相原内科クリニック

田宮 隆弘 院長への独自インタビュー

落ち着いた雰囲気の中で、安心して治療を

親戚に医療関係の仕事に従事している人が多く、子供の頃から医療の道に進みたいと思っていました。実際に歯科医師となってみますと、その幅の広さに驚かされたものです。求めれば無限に学ぶことがあり、また「手に職」という部分も自分に合っていると思いましたし、日々、やりがいを感じて仕事に向き合っています。
大学卒業後は「医療法人社団翔舞会エムズ歯科クリニック」に籍を置き、10年近く勤務を続ける中で院長職も務めました。そちらは比較的大きな医療法人で、合わせれば100人ほどのスタッフがいたでしょうか。同じ道を志す多くの人から学びを得ることができましたし、外部との繋がりも活発で、組織に属していたからこそ得られたものも大きかったように思います。その中でだんだんと自分の理想というものを描くようになり、この度の開院にいたったのです。
以前は元住吉というところで院長をしていたのですが、そこも上野毛と同じく住宅街で、その雰囲気が私には合っているように思いました。こちらに来てみますと、想像していた以上にベビーカーで移動される方が多いんですね。クリニックはバリアフリー仕様となっており、ベビーカーのまま診療室に入っていくことができます。小さなお子さん連れでもまったく心配ないですから、落ち着いた環境でゆったりと診療を受けていただけたらと思います。

正確な診断と、それに基づく精度の高い治療を提供

診療する上で最も重要なのが、今、どういう状態にあるかを判断する診断です。正確な診断のためには、今やCTは欠かせないものになっていると言えるでしょう。例えば、病巣の広がりもそうですし、歯がどう割れているか（破折）、ということにもCTが必要です。従来のレントゲンは二次元の画像ですから、正面から見て横に破折が入っていると、これはわかりようがないんですね。手探りのまま治療を進めるということはあってはならず、そのためにもCTは現代の治療で必須のツールと考えています。
正確な診断をもとに精巧な治療をおこなう上で有用なのが、拡大鏡やマイクロスコープです。拡大鏡はあらゆる治療に用いるものになり、マイクロスコープに関しては、いわゆる根管治療が主な用途となります。複雑な根の構造を把握するには絶対に必要なもので、これがなくてはやはり手探りで進めていくという状況になってしまうでしょう。正確な診断に基づく精巧で質の高い治療を実現するために、あらゆる手段を駆使していきたいと考えています。

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