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医師による病気の解説一覧

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いしだ歯科クリニックの先生が解説

顎関節症について

多くは歯ぎしりが原因。歯同士が触れ合わないようにする意識が大切

顎関節症の原因は様々ですが、多いのは歯ぎしりです。歯を食い縛ることにより口が開きづらい、関節が鳴る、関節が痛い、顎が張って痛いなどの症状があります。人によっては歯にも負担がきますし、歯が染みるなどの知覚過敏のほか、ひどければ歯が割れてしまうケースもあります。歯ぎしりは就寝時だけではなく、日中も無意識に上下の歯が触れ合っていることもあり、弱い力でもずっと負担が生じているので、歯や関節が痛くなります。歯科治療などで検査するときに口が開きづらいことで初めて顎関節症に気がつく患者さんもいます。治療法としてはマウスピースの使用や、マイオモニターによる電気マッサージなどで咀嚼筋に刺激を与えるなどの方法があります。当院では筋肉を和らげる漢方薬をお出しすることもあります。そのほか、保険外診療にはなりますが整体療法といい、口腔内と口の外側の筋肉を解すというやり方もあります。顎関節症の予防はまず、歯を噛み締めないように日頃から意識することです。歯を触れ合わせないように気をつけるだけで、1週間でもかなり症状が緩和されますよ。

石田 健 院長

いしだ歯科クリニック

石田 健 院長

  • 大和市
  • 中央林間
  • 中央林間駅
  • 歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科

美加デンタルクリニックの先生が解説

むし歯[う蝕・カリエス]について

う蝕(むし歯)の原因菌について

ミュータンス菌、ラクトバシラス菌など、う蝕は複数の菌種からなる、う蝕関連細菌叢が作ります。細菌が生産する菌対外高分子物質はプラークマトリックス(基質)として微生物を包み込み歯面に硬く付着し酸を内包します。なかなか落ちないプラークは歯面に強固に付着できるマトリックスでできています。マトリックスはプラーク内での唾液の侵入を防ぎ、内部の酸が中和されないようにする一方、唾液中の発酵性糖質をプラーク内に取り込み、プラーク全体に拡散させ細菌の栄養素にしています。 う蝕の原因菌は発酵性糖質を摂取して酸を産生します。その酸性度によりエナメル質ではPH5.5で脱灰、象牙質ではPH6.0から6.5で脱灰が発生します。 一方で唾液中のカルシウムイオン、リン酸イオンは歯質に取り込まれ、ハイドロキシアパタイト結晶を修復します(再石灰化反応)。 う蝕はこの2つの反応バランスが崩れ、脱灰反応が再石灰化反応を上回った時に発生しますが、ハイドロキシアパタイト(歯の結晶)にフッ化物イオンが取り込まれるとフルオロアパタイトが形成され、フッ化物によって酸に溶けにくい歯質になります。

安西 美加 院長

美加デンタルクリニック

安西 美加 院長

  • 川崎市川崎区
  • 砂子
  • 川崎駅
  • 歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科

高田馬場みやの耳鼻咽喉科の先生が解説

アレルギー性鼻炎[鼻アレルギー]について

保険が適用される「舌下免疫療法」は小学生のお子さんも治療可能

舌下免疫療法は、アレルギー性鼻炎の患者さんに用いられる治療の一つです。「舌下」との言葉どおり、治療ではアレルギー症状を引き起こすアレルゲン(スギ・ダニ)エキスの溶ける錠剤を1分間舌の下におき、溶けた後に唾液とともに飲み込みます。そうして少しずつ体内に取り込むことによって体をアレルゲンに慣らしていき、アレルギー症状の改善を目指します。 舌下免疫療法の治療は3~5年かけて行われ、患者さんには月に一回程度の受診をお願いすることが一般的です。そして毎朝一回、アレルゲンエキスを体内に入れ、徐々に体を慣らしていくうち、おおむね一年ほどで効果を実感できるとされています。なお舌下免疫療法には保険が適用され、小学校に通うお子さんでも治療が可能です。鼻閉、鼻汁などのアレルギー症状は集中力の低下を招くことから、もしも受験の予定などがある場合は計画的に治療を検討していただくとよいでしょう。

宮野 一樹 院長

高田馬場みやの耳鼻咽喉科

宮野 一樹 院長

  • 新宿区
  • 高田馬場
  • 高田馬場駅
  • 耳鼻咽喉科 ●アレルギー科 ●小児耳鼻咽喉科

上福岡エスデンタルクリニックの先生が解説

上唇小帯付着異常について

永久歯が生え始めるまでの経過観察が大切!上唇小帯付着異常。

上唇小帯付着異常とは、先天性・生まれ持ったもの疾患で、程度には個人差があるます。何か病気を持っているというよりは、たまたま生まれつきそういった特徴をあったと認識した方がいいと思います。治療が必要な場合は、付着部位を切って癒着部分を移動させる必要があります。癒着したままだと、それによって唇の動きが悪くなり、食べ物が挟まりやすくなったり、歯ブラシが難しくなったりします。 ただ、全員が全員、処置が必要なわけではありません。継続的に診察をしてもらい、永久歯が映えるタイミングで治療が必要かどうか見極めてもらってください。歯茎の高さは永久歯が生えてくるときに変わってくるので、ほとんどのケースは切らなくても大丈夫です。 ただ、極端な症例では、早い段階で麻酔をしてその部分を切って位置を変えるなどの処置をします。 見つけ方としては、唇を引っ張って、そこにあるスジが歯の真ん中の部分に近ければ、歯科医に診てもらった方がいいと思います。1歳半検診や3歳検診の歯科検診で指摘され、歯科医院を受診するということが多いと思います。 小帯はいろんなところにあって、舌下にもあります。舌小帯がくっついている場合は滑舌が悪くなりますし、うまく発音できないなどの症状が見られます。そういう方は舌小帯を切って処置をしています。この上唇小帯付着異常そういったものと基本的には同じなので、もし見つかっても、あまり思い詰めず、経過観察をしてかかりつけ医と相談してみてください。

正東 脩平 院長

上福岡エスデンタルクリニック

正東 脩平 院長

  • ふじみ野市
  • 上福岡
  • 上福岡駅
  • 歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科

やまと小磯診療所の先生が解説

心臓弁膜症について

早期に診断し、心臓が悪くなる前に適切なタイミングで最適な治療を行うことが大切

弁膜症は心臓の4つの部屋の出入り口にある一方向弁(僧帽弁・三尖弁・大動脈弁・肺動脈弁)に不具合が起きる病気です。弁が開きにくいと狭窄、うまく閉まらないと逆流し、いずれも心臓に負担をかけるため悪化すると心不全となります。
生まれつき、弁の変性・経年劣化、細菌感染などが原因となります。症状は弁によって異なりますが、動くと息苦しい、胸が痛い、体がむくむなどです。しかしかなり重症にならないと症状が出てこないことが多く、気づいた時には心臓の機能が悪化していて良い治療ができないことも少なくありません。また、まれに急に弁が壊れる場合があり、その時は症状が強く現れます。 悪くなった弁は薬では治らず、治療はは手術またはカテーテル治療となります。いずれも重症の方が適応です。まず聴診で心雑音を見つけ、心臓超音波検査で詳しい診断を付けます。早期に診断し、心臓のポンプ機能が悪くなる前に適切なタイミングで最適な治療を行うことがもっとも大切です。

町田 大輔 院長

やまと小磯診療所

町田 大輔 院長

  • 大和市
  • 中央
  • 大和駅
  • 内科 ●循環器内科 ●外科

よしいけ動物病院の先生が解説

猫の甲状腺機能亢進症について

早期発見が肝要。過剰な甲状腺ホルモンの分泌の抑制を

猫の甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモンが過剰になって新陳代謝が活発になり過ぎる症状です。かんたんに言うとすごく元気が出てしまう病気で、高齢の猫に多く見られます。人間もそうですが、高齢になってからシャキシャキ動けて食欲もあるとつい嬉しくなってしまい、それが病気であることに気づけないことが多いです。代謝が活発になっているので、食べているのにどんどん消耗して痩せてしまう、落ち着きがなくなり攻撃的になるなどの特徴が見られます。動いていないのにホルモン的には全力疾走をしているような状態が続くので、心臓に負担がかかる、結果としてほかの病気を併発して余命を縮めてしまうことにも繋がります。猫の甲状腺機能亢進症の治療は、薬の服用で甲状腺ホルモンの分泌を抑制していく方法が一般的です。ただし予防法がないので、早期に発見することが肝要になります。診断はとても簡単で、甲状腺ホルモンを測ることで病気はすぐ発見できますので、猫が食べているのに痩せてしまう、落ち着きがなくなるなどの異変が見られた場合は、獣医師に相談し検査をすることをお勧めします。

吉池 正喜 院長

よしいけ動物病院

吉池 正喜 院長

  • 横浜市神奈川区
  • 三ツ沢下町
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