薬剤師の平均年収は低すぎ?業界のリアルや1000万円を目指すコツ・平均年収ランキングを解説

「薬剤師の年収は低すぎってホントなの?」
「実際はどのくらいもらってるんだろう」
「年齢や男女の違いで収入は変わる?」

薬剤師の平均年収は高いというイメージがありますが、「低すぎ」と検索する人も多く、本当はどちらなのか気になりますね。

安定や高収入というイメージもあり人気の職業ですが、目指すにはそれなりの労力と出費があるため、慎重に選びたいという人も少なくないでしょう。

そこで本記事では薬剤師の平均年収のリアルを、厚生労働省調べの確かなデータをもとに解説していきます。

実は、働く地域でも収入格差のある薬剤師。年収が高い業種や収入アップの方法も紹介します。

薬剤師の年収UPに人気の転職サイト

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薬剤師の年収が「低すぎ」といわれる理由

低すぎと言われる理由は、主に以下の5つだとされています。

  • 地域によって収入が低いと感じる
  • 業種によって収入に差がある
  • 同じ医療従事者の医師と比べて低いから
  • 40代以上は昇給しにくい
  • 薬学部の学費が高いから

薬剤師の年収を調べると、「低すぎ」という単語が目につき気になったという人も多いでしょう。

薬剤師を目指すには6年制の薬学部に入学する必要があり、平均的な学費が約1,100万円と考えると「元が取れるか心配」と感じる人もいます。

また、同じ医療従事者の医師と比べると年収の差は2倍以上。比べてしまうと低いと感じますね。

ただし、医師の年収は医療分野に関係なく、すべての職種でトップクラスの年収を誇ります。医学部受験の偏差値は最低でも65程度、薬学部は40程度と考えると、求めるレベルも異なると判断できるでしょう。

とはいえ、薬剤師の平均年収583.4万円は、日本の平均年収443万円と比べて、140万円ほど高くなっています。決して「低すぎ」と言われるほどではないことは分かりますね。

参考:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」
国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」

薬剤師の平均年収(給料)のリアル

お給料についてのリアルを紹介していきますね。

薬剤師の平均年収583.4万円というデータは、厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」調べにて公表されています。

薬剤師の平均年収をさらに細かく、「月収とボーナス」「中央値」「大卒の初任給」を明らかにしてきます。

月収とボーナス

薬剤師の平均年収583.4万円から算出すると、以下の月収とボーナスが推測されます。

月収 40万~45万
ボーナス 95万~100万円

また、手取りにすると月収は30万~35万ほど、そして手取り年収は460万~470万円です。

薬剤師の仕事は比較的残業が少なく、定時で上がれる職場が多いとされています。そのため、残業代はほとんどつかず、役職や資格手当の割合が多いです。

さらに年2回のボーナス支給で、合計100万円ほど見込めます。

中央値

薬剤師の年収の中央値は公表されていません。そこで今回は、厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」の年齢別の年収から、薬剤師の中央値は540万と算出しました。

「中央値と平均の違いは?」と気になる方のために、簡単に解説します。

中央値:中央値を出したいすべての数を小さい順、または大きい順に並べたときの、真ん中の数値
平均:平均を出したいすべての数を足して、合計した数を割った数値

例えば以下の7つの数字の中央値と平均をそれぞれだすと、以下のようになります。

平均値を計算すると

11+52+88+45+76+66+100=438
438÷7=62.5
62.5が平均となります。

中央値を計算すると

11、52、88、45、76、66、100
上記7津の数字を小さい順に並び変える
11 45 52 66 76 88 100
真ん中の数値66が中央値です。

今回は少ない数で計算しましたが、調査対象が増えるほど統計データの精度が上がります。

大卒の初任給

薬剤師の初任給は勤務先によって変動しますが、厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況」によると、薬剤師の初任給の平均は約30万8,000円です。

日本の大学卒の平均初任給が約21万円なので、薬剤師の初任給の水準が高いことが分かります。

ちなみに大学院修士課程修了の人の平均初任給は約24万円です。

また、薬剤師の業種によって給料も変わりますので、参考に業種ごとの初任給も紹介します。

【薬剤師の業種ごとの初任給】

ドラッグストア 35万円〜40万円
調剤薬局 25万円〜35万円
病院 18万円〜23万円
製薬会社 25万円〜30万円
国家公務員薬剤師 20万円〜25万円

薬剤師は業種や勤務先のエリアでも年収に大きく差がでる職種です。

薬剤師の平均年収ランキング

ここでは薬剤師の「男女別」「都道府県別」「業種別」「他の医療従事者」の年収を比較し、ランキング形式で紹介していきます。

都道府県別では意外な結果が見えてくるでしょう。

【都道府県】年収ランキング

まずは都道府県で薬剤師の平均年収をランキングにして紹介します。

地域によってどの程度収入の差があるのか見ていきましょう。

都道府県 平均年収 労働時間
1位 宮崎県 717.7万円 171時間
2位 熊本県 684.1万円 164時間
3位 栃木県 664.8万円 171時間
4位 青森県 651.9万円 166時間
5位 静岡県 638万円 164時間
6位 茨城県 637万円 183時間
7位 京都府 633.8万円 168時間
8位 大阪府 632万円 161時間
9位 長崎県 623.1万円 164時間
10位 群馬県 619.6万円 171時間
11位 島根県 617万円 156時間
12位 富山県 609.6万円 162時間
13位 山形県 607万円 165時間
14位 鳥取県 604.2万円 161時間
15位 鹿児島県 599.3万円 173時間
16位 佐賀県 596.3万円 168時間
17位 秋田県 591万円 167時間
18位 新潟県 590.8万円 165時間
19位 徳島県 590.7万円 166時間
20位 長野県 589.8万円 162時間
21位 愛媛県 589.2万円 157時間
22位 広島県 589万円 164時間
23位 東京都 584.8万円 160時間
24位 岩手県 584.3万円 166時間
全国平均 583.4万円 164時間
25位 北海道 583.3万円 158時間
26位 千葉県 582.3万円 164時間
27位 愛知県 581.1万円 166時間
28位 石川県 572.1万円 160時間
29位 埼玉県 571.8万円 166時間
30位 大分県 571.8万円 165時間
31位 岐阜県 571.7万円 166時間
32位 福井県 569.6万円 162時間
33位 兵庫県 569.1万円 160時間
34位 福島県 568.3万円 166時間
35位 山梨県 561.5万円 162時間
36位 高知県 558.2万円 157時間
37位 福岡県 556.8万円 163時間
38位 香川県 553万円 159時間
39位 沖縄県 551.9万円 153時間
40位 三重県 491.2万円 171時間
41位 神奈川県 547万円 155時間
42位 宮城県 543.7万円 167時間
43位 滋賀県 537.2万円 164時間
44位 岡山県 534.5万円 173時間
45位 山口県 524.2万円 167時間
46位 奈良県 520.7万円 160時間
47位 和歌山県 509.1万円 158時間

(引用:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」

厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」のデータによると、薬剤師の平均年収第1位が宮崎県の717.7万円、次いで2位は熊本県の684.1万円、3位は栃木県の664.8万円であることが分かりました。

ワースト順では1位和歌山県の509.1万円、2位が奈良県の520.7万円、3位は山口県の524.2万円です。

まず驚くことが、東京を含め都心部の年収がランキング上位に少ないということです。

通常、都心部にいくほど年収は高くなる傾向ですが、薬剤師に関しては「人手不足の都市」が高収入になる理由だと判断できます。

薬剤師の人口は年々増加傾向にあり、人気のエリアでは有効求人倍率が下がってきています。つまり東京では薬剤師は十分に足りているので、給料も高くなりにくいとなるわけです。

都内で就職・転職先を探すのも良いですが、都心部から離れたエリアに目を向けるだけで年収100万円アップも夢ではありません。

【業種別】年収ランキング

次は薬剤師の業種、「調剤薬局」「ドラッグストア」「病院薬剤師」「製薬会社」に分けてそれぞれの年収を紹介します。

業種 平均年収
1位 製薬会社 550万円~670万円
2位 ドラッグストア 500万円~600万円
3位 調剤薬局 450万円~570万円
4位 病院薬剤師 400万円~500万円

業種別では製薬会社が1位、次いでドラッグストアが2位、そして調剤薬局、病院薬剤師と続きました。

製薬会社は高年収が期待できるため人気が高く、転職の難易度は高めとされています。一方、2番目に年収が高いドラッグストアは、比較的就職しやすく狙い目です。

近年、調剤薬局が併設されたドラッグストアの増加により、人手を確保するために求人も豊富です。

また、レジ打ちなど他の業務を兼任したり、営業時間が長いことで勤務時間も伸びるため、年収が高い傾向にあるとされています。

さらに同じ業種でもエリアマネージャー、薬剤部長、管理薬剤師など役職による手当、地域によっても年収が変わってくるでしょう。

「子供がいるから通いやすい地域で働きたい」「今は稼ぎたいから年収アップを目指す」など、自身の目的やキャリアプランにあわせて業種を選ぶと良いですね。

【男女別】年収比較ランキング

男性薬剤師と女性薬剤師ではどのくらい年収に差があるのでしょうか。

厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」では、以下のように発表されています。

平均年収
男性薬剤師 637.1万円
女性薬剤師 540.1万円
薬剤師全体 583.4万円

(引用:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」

男性と女性では約97万円の差があると分かりました。

また、男性は薬剤師の平均年収より約54万円高い結果です。

女性は産休や子育てのタイミングもあるため、男性より低めの年収となっているのでしょう。

以下の表は国税庁「令和3年分民間給与実態統計調査」による日本の平均給与に関するものです。

【令和3年分民間給与実態統計調査】による日本の平均給与

平均年収
男性 545万円
女性 302万円

(引用:国税庁「令和3年分民間給与実態統計調査」

薬剤師女性は日本女性の平均給与302万円より、238万円も年収が高くなっています。

女性薬剤師は求人が豊富で職場復帰がしやすく、年齢を重ねても働ける環境のため、キャリアアップを狙いやすいというメリットがあります。

そのため、水準より高い年収が期待できる職種といえるでしょう。

【他の医療従事者と比較】年収比較ランキング

ここでは、薬剤師と他の医療従事者の年収を比較してランキング形式で紹介していきます。

薬剤師以外の医療従事者と比べて、年収の差がどのくらいあるのか気になりますね。

職種 平均年収
1位 医師 1428.9万円
2位 歯科医師 810.4万円
3位 獣医師 686.6万円
4位 薬剤師 583.4万円
5位 診療放射線技師 543.7万円
6位 臨床検査技師 508.9万円
7位 看護師 508.1万円
8位 理学療法士(PT) 430.7万円
9位 准看護師 418.2万円

今回比較した9つの職種の中で、薬剤師は4番目に年収が高いことがわかりました。

とくに女性が高収入を狙いやすい看護師と比較する人も多く、どの道を選ぶか迷った際に参考になるでしょう。

医療従事者の職種に絞った年収比較でも、薬剤師の年収は高いほうだといえますね。

薬剤師の平均年収を年齢別に比較

厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」の結果から作成されたデータをもとに、年齢ごとの平均年収を紹介していきます。

薬剤師のキャリアアップが気になる人にとって、年齢別の年収も重要です。

【20代】薬剤師の平均年収

まずは20代の薬剤師の年収を見ていきましょう。

平均年収
20~24歳 381.27万円
25~29歳 464.88万円
20代 423万円

厚生労働省の調査では、5歳刻みで年収データを作成しています。

新卒のタイミングとキャリアを重ねた29歳に違いがありますね。

20代全体の平均年収を見ると423万円ですが、さらに詳細を見ると、20代前半では381.27万円、20代後半は464.88万円まで年収アップが期待できるとわかります。

また、日本の平均年収が443万円なので、薬剤師として就職すれば、20代のうちに平均より高い年収が見込めるといえるでしょう。

【30代】薬剤師の平均年収

次は30代の薬剤師の平均年収の紹介です。

今回も5歳刻み、30~34歳、35~39歳のデータから30代全体の平均年収を推測します。

平均年収
30~34歳 564.13万円
35~39歳 608.07万円
30代 586.1万円

30代では、20代と比べると約163万円も年収アップしています。

年収アップの要因である管理職になる人が30代で増えてくるのが要因として挙げられます。

薬剤師の役職には、管理薬剤師、薬局長、エリアマネージャーなどがあり、とくに調剤薬局やドラッグストアのキャリアアップで狙えます。

病院薬剤師では薬剤部長(薬局長)などの役職が見込めますが、空きがでなければチャンスが少ないでしょう。また、製薬会社では専門性を高めたり、担う業務範囲を広げることでキャリアパスが開かれます。

臨床開発モニターや治験コーディネーター、MR(医薬情報担当者)などが有名です。

【40代】薬剤師の平均年収

40代ではしっかりキャリアを固め、ゆるやかに収入も上がり続けているのが薬剤師の特徴です。

平均年収
40~44歳 630.41万円
45~49歳 641.22万円
40代 635.8万円

40代では40代前半、40代後半ともに年収600万円を上回り、薬剤師の平均年収583.4万円を超えています。

確実にキャリアを重ねることで、年収も上がってくると判断できるでしょう。

企業によっては転職が難しい年代になるため、30代のうちに地盤を固めておきたいところです。

【50代・60代】薬剤師の平均年収

50代で薬剤師の平均年収のピークを迎え、55〜59歳が一番高い年収に到達します。

女性も子育てが落ち着き、社会復帰してキャリアを重ねている人が多いのも、平均年収を底上げする要因となっているでしょう。

平均年収
50~54歳 665.6万円
55~59歳 717.39万円
50代 691.49万円

50代全体では約700万円の年収が見込まれることがわかりました。

薬剤師は40代が年収のピークともされていますが、さらに上の役職に就けるチャンスがあれば、50代でも収入アップが期待できるようです。

【60代以上】薬剤師の平均年収

実は、60代・70代でも活躍している薬剤師の方は多く、長く働いていたいと考える人にとって最適な環境です。

平均年収
60~64歳 582.3万円
65~69歳 516.47万円
60代 549.38万円
70歳~ 557.74万円

年収は下がりますが、これまでの経験を活かし、ワークライフバランスのとれた働き方も叶うでしょう。

「働ける限り働いていたい」「手に職をつけて、仕事に困らない職種につきたい」など、一生涯のスキルを手に入れたい人に薬剤師はぴったりです。

薬剤師は女性も高年収を狙える職種?

女性薬剤師の平均年収が540.1万円、対して日本女性の平均年収は302万円。この差を見れば、薬剤師が女性にとって高年収を狙いやすい職種であることはあきらかです。

男女あわせた日本の平均年収が443万円と考えれば、女性薬剤師がいかに高年収であるかわかるでしょう。

「薬剤師の年収は高すぎ」と噂されるのも、納得の数値ですね。

とくに女性が活躍できる仕事、かつ働きやすい環境であることからも人気の職種であると考えられます。

それでいて、薬剤師を含め医療従事者は常に人手不足であるため、国家資格に合格すれば「生涯仕事に困らない」と賞賛されるのでしょう。

  • 女性が活躍できる
  • 働きやすい環境
  • 高年収が狙える

薬剤師は働きやすさと高年収が両立する、女性にとって魅力ある職種といっても良いでしょう。

参考:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」
国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」

薬剤師の年収を上げたい人向け転職サービス6選

薬剤師の年収を上げたい人におすすめの転職サービスを6種類紹介します。

実際に利用した人の口コミも掲載しているので、自分に合ったサービスを選ぶ際の参考にしてみてください。

1位:ファルマスタッフ

4.98

運営会社 株式会社メディカルリソース
求人数 48,553件(2023年11月現在)
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拠点 東京、北海道、宮城、埼玉、千葉、神奈川、愛知、京都、大阪、兵庫、広島、福岡

ファルマスタッフは、「薬剤師に選ばれる転職サイトNo.1」を獲得するおすすめの転職サイトです。サイトのデザインが使いやすく、転職初心者の人でも直感的に利用できます。

また、アドバイザーの評判も良いため、どの転職サイトに登録するか迷ったときに、まず選択肢に入れてほしい転職サイトだといえるでしょう。

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2位:アポプラスキャリア

4.96

運営会社 アポプラスキャリア株式会社
求人数 50,000件以上(2023年12月現在)
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対応エリア 全国
拠点 東京、北海道、宮城、埼玉、神奈川、愛知、大阪、広島、福岡

アポプラスキャリアは約50,000件以上と求人数の多さに定評があります。高年収の求人はもちろん、高待遇な求人も取り揃えているのでぜひチェックしてみましょう。

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3位:ヤクマッチ薬剤師

4.93

運営会社 スプリングフィールド株式会社
求人数 58,718件(2023年11月現在)
非公開求人数 非公開
対応エリア 全国
拠点 東京

ヤクマッチ薬剤師は正社員・パートタイムの求人がメインですが、豊富な求人と充実したサービスが魅力です。

数ある薬剤師向け転職サイトの中で、「支持率」「信頼度」「年収アップが期待できる」という3つの部門でNo.1に選ばれるサイトは極めて少ないでしょう。年収アップ目的で使っている人も多いため、安心して利用できますね。

地域や職場、処方箋科目などから求人を検索できますが、条件に合う求人が少ない場合は、アドバイザーに相談すると求人を厳選して紹介してくれますよ。

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4位:お仕事ラボ

4.90

運営会社 株式会社AXIS
求人数 15,497件(2023年11月現在)
非公開求人数 非公開
対応エリア 全国
拠点 東京

お仕事ラボはアイセイ薬局の子会社である株式会社AXISが運営する、薬剤師専門の転職サイトです。

派遣の求人にも対応しているので、高時給の求人にも期待できます。「週2〜3日から」「残業なし」といった働き方の相談もできますよ。他の転職サイトと比べて求人数は少なめですが、利用者満足度90%以上を誇るお仕事ラボなら、条件にぴったりの求人が見つかるでしょう。

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お仕事ラボの口コミ

私は相談して、自分の条件にぴったり合う求人を紹介して貰いました。年収や休日数といった基本的なことだけではなく、職場の雰囲気などといった要望も聞いてくれるのが良いですね。
引用:みん評

5位:ファーマキャリア

4.91

運営会社 エニーキャリア株式会社
求人数 33,113件(2023年11月現在)
非公開求人数 非公開
対応エリア 全国
拠点 東京

ファーマキャリアは薬剤師の転職サイト。

コンサルタントがしっかりと要望や事情をヒアリングし、自分だけの好条件求人を提案してくれるのが人気の理由です。

その実力は「興味本位で利用してみるだけのつもりが、自分のスキルを見直すきっかけとなりそのまま転職に成功した」という利用者の声からも窺うことができます。

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ファーマキャリアの口コミ

最初はどの転職サイトが良いのか分からなかったので3社に同時に登録しましたが、最後まで利用していたのはこのサイトだけです。他のサイトでは自分の希望に合う求人を見つけられませんでしたが、オーダーメイド方式という独特なサービスにより早い段階で自分の能力に合った求人を見つけることができました。ただ面接対策に関しては少し物足りなかった気もします。電話やメールなどの対応スピードは早く、転職活動をテンポ良く進めることができたと思います。
引用:みん評

6位:薬キャリ

4.90

運営会社 エムスリーキャリア株式会社
求人数 72,580件(2023年11月現在)
非公開求人数 非公開
対応エリア 全国
拠点 東京、大阪

薬キャリは業界内でも多くの求人数を誇る薬剤師向け転職サイト。

実際に利用した方からは、仕事環境の改善だけでなく年収アップなど、キャリア面でも満足度の高い口コミが多く寄せられています。

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薬剤師が年収1000万を目指す!収入アップさせる方法

収入アップするにはどのような方法があるのか紹介していきます。

薬剤師が年収1000万を目指すには、主に6つの方法があります。

給与水準の高い地方で働く

単純にもらえる給料の高い地域で働くと、年収アップも狙いやすくなるでしょう。

都道府県別の平均年収でお伝えした通り、薬剤師などの医療従事者は、人手が足りていない地域が収入が高い傾向です。

以下の表では都道府県別の平均年収のベスト3とワースト3を比べてみました。

都道府県 平均年収
1位 宮崎県 717.7万円
2位 熊本県 684.1万円
3位 栃木県 664.8万円
45位 山口県 524.2万円
46位 奈良県 520.7万円
47位 和歌山県 509.1万円

1位の宮崎県と最下位である47位の和歌山県を比べると、年収約208万円もの開きがあります。

勤務先の地域を変えるだけで年収が上がる可能性があるため、「今は稼ぎ時!」というタイミングで、少し視野を広げてみると良いですね。

資格を取得する

薬剤師の年収アップの方法の2つ目は、資格をとることです。

薬剤師の資格は、「認定薬剤師」と「専門薬剤師」の2種類に分かれます。

実務経験を重ね、業種や分野に合わせてまずは認定薬剤師を目指し、専門薬剤師へステップアップを目指すのが定石です。

担当する診療科目、または長く勤めたい診療科目にあわせて資格取得を目指すと良いでしょう。

薬剤師の主な資格は以下のとおりです。

  • 研修認定薬剤師
  • 認定実務実習指導薬剤師
  • がん薬物療法認定薬剤師
  • 感染制御認定薬剤師
  • 精神科薬物療法認定薬剤師
  • 妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師
  • 小児薬物療法認定薬剤師
  • 糖尿病薬物療法認定薬剤師
  • 緩和薬物療法認定薬剤師
  • 漢方・生薬認定薬剤師
  • 在宅療養支援認定薬剤師

管理職を目指す

薬剤師が収入アップを目指すには、管理職へのキャリアアップは不可欠です。

とくに調剤薬局やドラッグストアなどチェーン展開している企業は、昇給も狙いやすいとされています。

主な管理職と役職手当の目安は以下の通りです。

調剤薬局・ドラッグストアのキャリアステップ
  1. 管理薬剤師
  2. 薬局長
  3. エリアマネージャー
病院薬剤師のキャリアステップ
  1. 薬剤主任
  2. 薬剤部長

企業薬剤師は少し特殊で、仕事内容もMR・研究・開発・CRO・治験コーディネーター(CRC、医薬品情報管理者(DI)など様々です。昇給制度は企業に準じます。

エリアマネージャーや薬剤部長になると、1000万円以上の求人も見つかりますよ。

ただし、薬剤師は役職ポストが少なく、昇給のチャンスが少ない場合があります。実務経験を積んでも役職の空きがない場合は、役職の求人を見つけて転職するのが手っ取り早いです。

転職活動の際は複数の転職エージェントを利用すると、好条件の転職先を見つけてくれるのでおすすめです。

製薬会社を狙う

薬剤師のなかでも人気の高い製薬会社は、年収も高く収入アップも見込めます。

年収1000万円クラスの求人もざらにある業界のため、目指す人も多いでしょう。

ですが、やはり人気なだけに難易度も高く、そもそも求人も少ない傾向にあります。新卒採用を狙うのであれば、早々に対策を打っておくのがベストです。

以下では薬剤師に人気の製薬会社をいくつか紹介しています。就職・転職を考える際に参考にしてみてくださいね。

人気・稼げるおすすめの製薬会社
  • エーザイ
  • 武田薬品工業
  • 第一三共
  • 大塚製薬
  • ロート製薬
  • 中外製薬
  • アステラス製薬
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派遣薬剤師として働く

正社員にこだわりのない人は、派遣薬剤師として働くという方法もあります。

平均時給2,000〜3,000円と他の職種と比べて高いため、アルバイトやパートでも十分な収入は見込めるでしょう。

さらに、薬剤師が不足している地域を狙うと、かなりの高時給が目指せます。

中には時給4,000円〜8,000円という求人も見つかりました。ここまでくると嘘かホントか少し疑ってしまいますが、年収1,000万以上を狙える薬剤師なら考えられる時給とも判断できるでしょう。

独立する

薬局の開業など、独立に成功し順調に経営がまわると、年収1,000〜2,000万円も狙える可能性があります。

勇気のいる選択ではありますが、年収の頭打ちを感じた際に、選択肢の一つとして覚えておくと良いですね。

独立する方法は大きく分けて2つ、自身で資金を貯めるか独立支援を受けるかです。

  • 薬局開業のサポートをうける
  • M&A、フランチャイズでの開業

「地域に貢献したい」「開業するのが夢だった」という人にとって、独立は大きな一歩となるでしょう。

薬剤師の年収が低いは嘘?働き方次第で年収に大きな差があり!

薬剤師の年収が「低すぎ」という噂は、あまり信憑性がないことが分かりましたね。

日本の平均年収443万円に比べ、薬剤師の平均年収は583.4万円。さらに、役職手当や資格手当など、昇給や収入アップのチャンスはいくらでもあるため、薬剤師は高収入が期待できる職種であるといえるでしょう。

ただし、業種や分野、勤める職場や企業によって、収入の格差があるのは事実です。

薬剤師として高収入、年収1,000万円を目指すのであれば、収入アップの方法を覚えておくと良いでしょう。