湯川 譲治 院長
JOUJI YUKAWA
コンセプトカフェ風の内装で従来のイメージを一掃。“来やすい歯科医院”を目指して毎日午後11時まで・土日も診療
松本歯科大学卒業。母校の大学病院で5年にわたり経験を積むほか、訪問診療などにも従事。2022年6月、オタクの街・秋葉原にて開業。
湯川 譲治 院長
アキバ歯科
千代田区/外神田/末広町駅
- ●歯科
- ●矯正歯科
誰もが安心して通える歯科医院をつくりたい
母が医師だったこともあって私たち兄弟は医療系に進むことを期待されていました。とはいえ真面目で優秀な弟に対して、兄である私は邪道といいますか、最高に良くいえば“天才肌”のようなところがありまして(笑)。紆余曲折を経て、弟より2年遅れて歯科大学に入学しました。
大学卒業後は母校の大学病院の歯科麻酔科に籍を置き、5年近く経験を積みました。その後、伯父の歯科医院を経て在籍したリハビリテーション病院では、訪問歯科診療にも携わりました。歯科医師になった当初から開業を見据えて研鑽を積んできましたが、歯科恐怖症をはじめさまざまな患者さんを担当するなかで、病気のある人もない人も安心して通える歯科医院をつくりたいという気持ちを強くしました。
“来やすい歯科医院”を目指して毎日午後11時まで・土日も診療
『アキバ歯科』を開設した一番の理由は、“来やすい歯科医院”をつくるためでした。歯の治療については「これまでにマイナスの経験をしたことがある」という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。「ちょっと診てもらうつもりで行ったら削られてしまった」「怖い思いをした」など……私はそうしたマイナスイメージを払拭することで、みなさんに一歩踏み出していただきたいと思っています。
“来やすい歯科医院”を実現する工夫としては、現代人の生活スタイルに合わせて診療時間を午後2時から11時までとしていること、週末の土曜日・日曜日も診療していることなどがあります。また、一人ひとりの患者さんをしっかりと診させていただくため基本的に“完全予約制”としていて、ご予約はインターネット経由で24時間いつでもお受けしています。こうした利便性に加えて当院がほかの歯科医院と大きく異なる点は、スタッフの制服や待合スペースの雰囲気かもしれません(笑)。治療をするというよりも「相談してみる」「お口の中のお掃除をしに行く」といった感覚で足を運んでいただけるのでは、きっと「また来たい」と思っていただけるのではないかと期待しています。
コンセプトカフェ風の内装で従来の歯科医院のイメージを一掃
“来やすい歯科医院”が表向きのコンセプトであるなら、『アキバ歯科』の裏コンセプトは“オタクの歯科医師によるオタクのための歯科医院”です。受付や待合スペースはピンクとブラウンを基調にしたコンセプトカフェ(以下、コンカフェ)を思わせる空間になっており、ここでは問診票を記入しながらスタッフにお口まわりの悩みをご相談いただけます。またスタッフたちの制服にもコンカフェの要素を取り入れていて、実際にメイド服のプロデュース経験のある知り合いのコスプレイヤーさんにデザインを依頼しました。実は開業にあたってSNSで求人募集をしたのですが、この制服のおかげで想定をはるかに超える応募があって驚きました。私としては顔で選んだつもりはまったくないのですが、幸いにも見た目も人柄もよいスタッフたちが集まってくれたのでよかったです(笑)。
私は歯科医師として、歯の痛みがある人もない人も、オタクの人もそうでない人も、お口の健康を守るために「歯科医院に足繁く通っていただきたい」と思っています。そのため “来やすい”から一歩進んで、“また来たい” と思っていただけるようなメニューをご用意していることも特徴です。たとえばスタッフと一緒にブラッシングの練習をする“はみがき練習セット”では頑張ったご褒美としてチェキで撮影ができ、“おてつだいさん”を利用すれば診療をサポートしてくれるスタッフ(歯科助手)の指名が可能です。私の名前がついた“じょーじプラン”ではプラークの除去と併せてお口のお悩みのご相談を承っておりますので、ぜひご活用ください。
会話の中で少しずつ信頼を積み重ね、何でも話し合える関係に
コンカフェは私自身もよく利用していて、もう何年も通い続けているお店もあります。そういえば自分が「話すことが好きだ」と気付かせてくれたのもコンカフェでしたね(笑)。そうしてふとコンカフェの醍醐味とは何かと考えたとき、「スタッフの子と仲良くなれること」「仲良くなって秘密を打ち明け合えること」だと気付いたのです。当院がコンカフェの要素を取り入れているのも、実は患者さんと仲良くなるためであり、どのようなことでも我慢せずに話していただきたいからなのです。
私は大学病院の歯科麻酔科に在籍していた経験があり、歯科恐怖症といわれる患者さんを担当することも少なくありませんでした。歯科恐怖症は立派な病気であるものの、恥ずかしさのためか、そのことを伝えてくださる患者さんはほとんどいません。つらい症状を我慢したり、歯科医院から足が遠ざかったりしている方に手を差し伸べることができたら……。そうした気持ちも当院を開業する後押しになりました。コンカフェを訪れるように気軽に足を運んでいただいて、会話の中で少しずつ信頼関係を積み重ねて、歯科恐怖症であることを自然と話せるような関係性を築くことができればと思います。歯科恐怖症については笑気ガスなどを使って不快感を軽減できるほか、「ここなら大丈夫」といった安心感も気持ちを軽くしてくれるものです。まずはブラッシングの練習などから始めて、必要なときには歯の治療などもお任せいただけるようになれば嬉しいですね。
これから受診される患者さんへ
『アキバ歯科』は「秋葉原駅」から徒歩5分、「末広町駅」から徒歩2分の場所にあります。
できるだけ多くの方に通っていただけるようにコンカフェのような空間にしたり、土日診療をしていたり、予防メニューをご用意したりしていますが、もちろん歯科医院としての十分な機能は備えています。お口の中を立体的に撮影できる歯科用CT、患部を数十倍に拡大して見られるマイクロスコープなどを導入して、むし歯や歯周病の治療をはじめインプラント治療などにも対応しておりますのでご相談ください。
診療の際には歯科医師だからと上から目線になることなく、常に患者さんと同じ目線でお話することを心がけています。何かお伝えするときには理由や原因を添えて、私の真意がきちんと伝わるようにしたいと思っています。当院では、私を含めてスタッフみんなが患者さんに寄り添いながら仕事をしています。「推しスタッフを探しに来る」「オタクの歯科医師を見に来る」などどんなきっかけでも構いませんから、ぜひ一度ご来院いただければと思います。
湯川 譲治 院長 MEMO
- 出身大学:松本歯科大学
- 出身地:東京都
- 趣味&特技:カメラ
- 好きな漫画:Q.E.D. 証明終了、地獄楽、天牌、たとえ灰になっても
- 歌いたい音楽:LiSA、鈴木このみ、ボーカロイド
- 聴きたい音楽:ヒットチャート
- 好きな場所:富士山中腹の某神社・長野県
- 好きな言葉:「完璧」は存在しない
湯川 譲治 院長から聞いた
『歯科恐怖症』
歯科恐怖症は立派な病気。恥ずかしがらず、遠慮せずに申し出てほしい
歯科診療時に血圧や脈拍の過度な変化がみられる場合は歯科恐怖症が疑われますが、これといった自覚症状が現れないケースもあり、ただ単に「ドキドキする」といった潜在的な患者さんも少なくありません。歯科恐怖症のために血圧が上昇すると治療に伴う出血量が増える恐れがあるため、血圧を下げる薬を使ったり、笑気ガスや鎮静剤などで恐怖心を和らげたりすることが一般的です。
こうした対症療法に加えて、治療を担当する歯科医師との信頼関係も症状を緩和する助けになるものです。歯科恐怖症は閉所恐怖症や高所恐怖症などと同じ「病気」であり、「恥ずかしい」などの理由から症状を我慢する必要はありません。遠慮なく歯科医師に申し出て、適切な対応を取ってもらうとよいでしょう。
グラフで見る『湯川 譲治 院長』のタイプ
穏やかでやさしく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかでやさしく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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