清水 美晴 院長
MIHARU SHIMIZU
一人ひとりに寄り添う歯科治療を。人生をともに過ごすパートナーでありたい
徳島大学歯学部歯学科卒業。南米ボリビアにて歯科治療ボランティアを経験。都内の歯科医院にて分院長として勤務。その後、根管治療の研鑽を積むため東京医科歯科大学の研究生として学び、2021年9月に亀有東和コミュニティー歯科を開業。世界一周の経験もあるほどの旅好きだったが、出産後の趣味は子どもたちと過ごす時間。
清水 美晴 院長
亀有東和コミュニティー歯科
足立区/東和/亀有駅
- ●歯科
- ●小児歯科
- ●矯正歯科
- ●歯科口腔外科
海外ボランティアが変えた価値観で芽生えた「自分にできることを届ける」という思い
親戚に医療従事者が多かったため、将来は医療関係にすすみたいという漠然とした希望はあったのですが、歯科医師を目指したきっかけはそれほど情熱的なものではなく、開業したいと考えたきっかけになったのは海外でのボランティアを経験したことです。大学卒業後は、都内の歯科医院に就職し、勉強を続ける大切さをビシバシ叩きこまれました。そこで、歯科医師としての基本的なスキルを身に付けることができたので、ボリビアのボランティアに意気揚々と参加しました。学生時代から海外に強いあこがれを抱いていたため、「そこにはきっと何か特別なものがある!」と満を持して向かいましたが、実際に生活してみると、あったのはそこで生活する人々の「日常」だったのです。それを目の当たりにし、「どこで暮らそうが、そこにあるのは日常だ。わたしが日常を送る場所は日本だから、日常を充実させるため日本でしっかり働かなければ!」と思うようになりました。ボランティアの後、世界一周も経験しましたが、ボリビアで感じたその思いは変わることはなかったんです。その後、大学のOBの医院や都内で分院長を経験するうちに、開業したいと思うようになりました。開業前に根管治療についてしっかり学びなおしたいと思っていたため、東京医科歯科大学の歯髄生物学分野の門戸を叩き、研究生として在籍しました。そこは根管治療のエキスパートにいつでも相談できる、本当に恵まれた環境でした。この場所で開業したのは、上京してから暮らしていた大好きな町だからです。せっかく仕事をするのなら、自分が頑張って習得した技術や知識を大好きな亀有の皆さんがよりよく暮らすために役立てたいと思い、馴染みのあるこの地域で開業することを決意しました。
少しでも暮らしの良くなる歯科治療を提供したい
患者さんの暮らしを少しでも良くするために、当院では様々な取り組みを行っております。例えば、治療方法や診断結果などを、患者さんがしっかりと理解や納得をした上で、次のステップに進めるよう努めます。そのため、写真や動画を見せて自分のお口の中の状況を知ってもらい、なぜ歯磨きが重要なのかをまずはご理解いただくことをとても大切にしています。写真を見ることによって、他人事だったことが自分事として捉えられるようになり、頑張って歯磨きをしてくれることも多いです。これまでは「歯磨き指導なんて大げさだ」と感じていた方でも、感染予防の観点から歯磨きの大切さや今後の食べる楽しみについてお伝えするとすんなりと受け入れてくださるんです。患者さんの理解が深まれば口腔ケアに対する意識も変わるので、視覚的にわかりやすく、具体的にお話しができる環境も大事だと実感しています。その他にも、技工士さんや大学病院の専門医との連携も大切にし、技工士さんとは 入れ歯の設計等についてしっかりコミュニケーションを重ねます。また、当院で診療ができない難症例については、専門医の先生を紹介することもあります。わたしが治すことが重要なのではなく、病気が治って患者さんが幸せに暮らせることが一番ですので、専門医との連携を大切にしています。
「やり直しのない治療」「まあいいかのない治療」を提供
根管治療に関して、当院ではラバーダムやマイクロスコープを使って可能な限り無菌的に、細かな部分までしっかり観察し、「やり直しのない治療」を目指しています。根管治療は感染した部分を削る必要があるため、何度も治療を重ねると歯そのものが薄くもろくなってしまうんです。永く歯を残すためにはできるだけ治療の回数を減らす、つまりやり直ししなくて済む治療を行う必要があるんです。当院では、しっかりとした技術で治療に当たり、そのために必要なマイクロスコープやCT設備も備えていますので、感染リスクを最小限にした少ない回数での治療を提供することできるよう心がています。また、診療で心がけているのは「まあいいか」を残さないこと。たとえば、虫歯を治療したあとのチェックを丁寧に行って、ちゃんと納得できる結果が出なければ次に進まないようにしています。根管治療でも同様で、治療の前段階も治療後も手間を惜しまずにちゃんと可視化して確認しているんです。
「予防」「義歯」「小児矯正」 幅広い世代の歯科ニーズに応える
力を入れている診療の 1つ目は「予防」です。メンテナンスとメンテナンスの間の数十日間は、自分で自分のお口をキレイに保たなければなりません。歯磨きがしっかり行えているかという「状況の確認」のためにいらしてくださればと思います。とはいえ、間があくと汚れが目立ってくるのは当然ですので、モチベーション維持のためにも当院をうまく使ってもらえると良いなと思います。 ご自身の歯をもっと自分事として捉えていただくために、口を自分で守る、守れるのは自分だということを発信していきたいです。2つ目は「入れ歯」です。しっかりと噛める、食べられる、使ったときに動かない入れ歯を作り、少しでも暮らしの良くなる歯科治療を提供したいです。3つ目は「小児矯正」です。お子さんの矯正というのはただ歯を並べるだけではなくて、正しい筋肉の使い方や適切な噛む力を付ける必要があるんです。顔はたくさんの筋肉からできていますので、目標は良い顔作りをしていくことです。今後は、虫歯や歯周病だけでなく、お口の周りの筋肉の使い方や鍛え方など幅広い年代に、一生美味しく食事ができるようにお手伝いしたいと思っています。
これから受診される患者様へ
今後の展望として、診察や治療に真摯に取り組むことは大前提として、歯の大切さを発信していきたいです。例えば、自分の持ち物が壊れたり汚れると気にするのに、なぜか自分の歯が汚れだらけだったり穴があいてしまってもそのままにしている方もまだまだ多くいらっしゃいます。ご自身の歯のことをもっと自分事として捉えていただけるように、日々の積み重ねをサポートできる歯科医院でありたいです。今は歯科医師として、社会の基盤となる方々一人ひとりと関わりながら地域に根差して働けることが嬉しいですし、感謝の気持ちを持ってこれから地域に貢献していくつもりです。どんな小さなことでも大歓迎ですので「ちょっと寄っていこう」という気軽な気持ちでお越しください。
※上記記事は2022年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
清水 美晴 院長 MEMO
- 出身地:福島県
- 趣味:子供と公園やイベントへ行くこと。
- 好きな本:きらきらひかる、茨木のり子詩集
- 好きな映画:ミニオンズ、バーフバリ
- 好きな音楽:堂島孝平、スピッツ
- 好きな場所:南米・カンボジア
- 好きな言葉:『為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり』
清水 美晴 院長から聞いた
『根尖性歯周炎』
日頃の歯磨きとメンテナンスで再感染を防ぐことが大切
グラフで見る『清水 美晴 院長』のタイプ
どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION
亀有東和コミュニティー歯科
清水 美晴 院長
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