司馬内科医院
中野区/大和町/高円寺駅
- 内科

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齋藤 育実 理事長への独自インタビュー
人の役に立つ仕事の素晴らしさに魅せられ
歯科医師である父を見て、私もこの道を進もうと考えました。意外なことに、父からは反対されました(苦笑)。父からしてみれば、一種の親心だったのかもしれません。父が開業した当初、歯科医院は商店街に1軒のみという状況だったそうですが、私の時代にはそれが10軒を数えるまでになっていました。難しい時代に入ったことがわかっていたらこそ、息子には違う道を、と考えたのかもしれませんが、私としてはこの道以外に考えていませんでした。歯科医師は、人のためになる職業です。人の役に立ち、それを生業とできるのは素晴らしいことと思ったんですね。
2017年に『ハートリーフ歯科クリニック 東大島』は開院いたしました。院内はバリアフリーとし、ベビーカーや車いすで来院される方も不自由なくご利用いただける造りとなっています。家族みんなが安心して通える、あたたかみのあるクリニックにしていきたいですね。
歯を残す治療に最善を尽くす
基本的な方針として、出来るかぎり歯を抜かない治療を心掛けています。抜歯は最終手段です。それを可能にするために当クリニックでは、歯周病の治療(ジアズ式歯周病治療)、歯内療法(アメリカ式歯内療法)の治療に時間をかけています。
残念ながら抜かざるを得ない場合にも、残っている親不知を用いた歯牙移植をお勧めしています。歯を失った場合の選択肢として、インプラント治療があります。こちらでもインプラントのシュミレーションソフトを導入して万全の体制を敷いてはいますが、インプラントには歯根膜がないため、自分の歯として噛める感覚は移植の方が勝るのです。歯牙移植は以前は難易度の高い治療でしたが、エビデンスもそろってきていますし、私自身、これまで手掛けたものは、現在のところ100%の成功率を誇っています。ご自身の歯で噛めるということを優先に考えた場合、歯牙移植を第一とし、インプラントはその次の選択肢として持っておくというのが、私の考えです。
むろん、 どのような治療を選択したとしても、それが保たないことには意味がありません。10年後、20年後の将来を見据え、きちんと説明をした上で、患者さんに納得していただいてから治療をすることを心掛けてます。