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和田 圭祐 院長

KEISUKE WADA

日本人初の米大学歯学部主任教授の経験をいかし
FDA(アメリカ食品医薬品局)認定レーザーによる低侵襲な歯周病治療を提供する

広島大学歯学部を卒業後、名古屋大学医学部口腔外科大学院へ。ハーバード大学歯周病科大学院を修了。ハーバードにおける日本人初の医学博士(DMSc)ならびにアメリカ歯周病学会認定医を取得。ペンシルバニア大学歯学部歯周病学 准教授を経て、テンプル大学歯学部歯周病・インプラント学講座 主任教授を務める。15年にわたるアメリカ生活を終えて帰国し、2020年4月に開業。

和田 圭祐 院長

和田 圭祐 院長

i-スマイル歯科クリニック 東京

渋谷区/上原/代々木上原駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●矯正歯科
  • ●歯科口腔外科

歴史ある歯科医院に生まれ、インプラント治療を学ぶためアメリカへ

和田 圭祐 院長

私の実家は、広島で75年続く歯科医院です。自分の身近なところに父や祖父など良い見本がいてくれたものですから、私も自然と歯科医師を志すようになりました。父からは一度も「歯科医師になれ」と言われたことはないのですけれど、高校卒業後は地元の広島大学歯学部に進学しました。
大学時代からインプラントに興味を持っていたものの、当時はまだ国内の大学でインプラントについて学ぶことはできませんでした。そのため、アメリカ留学に向けた準備として名古屋大学医学部口腔外科大学院に籍を置き、ハーバード大学歯学部大学院への留学を果たしました。当初はインプラント治療を学ぶつもりでアメリカに渡ったものの、治療後の状態を長く安定して維持していくためには、歯周病治療をマスターすることが必須でした。そのため、インプラントとともに歯周病の治療や研究にも従事し、アメリカ歯周病学会の専門医を取得。その後もペンシルバニア大学で研究や論文の執筆、世界中での講演活動、大学でのライブサージェリーなど後進の指導などに尽力し、2015年にはアメリカ歯周病学会財団より「歯周病学を切り開く25人」に選ばれました。

15年のアメリカ生活を経て帰国、日本の歯科医学会のために力を尽くす

和田 圭祐 院長

ペンシルバニア大学で充実した日々を送っていたあるとき、テンプル大学の学長より「アメリカ歯周病学会歯周病専門医プログラムの責任者に」とのお声かけをいただきました。歯学部として200年以上の歴史を誇るテンプル大学は、日本で最初に西洋歯学を修め、明治、大正、昭和天皇の侍医を務められた一井正典先生の出身校でもあります。日本における西洋歯学のルーツとも言える大学です。そのため、私としてはアメリカへの恩返しのような気持ちでこのお話を受け、日本に帰国するまで歯周病・インプラント学講座の主任教授を務めていました。アメリカの大学歯学部で主任教授を務めたのは、日本人として初めてのことです。
こうして運命に導かれるまま15年にわたるアメリカ生活を送りながらも、私には75年続く実家の歯科医院を「継がなければ」という気持ちがありました。「日本に帰りたい」「なかなか帰れない」といった数年間のジレンマを経て、ようやく帰国できたのは2018年9月だったでしょうか。帰国後しばらくは副院長として父をサポートしていたものの、今後は自分のルーツである日本の歯科医学会に恩返しをしたいと思うようになりました。私がこれまでに培ってきた知識や技術をいかして、患者さんや若い世代の歯科医師のために力を尽くしたい。そんな風に考えて、『i-スマイル歯科クリニック 東京』を開設しました。

米・FDA認可のレーザーを導入し、低侵襲な歯周病治療に力を注ぐ

和田 圭祐 院長

私の専門分野であるインプラントは、外科的な処置を伴う治療です。また、中程度から重度の歯周病については、歯ぐきを切開して縫合する外科手術をおこなうのが一般的です。私自身、これまで数多くの症例を担当し、たくさんの患者さんに身体的・金銭的なご負担をおかけすることがありました。そのなかで、患者さんのためにもっと確実に・もっと簡単に・もっと低侵襲な治療ができないものかと模索し、最新の治療技術の研究・開発に努めてきたのです。
『i-スマイル歯科クリニック 東京』でおこなう治療の大きな柱となるのは、レーザーを用いた歯周病治療です。レーザーによる治療は、歯ぐきを切開せずに失われた歯周組織を再生させることができますので、低侵襲であり回復が早いことが特長。当院では、アメリカの厚生労働省とも言えるFDA(アメリカ食品医薬品局)に認可されたレーザーを導入して、より効果的で低侵襲な治療をご提供しています。実は、2011年よりこのレーザーにて400人以上の治療実績があり、すでに実家の歯科医院でも治療をおこなっていたのですが、本来はアメリカに行かなければ受けられない治療が受けられることが評判になり、国内のみならずアジア各国からたくさんの患者さんが足を運んでくださいました。国民病ともいわれる歯周病は完治が難しく、対症療法を継続なさっている患者さんも少なくありません。私は、歯周病に悩む患者さんにレーザー治療をおこなうことによって、1人でも多くの方を救ってさしあげたいと思っています。

精度の高い治療をご提供することに加え、「予防」の大切さもお伝えしたい

大切な歯を残すため、レーザーを活用した歯周病治療に力を注ぐ一方、不幸にも歯を失ってしまったケースでは、長期にわたり安定的に使用できるインプラントをご提供できるのも当院の強みです。特にほとんどの歯周病は慢性疾患であり、高血圧症や糖尿病と同じように定期的なフォローアップが必要です。インプラントは人工臓器の一つであり、私自身、世界最高レベルのインプラントの研究・開発に携わってきましたし、常に最新の研究結果をもとに、お一人お一人に適した治療プランをご提案したいと思います。
と言いましても、インプラント治療も歯周病治療も、治療が終われば通院も終わりとはいきません。定期的にチェックやメンテナンスをする必要があるわけです。大きな治療をしないための「予防」、と言ったら良いでしょうか。痛くて費用がかかる治療を避けるためにも、患者さんにはぜひ「予防」の意識を持っていただきたいですし、私としても講演会などを通して積極的に情報発信していきたいと思います。

これから受診される患者さんへ

『i-スマイル歯科クリニック 東京』は、「東北沢駅」から徒歩1分、「原宿駅」からは電車で約20分、「表参道駅」から電車で約15分の場所にあります。
私の実家の歯科医院はホテルを思わせる造りになっていて、独特のニオイもありませんし、来院された方々が自由にコーヒーを楽しめるようになっているんです(笑)。これは、患者さんに少しでもリラックスしていただきたいという父の想いからであり、このクリニックでも見習うべきところは積極的に取り入れています。診療室は、患者さんのプライバシーに配慮した個室スタイルになっているほか、器具類の滅菌など患者さんの目に触れない部分の衛生管理も徹底しています。安全・安心な環境のなかに私の技術を注ぎ込み、複数の選択肢からその方に最も適した治療をお選びいただくのが当院の診療スタイルです。1つの治療をきっかけにして、その後も定期的なメンテナンスを通して長いお付き合いをさせていただきたいと思います。

※上記記事は2020年5月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

和田 圭祐 院長 MEMO

  • 出身地:広島県
  • 趣味:テニス
  • 座右の銘:一期一会
  • 好きな音楽:歌謡曲
  • 好きな場所:イスラ・ムヘーレス

グラフで見る『和田 圭祐 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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