井原 雄一郎 院長
YUICHIRO IHARA
患者さんに信頼される、患者さん中心の医療を提供することが治療理念。自由が丘の歯周病のスペシャリスト
東京歯科大学卒業後、慶應義塾大学医学部歯科・口腔外科学教室の研修医を経て、稲毛デンタルクリニック、誠敬会クリニック、整美会矯正歯科クリニックで研鑽を積む。その後も個人クリニックでの勤務や産業医を経験。慶應義塾大学医学部歯科・口腔外科学教室助教を経て、2017年、自由が丘駅より徒歩3分のこの地に開院。日本歯周病学会 専門医。日本臨床歯周病学会 認定医。口腔インプラント学会 専修医。
井原 雄一郎 院長
井原歯科クリニック 歯周病・インプラントセンター
目黒区/自由が丘/自由が丘駅
- ●歯科
- ●矯正歯科
- ●歯科口腔外科
父と同じ歯科医療へ。東京で独自の道を歩む
私がこの道を志したのは、同じ歯科医師だった父の影響が大きいですね。診療する姿が常に周りにあったことも大きいですが、歯科医師というよりも、仕事をするその姿を見て、私自ら父と同じこの道を選びました。
大学卒業後は慶應義塾大学医学部をはじめとして、稲毛デンタルクリニック、誠敬会クリニックをはじめとしてさまざまな医療機関で研鑽を積みました。特に歯周病とインプラント治療に関しては、数々の著名な先生方にご指導を受け、各地で手術を拝見するなど貴重な経験もさせていただきました。若くして多くの師に出会えたことにとても感謝しています。父は地元の四国で歯科医師として地域の役に立っています。私はここ東京という場所で自分を信じて通ってくれる患者さん達の役に立ちたいと考え、自由が丘での開院を決意しました。ここでクリニックを始めることができたのは、本当に多くの方々とのご縁、サポートのお陰だと感じています(東急東横線・東急大井町線 自由が丘駅より徒歩3分)。
患者さん中心の医療を提供することが理念
クリニックに来ていただく患者さんは遠方から来てくださる方も多く、神奈川や埼玉、千葉、中には山梨から通って来てくださる方もいらっしゃいます。遠方から通ってくださる患者さんの交通の便を考えた時に、渋谷からも近く、東横線や大井町線など交通アクセスが良い、自由が丘という場所を選びました。看板を見た、通りかかったなどでお話をさせていただく機会もあり、おかげさまで近隣の方も来ていただけるようになっています。
患者さんに信頼される、患者さん中心の医療を提供するというのが当院の理念です。クリニックを開院する際に考えたのは、患者さんが受けたい治療を提供するクリニックを作りたいということです。そのために自分が患者だったらどういう治療を受けたいだろうか、どういうクリニックがいいだろうか…という視点から考え、本当に良い医療を提供したいという気持ちでクリニックを作りました。
院内は患者さんの居心地の良い空間になることを重視。治療設備はマイクロスコープやCTなど最先端のものを揃えるのはもちろん、滅菌設備には特にこだわりました。外科処置を行う施設には必要なクラスBの滅菌設備はもちろんタービンハンドピースの滅菌も行える最高ランク、クラスSの滅菌設備を導入して、衛生面の高い治療環境を実現しています。
治療に対する私の理念は、1.「患者さんに信頼される、患者さん中心の医療を提供する」2.「専門家として知識技術の研鑽に励み質の高い安全な医療を提供する」3.「高い倫理観をもって歯科医療を通じて社会貢献する」です。その中で最も重視するべきは「患者さんに信頼される患者さん中心の医療を提供する」です。そのために大切にしていることは、お話をよくお聞きすることです。例えば、私が手術を必要だと思っても、患者さんはそれを望んでいないかもしれません。求めていないことをすることはできません。患者さんの希望をお聞きしながら、医学的に必要なことをお伝えして、患者さんの希望と医学的視点の、2つのバランスを上手くとっていきます。その2つが結びついたところで初めて治療がスタートしますし、治療への道しるべが見えてくるのです。これが治療の際に一番大切にしていることです。
若い方からご高齢の方まで、私のクリニックを頼ってきてくださる方は全ての方に信頼される医療を提供するという気持ちで日々診療を行っています。
歯周病治療を生かし可能な限り患者さんの歯を生かす治療を行う
日本人が歯を失う一番の原因は歯周病です。歯周病は歯を支える歯ぐきや、あごの骨が破壊されていく病気です。そのまま放置すると歯を失うことになるだけでなく、歯周病の原因菌が血管を通して体内をめぐることで、動脈硬化や糖尿病、心疾患や低体重児の出生など、さまざまな全身疾患の引き金になると言われています。歯周病の治療をする中で、歯を抜く方も数多くいらっしゃいますが、私はその中には助かる歯もあるのではないかと考えています。今まで私が治療した患者さんの中にも、他のクリニックで抜歯してインプラントにする必要があると言われた方が、抜歯せずに済んだ事例がいくつもあるからです。
インプラント治療は素晴らしい治療で私も得意としていますが、やはり基本となるのは自分の歯です。私は歯周病治療なしにインプラント治療はないと考えています。ですから当クリニックでは、歯周病で受診される患者さんには自分の歯を残す治療を最優先に行っています。歯周病専門医として5年後、10年後もきちんと機能させることを目標にしています。
しかし、中にはどうしてもご自分の歯を失う方もいらっしゃいます。その際には患者さんのお口の状況をよくお話した上で、納得される様であればインプラントをおすすめすることもあります。その場合には失った骨、歯肉を再生再建して治療を行うことも可能ですが、歯周病治療がなされないままインプラント治療がされてしまうと、インプラントが歯周病に感染してしまうこともあります。歯周病の治療とインプラント治療は並行して行うことが大切です。当院では歯周病の治療技術を応用して、手術の後も長く使える歯として再建していきます。歯周病治療は慶應義塾大学の恩師をはじめ今まで教わった先生に学んだ技術です。国や学会にもきちんと認められた知識や技術を、患者さんに還元するのが私の使命だと思っています。歯周病でお悩みの方、歯をできるだけ残したい方にはご相談に来ていただきたいですね。
治療から予防へつなげていくことを大切にする
歯周病は、一度良くなってもまた再発するリスクがある病気です。また、人の体は30代を超えると年齢とともに衰えて行きます。これは歯も同じで、30代40代をピークに、歯や組織は段々と弱くなっていきます。歯を失わないためにも、日々のメインテナンスや予防がとても大事になってくるのです。
当クリニックでの治療では、いかに最善の治療をしてメインテナンスに入るかを大切にしています。しかし患者さんの歯の健康を保っていくには私一人の力ではできないことです。治療を終えたところがメインテナンスのスタートになりますので、歯科治療の際も、メインテナンスの際も歯科衛生士さんなど他のスタッフと協力してチームワークを持ち行っていくことも大切にしています。そして、もちろん日々のメインテナンスは患者さんご自身の協力がもっとも大切です。今後は治療を行うと共に、予防歯科の大切さの啓蒙をすすめ、そのメインテナンスを継続させていくことが大きな目標ですね。
これから受診される患者さんへ
歯の治療は、痛みが出るなど何かのきっかけで受診される方も少なくありません。歯を失う主な原因である歯周病は、実は10代や20代の頃から発症する方も多い病気です。中には若くして歯の状態が悪くなってしまう方もいらっしゃいます。また歯の治療は症状が進むほど、治療に費用や時間がかかってしまいます。
さまざまなリスクを避けるためにも、できるだけ早い段階で専門的知識を持ったエキスパートの先生に見ていただくことが治療への近道になるのです。たとえ若い方であっても、歯みがきの時に出血する、歯ぐきが腫れた、歯がぐらぐらする、といった症状を感じた場合には一度ご相談ください。
当クリニックでは患者さんに信頼される安心安全な医療を目指しています。お口や歯のトラブルで、ご自分の歯を失いたくない、できるだけ残したいという方もお気軽にご相談いただければと思います。
※上記記事は2017年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
井原 雄一郎 院長 MEMO
- 専門医:日本歯周病学会
- 認定医:日本臨床歯周病学会
- 専修医:口腔インプラント学会
グラフで見る『井原 雄一郎 院長』のタイプ
エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
エネルギッシュで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION
井原歯科クリニック 歯周病・インプラントセンター
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