大きな音がする「歯ぎしり」は要注意。治療によって片頭痛が解消することも
歯ぎしりは、歯並びが悪かったり顎の位置がずれていたりする「かみ合わせの乱れ」によって生じると考えられます。また、ストレスなどで歯を食いしばった際なども、歯ぎしりのような症状が現れることもあります。
歯ぎしりは誰もが無意識のうちに行っているものですが、大きな音がするほどの「異常な歯ぎしり」は歯周病を進行させ、時に歯が折れてしまう場合があるため治療が必要です。
治療には(1)かみ合わせの調整(2)マウスピースの装着(3)ボトックス注射の大きく3つの方法があります。ボトックス注射は咬筋や側頭筋に作用して筋肉を緩める効果があり、マウスピースと併用することで歯ぎしりだけでなく片頭痛の解消も期待できます。