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上野 院長 & 大畠 歯科衛生士

UENO & OOHATA

自分の手掛けた治療が他の先生の目に入った時、恥ずかしくないものにしていきたいというこだわり

大学在学中に歯科医師だった父が亡くなり、私が育つまでの間、姉が引き継ぎを担ってくれ、1996年に上野毛駅から徒歩2分「上野歯科医院」院長として跡を引き継ぐ。

上野 院長 & 大畠 歯科衛生士

上野 院長 & 大畠 歯科衛生士

上野歯科医院

世田谷区/上野毛/上野毛駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科

手を動かすことが好きだった少年、歯科医師だった父の跡を継いで。

上野 院長 & 大畠 歯科衛生士

【上野 隆生 院長】
歯医者の息子として生を受けたことに尽きるのかもしれませんね。父が歯科医師で、1番上の姉も歯科医師。「跡を継いでくれ」という教育もされていたのだとは思いますが、ごくごく自然にこの道を選んだというところだと思います。
ただ、個人的な趣向を言えば、手を動かすことが好きだったということはあります。プラモデル作りとか、工作とか。母から聞いたことですが、もしこの道に進まないのであれば、陶芸の道に進ませることも考えたそうです。この仕事を20数年続けてきてることになるのですが、手を動かすことを「いやだな」と感じたことは一度もありません。おそらく、それも含めてこの仕事が好きなんだと思いますね。
父は私が大学在学中に亡くなりました。私はまだ歯科医師になってもいない時期のことでしたから、私が育つまでの間、姉が引き継ぎを担ってくれました。その意味では姉には本当に苦労をかけてしまいましたね。杉並にあった父が開設した医院は、平成元年(1988年)に、上野毛駅から徒歩3分の当地に居を移し、1996年に私が院長として跡を引き継いだ形になります。当時は年齢が年齢ですから、「満を持して…」というほどのことはなく、正直なところ戸惑いのほうが大きかったように思います。その私も今や40半ばを過ぎ、患者さんやスタッフに恵まれたこともあり、1人の歯科医師としてのスタイルが形作られてきたと感じているところです。

自分の手掛けた治療が他の先生の目に入った時、恥ずかしくないものにしていきたいというこだわり。

上野 院長 & 大畠 歯科衛生士

【上野 隆生 院長】
テレスコープ(拡大鏡)は、世に出始めた頃から使っていて、今ので2代目か3代目でしょうか。テレスコープで見ることの出来る世界と裸眼で見れる世界はまったく異なり、それがあるゆえの精密な治療というものがあります。
テレスコープが象徴的ですが、私には、自分の手掛けた治療が他の先生の目に入った時、恥ずかしくないものにしていきたいというこだわりがあります。生涯に渡って診させていただくのが理想ですけども、転勤や引越し等で必ずしもそうと進むわけではありません。その方が新しい歯科医師の元に行かれた時、「ここまで丁寧になってるのなら、手を付ける必要はありませんよ」という風な治療を常に心掛けています。
これは患者さん目線というより、どちらかと言えば自分の矜持のためかもしれません。しかし、それだけ技術に自信を持つということもこの世界では必要なことだと思っていますし、今後もこだわりを持って治療に臨んでいきたいと考えています。

患者さんに出来る限り幅広い選択肢をご用意したい。

上野 院長 & 大畠 歯科衛生士

【上野 隆生 院長】
患者さんに出来る限り幅広い選択肢をご用意したいと常日頃研鑽を積んできていますが、中で最も気に掛けているものと言えば、それは歯周病ということになります。歯周病が治らない限り、どれだけ良い上モノを被せたとしても、結局は元の木阿弥ということになります。まずは土台をしっかりとすることが1番であり、それを通じてご自分の歯を出来るだけ温存させる治療を手掛けていきたいと考えています。
その次に位置することとして、しっかりとした土台の上に審美的にきれいなものを構築していかなければなりませんが、その“きれい”の基準は人により分かれます。私の場合のそれは、「より自然に見えるように」というものです。年相応のきれいさであり、その人に合う形や色を見きわめていくということになりますね。
残念ながら歯を失った場合の選択肢として、インプラントや入れ歯等が考えられますが、私はインプラントが全てに優る治療法とは考えていません。インプラントはその管理が大変なことは皆さんもご存知の通りであり、今後の高齢化社会のことも併せて考えますと、入れ歯という選択肢も有効になります。その人の状態、ご希望により、最善の選択肢をご用意出来ればと思っています。

歯科だからこそ可能な新たなアンチエイジング「メディカル・デンタル・エステ」。

【大畠 清香 歯科衛生士】
事の始まりは、歯ぎしりや食いしばりが非常に強い方のこわばりをとるためにスタートしたもので、デコルテから上、口の中を含んだ咀嚼に関連する筋肉を全て整えていくものです。矯正治療の中にMFT(口腔筋機能療法)という舌の癖や唇の癖を直していく学問が存在します。ここで直接施術を加えていくと同時に、そのMFTに基づいた表情筋やお口のトレーニングをその方に合わせて提供していくという形になります。
表情筋を整えていくことにより、副産物として小顔の効果を得ることが出来る上、ご高齢の方の認知症の改善効果や、お子さんの脳の発達に影響を与えるという研究結果も挙がってきています。歯科だからこそ可能な新たなアンチエイジングとして、皆様により良いものを提供していきたいと考えています。

これから受診される患者さんへ。

【上野 隆生 院長】
患者さんの主訴。そこだけに着目する治療を私は良しとしていません。MFTにしてもしかりですが、指摘されなければわからないこともお口には多くあり、その気づきのきっかけを皆様に提供していくのも我々の務めであると考えています。
もちろん、痛いところを治すこと、「こうして欲しい」という患者さんのご希望を汲むことも大事ですが、皆様が健康に過ごしていくためのトータル的な治療を私どもは提供していきたいと考えています。
上野歯科医院は、東急電鉄大井町線上野毛駅から徒歩2分。一般歯科・小児歯科など、お気軽にご相談ください。

※上記記事は2014年8月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

上野 院長 & 大畠 歯科衛生士 MEMO

  • 出身地:[上野]東京都 [大畠]神奈川県
  • 趣味・特技:[上野]水槽、テニス [大畠]神社・仏閣めぐり、舌が長いこと(笑)
  • 好きな本もしくは愛読書:[上野]オールジャンル [大畠]医科関連書籍
  • 好きな映画:[上野]オールジャンル [大畠]グリーン・ディスティニー
  • 座右の銘もしくは好きな言葉:[上野]一つ一つの積み重ね [大畠]口腔から全身、全身から口腔を診る
  • 好きな音楽:[上野]ヒーリングミュージック [大畠]“無音”という音が好きです
  • 好きな場所もしくは観光地:[上野]海、ハワイ [大畠]比叡山

グラフで見る『上野 院長 & 大畠 歯科衛生士』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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