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西堀 英樹 院長

HIDEKI NISHIBORI

的確に診断をして治療、豊富な経験で培った眼で、とにかく丁寧に見ていく事を心がける。

大学卒業後、大学病院の大腸外科のグループに入り、腹腔鏡手術やがんの基礎研究にも携わる。その後、早期発見に尽くすべく、喜多見駅南口前 徒歩30秒の地に消化器内科・胃腸内科を標榜する『きたみ胃・大腸クリニック』を開院。

西堀 英樹 院長

西堀 英樹 院長

きたみ胃・大腸クリニック

世田谷区/喜多見/喜多見駅

  • ●胃腸内科
  • ●消化器内科

大腸がんを患っていた祖父の治療で知った大腸内視鏡、大腸がんを専門に診る医者になりたい。

西堀 英樹 院長

私の家族に医者はいないのですが、不思議と小さい頃から患者側の家族としてお医者さんに接する機会が多くありました。そこで患者を治す外科医を見ていくうちに憧れたのかもしれません。
私の祖父は、大腸がんを患っていました。もう40年はさかのぼることになるでしょうか。手術後の処置として、当時まだほとんど広まっていなかった大腸内視鏡で、ポリープの切除をおこなっていただいていました。診断と同時に治療もおこなえて、それで大腸がんにならないで済む。そんな技術があることを知り、私は外科医となって大腸がんを専門に診る医者になりたいと考えたんです。
その夢は、叶えることが出来ました。医師となった私は大腸外科のグループに入り、腹腔鏡手術やがんの基礎研究にも携わるなど、第一線の現場に身を置くことが出来たのです。しかし、今日の水準をもってしても、治せるがんの患者さんは一部に過ぎません。どんなに良い手術をしようとも、それが進行していると、患者さんの命を救うことは難しいこともあります。いつしか私はそのジレンマに苦しんでいましたが、「ならば、街に出て、早期発見に尽くしたほうがお役に立てるのではないか」と思うようになっていったのです。
消化器内科・胃腸内科を標榜する『きたみ胃・大腸クリニック』は、2007年にこの地(小田急小田原線喜多見駅より徒歩3分)に開院致しました。世田谷に生まれ育った上に、こちらの医療モールの徳永先生が、私の大学の先輩であるというご縁で開業することになりました。

豊富な経験で培った眼で、とにかく丁寧に見ていくこと。

西堀 英樹 院長

「苦しかった」「痛かった」「2度と受けたくない」 少し前には、そうしたことも少なくなかったわけですが、今では楽に内視鏡検査を受けられるクリニックも増えてると思います。
検査のハードルは低いものとなってきました。しかし、問題はその先、なんですよね。病変を見逃さず、的確に診断をして治療する。それこそが、最も大事なことであるのは間違いありません。当クリックでは、NBIや色素拡大内視鏡といったハード面でも、担保出来る体制をとってるのはもちろんのこと、それにもましてソフト面として心掛けるのは、豊富な経験で培った眼で、とにかく丁寧に見ていくこと。検査の早さよりも、適切な時間の範囲で精確な診断ができるよう、丁寧な検査をおこなうことを患者さん1人ひとりに心掛けています。
そのため、ここでは私1人のみが内視鏡を扱うことにしてます。クォリティーを維持するため、私を信じていらっしゃる方に応えるため、「内視鏡は自分だけ」という形にこだわっていきたいです。
また、当院では大腸ポリープが発見された場合には、NBIや色素拡大内視鏡により、切除すべき病変かどうか判断し、その場で切除することも可能です。
日帰り手術により、患者さんの時間的負担を出来る限り少なくしたいと考えています。

H.pylori (ピロリ菌)感染症認定医として。

西堀 英樹 院長

胃がんの最たる原因がピロリ菌です。この菌がいるかいないかで、その後の人生、胃の人生が180度変わると言ってもいいでしょう。そのリスクを数字にすると、1対100くらいの確率となります。
症状がない方の場合、健診の血液検査によってピロリ菌の有無を確認することが出来ます。胃炎等、症状がある方であれば、保険で内視鏡をおこなえますし、認定医が見れば、ピロリ菌がいそうか、そうでないかのかなりの部分をその場で判断することが可能です。ここで検査によりピロリ菌が確認されれば、除菌をおこなっていくという流れになってきます。
この除菌は、若ければ若いほど良いのです。ピロリ菌は自然に消えるものではなく、年月が経つとどんどん前癌状態である萎縮性胃炎は進行していきます。そして、胃炎が進めば進むほど、胃炎の完治が難しくなり、またそれとともに、がんになりやすくなります。
胃がんの将来的なリスクを少なくするためにも、早い段階でピロリ菌の検査を受けていただきたいですね。

わかりやすい言葉で、しっかりと患者さんの心に届くよう説明。

検査を受けたけど、結果を知らない。説明は受けたけど、内容を覚えていない。ドクターがきちんと説明をおこなっていたとしても、それが患者さんに伝わらなければ、もしくは、中身が患者さんに残っていなければ、十分な検査だったとは言えないでしょう。私は出来るだけわかりやすい言葉で、しっかりと患者さんの心に届き、残るような説明を為していかなければいけないと思っています。
こちらでは、検査の結果をシートにしてお渡ししています。その場限りではなく、ここではなくても、また別のクリニックに掛かられたとき、必ずお役に立つはずです。病歴は非常に大事なものであり、それを伝えていくことも私たちの役目だと心得ています。

これから受診される患者さんへ。

大腸の場合、何も症状がない場合にはまず検診、つまりは検便をおこなうことになりますが、これは1回ではあまり意味のあるものにはなりません。少なくとも40歳を過ぎたら毎年検診を受けていただき、陽性と出た場合は必ず内視鏡検査をおこなっていただきます。胃に関しては、先程もお話ししたピロリ菌の観点から考えても、なるべく若い時期に検査を受けられることをおすすめします。胃癌のリスクを減らすことにもなりますし、胃炎のある方は若い方ほど快適な胃の環境を取り戻すことが出来ます。
何か自覚症状がある、あるいは、検診等で異常が出たことがありましたら、是非、内視鏡検査を受けていただきたいですね。

※上記記事は2015.4に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

西堀 英樹 院長 MEMO

大腸肛門病専門医 /消化器内視鏡専門医

  • 出身地:東京都
  • 座右の銘:鬼手仏心(慈悲の心で、患者さんを治すために腕を振るわせていただく、の意。)、一期一会
  • 趣味・特技:スポーツ観戦、ゴルフ
  • 好きな音楽:オールジャンル(しいて言えば、女性ヴォーカルが好きですね。)
  • 好きなところ:ハワイ、東京

グラフで見る『西堀 英樹 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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