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山口 豊 院長

YUBUTAKA YAMAZAKI

「来てよかった」と思っていただける歯科医院を目指して

朝日大学歯学部歯学科 卒業。医療法人社団厚誠会研修医 修了。東京都中央区、品川区、目黒区の歯科医院勤務医を経て、『曙橋ファミリー歯科・矯正歯科』を開院(都営新宿線「曙橋駅」より徒歩2分)。

山口 豊 院長

山口 豊 院長

曙橋ファミリー歯科・矯正歯科

新宿区/住吉町/曙橋駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●矯正歯科
  • ●歯科口腔外科

音楽の道から歯科医師へ。手先の技術を活かすもう一つの道

山口 豊 院長

私はもともと音楽の世界に身を置いていました。2歳の頃からヴァイオリンを始め、桐朋学園大学のディプロマコースで学んだのち、ドイツ・ハノーファーに留学し、現地の名教授から直接指導を受ける機会を得ました。たくさんの音楽祭に参加し、草津音楽祭では、美智子上皇后陛下の御前で演奏させていただいたこともありました。
ただ、若さゆえということもあったのでしょう、一生音楽に没頭して生きていくことに不安を感じたのも事実です。次第に、自分の手で、もっと現実的に社会に貢献できることがあるのではないかと考えるようになりました。そんなとき、浮かんできたのが歯科医師という道でした。この世界ならば、畑は違うと言っても、ヴァイオリンで磨いた手先の器用さを活かせると考えたのです。
朝日大学歯学部在学中には、恩師や周囲の先生方に支えられながら、歯科医師としての基礎を固めていきました。実家のある東京都町田市からほど近い医院で研修医としての経験を積んだのち、矯正分野に強い関心を持ち、東京・銀座矯正歯科に勤務。矯正期間を大幅に短縮する「加速矯正」や、目立ちにくい「舌側矯正」の指導を受けながら、技術を磨いていきました。
そうした経験を経て、『曙橋ファミリー歯科・矯正歯科』を立ち上げました。地域に根差し、患者さんの人生に寄り添う歯科医院でありたいと、日々努力を重ねています。

「母にできない治療はしない」——診療姿勢の根幹

山口 豊 院長

私が日々の診療で常に心に留めているのは、「母親にできない治療はしない」という信念です。これは単なる比喩ではなく、妥協のない、誠実な治療を意味します。歯科医療の世界も日進月歩の世界です。その時点における100パーセントが将来にわたって最上の治療を意味するわけではありませんけども、目の前の患者さんに自分が出せる最大限の力を尽くすこと。それが、患者さんに対する私の責任であり、矜持でもあります。
歯科医師として十数年診療に携わって感じるのは、少しでも不足のある治療は、時間が経てば結果として現れてしまうということです。だからこそ、その瞬間の自分の技術を信じ、同時に、毎日自分の腕を更新するつもりで向き合っています。
また、当院では「一方通行の治療」を避け、患者さんとしっかり対話しながら治療を進めています。年齢や生活スタイル、費用的な事情なども含め、さまざまなニーズに応じた提案を行い、その中で最善の方法を一緒に選び取っていく。そんな信頼関係を大切にしたいと考えています。

噛み合わせまで見据えた総合的な矯正治療を

山口 豊 院長

矯正治療は見た目の美しさを整えるだけではありません。当院では「噛み合わせ」も重視した矯正を提供しています。専門の機器を使って噛み合わせを診断し、長期的な安定と機能性を兼ね備えた治療を目指しています。
特徴としては、目立ちにくい「舌側矯正(裏側矯正)」や、短期間で治療を終えられる「加速矯正」などの方法も積極的に取り入れていることです。特に加速矯正に関しては、世界的にも権威ある矯正医のもとで直接学んだ技術です。一般的な認知はまだまだですが、限られた期間で結果を求める方には非常に有用な選択肢と考えています。
もちろん、マウスピース矯正やワイヤー矯正など、患者さんのライフスタイルや希望に合わせて幅広い選択肢をご用意しています。大切なのは「その方にとってベストな方法は何か」を一緒に考えていくこと。その姿勢を常に忘れずに診療しています。

幅広いニーズに応えられる、地域の頼れる歯科医院として

「矯正治療」を1つの柱としながら、当院では一般歯科、入れ歯、インプラントなども幅広く対応しています。患者さんによって求める治療のゴールは異なります。ときには「今日は痛いところだけ診てほしい」とおっしゃる方もいらっしゃいますし、「じっくり検査して、将来を見据えた治療をしたい」と望まれる方もいます。私たちは、そうした患者さん一人ひとりのご希望を尊重し、診査・診断のうえで可能な限りニーズに応じた提案を行っています。どの治療にも共通しているのは「妥協しない」ということ。患者さんが選ばれた治療に対して、しっかりと責任を持って診療するというスタンスに変わりはありません。

治療環境にもこだわっており、世界基準のクラスB滅菌器や口腔外バキュームを導入し、感染対策も徹底しています。通いやすく、安心して任せられる医院であること。それが地域の歯科医院としての責務だと考えています。

これから受診される患者さんへ

患者さんから「ここに来てよかった」と思っていただけること。それが私にとって一番の喜びです。歯科医師として、ただ技術を提供するだけでなく、一人の人間として誠実に向き合うこと。患者さんの話に耳を傾け、不安をできるだけ取り除きながら、丁寧な説明と治療を心がけています。
歯科医院というと、どうしても「怖い」「痛い」といったイメージを持たれがちですが、当院ではリラックスして治療を受けられるよう、環境づくりにも努めています。矯正治療は特に長いお付き合いになります。だからこそ、ご縁をいただいた方々に対しては、誠意をもって向き合い、責任をもって診療にあたります。曙橋という、人との距離が近くあたたかい街で、地域の皆さんの健康に貢献できる歯科医院として、これからも歩んでいきたいと思います。

※上記記事は2025年6月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

山口 豊 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 出身大学:朝日大学歯学部
  • 趣味・特技:ヴァイオリン
  • 好きなこと:音楽鑑賞
  • 好きな観光地:浅草
  • 好きな言葉:「感謝」

山口 豊 院長から聞いた
『開咬[オープンバイト]』

大切なのは、開咬に到ってしまった原因を診査・診断で見極めること

開咬(オープンバイト)は、上下の歯がうまく噛み合わず、前歯のあたりに隙間が空いた状態を指します。この症状を診るときに、まず大切にしているのは「なぜ開咬になったのか」という原因の見極めです。たとえば、舌を前に出す癖があったり、口呼吸の習慣があったりすると、それが長年かけて歯並びに影響し、開咬につながっていきます。もしその癖が残ったまま矯正治療を行ったとしても、高確率で後戻りしてしまいますので、まずはその癖自体を改善する必要があります。
一方で、遺伝的な要因による開咬であれば、明確な習癖がなければ比較的後戻りしにくい傾向にあります。このように、原因によって治療計画はまったく異なりますので、初期の診査・診断が非常に重要になります。

開咬の矯正は、マウスピース型の矯正装置などで対応できる場合も多く、技術的には決して難しくありません。ただ、問題は治療後です。どれだけ時間や費用をかけて歯を整えても、数年後に元に戻ってしまっては意味がありません。
また、開咬を放置しておくと、前歯が噛み合わない分、奥歯に負担が集中し、奥歯が傷んでしまう原因になります。それが続けば、やがて顎関節にまで影響を及ぼし、痛みや違和感が出てくることもあります。そういった意味でも、開咬の治療には大きなメリットがありますが、やはり後戻りしやすいという点を踏まえて慎重に対応する必要があります。

矯正はゴールではなく、その先の人生にわたって歯を健康に保つための「始まり」だと思っています。100年時代を生きる私たちにとって、今整えた歯と一生付き合っていけるよう、遠回りでも確実な道を選んでいきたいと考えています。

グラフで見る『山口 豊 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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