仕事の範囲やスキル、病院の規模によって年収が大きく変わるため、年収が低いと感じる方も多いのかもしれません。

転職サイトは連絡がしつこいと聞きますが……実際は?

職サイトに登録すると希望に合った求人や、新着求人の紹介の連絡がくることがあります。

転職を急いでいない方にとっては、連絡がしつこいと感じる場合もあるようです。

あまり連絡をしてほしくない方は、「電話での連絡はやめてほしい」「何時〜何時に連絡をください」など、事前に伝えておきましょう。

臨床検査技師の年収を上げるには?

臨床検査技師が年収を上げるには、主に以下の方法があります。

  • 関連資格を取得しておく
  • 技師長などの役職を目指す
  • 夜勤や当直のある職場に転職する
  • 地道にコツコツと続けるのもあり
  • 規模の大きい病院や企業に転職する

年功序列の傾向があるため、地道にコツコツと続けていくと年収は上がる見込みです。

それよりも手っ取り早く年収を上げたい方は、大きな病院や企業への転職を目指してみましょう。

臨床検査技師の最高年収はいくらぐらい?

噂では臨床検査技師の最高年収は1,200万円です。

技師長の役職についている、大きな病院で働いているなどの条件が重なると年収が高くなります。

また、厚生労働省の調べによると、臨床検査技師の一番高い平均年収は、55〜59歳の約711万円です。

参考:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」

臨床検査技師の年収が高い地域はある?

臨床検査技師に限らず、医療業界の求人は人手不足の地域では年収が高くなります。

臨床検査技師の年収が高い地域TOP10は以下のとおりです。

都道府県 年収
1位:茨城 約616万円
2位:和歌山 約608万円
3位:佐賀 約582万円
4位:愛知 約577万円
5位:滋賀 約576万円
6位:東京 約566万円
7位:千葉 約558万円
8位:大分 約550万円
9位:大阪 約550万円
10位:福島 約544万円

臨床検査技師の転職には特化型の転職サイトがおすすめ!

臨床検査技師が転職サイトを選ぶ際は、臨床検査技師や医療業界に特化した転職サイト、または目的に合わせて選ぶのがおすすめです。

複数の転職サイトを活用することで、より希望条件に合った転職先が見つかりますよ。

また、「他の職種にも興味」という方は、転職サイトの転職サポートも活用してみてください。

臨床検査技師の経験を活かせる仕事や、適性に合った職種など、自分では気づけなかった仕事にも出会えるかもしれません。