東京ブロック注射クリニック

水村 郁 院長への独自インタビュー

たまたま交通事故の現場に居合わせた時の父の対応を見て、「凄い」と思ったことが…

父親も同様に整形外科医だった為、やはり父からの影響が大きかったですね。
子供の頃に家族旅行で訪れた地で、たまたま交通事故に遭遇したのですが、そのとき怪我をされた方に対応する医師としての父の姿を見て「凄い」と感じた事をきっかけに、自分も人を助ける事の出来る医師になりたいと思いました。

岩手医科大学を卒業後、まず、全身管理、救命処置のトレーニングを積めるよう麻酔科を志願すべく、順天堂大学・麻酔ペインクリニック科に入局し、関連病院である浦安病院、伊豆長岡病院、静岡県立こども病院、墨東病院などに勤務、多くの症例を経験を積みました。
その後、それまでの技術と知識を活かしつつ、整形外科医としてのトレーニングを積めるよう、岩井整形外科内科病院に勤務しました。
岩井整形外科内科病院は、脊椎疾患の手術、特に内視鏡手術に特化した病院で、一般整形外科医としての傍らペインクリニック科医として、ブロック療法やヘルニアのレーザー治療など保存的治療を柱に、術前術後の疼痛管理も行ってきました。
そして2010年4月に「かおるペインクリニック整形外科」の開業に至りました。現在（2010年6月）でも、当院での診療の傍ら、岩井整形外科内科病院でも、定期的に診療も行っております。

『かおるペインクリニック整形外科』という名称は、多くの患者さんやスタッフからいただいたアドバイスを基に決めました。
「かおる」は、柔らかいイメージ、女医だと思わせておいてのサプライズ目的です。
患者様を含め周囲の仲間や関係者、幾多の人に支えられて開業できたのだと心から感謝しています。

痛みを取り除くことを目的にした「ペインクリニック」

注射をもっとも得意とする麻酔科医が、痛みを取り除くことを目的に全身の痛みやしびれを、神経ブロックや関節内注射で治療する専門外来です。
一般医療施設での薬や注射、接骨院での電気やマッサージ治療で良くならない場合も、ブロック注射で症状を軽減できることが多くあります。ブロック注射には実に多くの種類があり、なにができるのかは　施設の規模や専門性によって大きく違います。
当院はレントゲン透視装置を適宜使用し、整形外科領域の痛みの治療に必要なあらゆるブロックに対応します。
ブロック注射は痛いものだ！と思われがちですが、一概にはそんなことはありません。方法を工夫したり種類を選べば、さほど痛みもなく受ける事ができます。

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