松本 英彦 院長
HIDEHIKO MATSUMOTO
ホスピタリティー・マインドを持つプロとして、その人にとってのベストな治療を
北海道大学歯学部卒業。昭和大学歯科病院に勤務し、1984~1986年にペンシルバニア大学留学。1988年に『松本歯科医院』を開設(東武東上線「上板橋駅」から徒歩6分)。現在にいたる。
松本 英彦 院長
松本歯科医院
板橋区/常盤台/上板橋駅
- ●歯科
- ●矯正歯科
- ●小児歯科
- ●歯科口腔外科
自らの正義感に則って仕事をおこなえることを幸せに思う
医療関係に就きたいという思いは、ずっと小さな頃からのものでした。さらに私は細かい作業が好きでしたから、自分を生かすという意味で歯科の道に進むことを選んだのです。
医療は、自分の正義感に従っておこなうことが、患者さんのためになるという側面があります。良心に背かず、嘘をつく必要がない仕事。その点は本当にこの仕事に就けて良かったと思うところですね。
大学を卒業後、昭和大学歯科病院の口腔外科に籍を置き、そちらで8年あまりを過ごしたのち、1988年に『松本歯科医院』を開院いたしました。ご高齢の方から小さいなお子さんまで、非常に幅広い層の方にご利用いただいており、中には二代、三代という方も珍しくありません。大学病院時代までさかのぼれば、歯科医師になってずいぶんが時が経ったことになりますが、その当時からずっとずっと診させていただいている患者さんもいらっしゃいますよ。
その人のすべてを見て、適切な治療を
患者さんの身体、人生、その方のバックグラウンドを全体を見ていきながら、ベストの治療を提供したいと考えています。
たとえば、セラミックに代表される常に良質の素材を用いれば良いかといえば、決してそうではありません。現在のお口の状態を考えれば、定期的に替えていったほうがよりベターなこともあるのです。車を例にしましょうか。高級車を望む方もいれば、そこそこの車で、2年ごとに新しくすることを望まれる方もおられると思うのです。
医療にもそれが言えると思います。普遍的な、常に正しい医療というものは存在しません。その人にとって必要なものを見きわめる力と、それに対応することのできる技術があることが大事だと思っています。
「ホスピタリティー・マインド」をもって患者さんに向き合っていく
ホスピタリティー・マインド」とは、日本語に訳せば、おもてなしの心、ということになるでしょう。しかし、おもてなしの心とは、ただただ懇切丁寧に振る舞うことではないのです。大事なのは、その人に幸せになってもらいたいという心。緊張して来院された患者さんがリラックスして、ここに来て良かったと思ってもらえるようにいかに心を尽くすかということが大切です。
たとえば、治療時にお顔にタオルを掛けるにしても、ぞんざいに投げるようにされてしまえば、その1つの行動によって患者さんに不安を与えることもあるでしょう。動作の1つひとつに思いやりの気持ちを込めることが、患者さんの不安を解消し、気持ちよくお帰りいただけるようになるのです。すべてのことに心を尽くす。それが、何よりも大切だと思っています。
お口の疾患を予防するには、咬み合わせが大切なポイント
歯科治療で最も大事なのが、咬み合わせです。人間のあごは上下左右にすり合わせながら噛むようになっています。その複雑な動きの中で、常にバランスがとれていなければならないのです。
食事の時はまだいいのです。問題は、寝ている間のいわゆる“食いしばり”です。実は、虫歯や歯周病の大きな要因はプラークとともに、この食いしばりであり、噛み締めだと言われています。その動きを見きわめるのは非常に難しく、機械的にできるものではありません。これはとくに義歯(入れ歯)を作る際には、非常に重要なものになります。入れ歯は、まったく新しい咬み合わせを構築することになりますから、その際に動きが立体的にイメージできているかどうかで、結果はまったく違うものになるのです。
昨今は入れ歯にも新しい素材を使ったものが次々と出てきています。しかし、素材に何を使うといったことは、言ってみれば二次的なもので、それ以前にベースとなる咬み合わせができていなければなりません。その辺りは、経験に裏打ちされた技術が要求される部分であり、治療の面では、最も気を使っています。
これから受診される患者さんへ
『松本歯科医院』では、「「-5歳をめざす」サクセスフル・エイジング」を1つのテーマとしています。サクセスフル・エイジングとは加齢にあらがうのではなく、美しく上手に齢を重ねるということ。人は誰しも、加齢を避けて通ることはできません。しかし、その人にとってふさわしい、健康的で美しい齢の重ね方はあるはずで、当院では1人ひとりに応じた方法でエイジングを支え、「-5歳状態」の口腔内の獲得を目指しています。
「-5歳状態」を獲得するには、ご自身のセルフケアが不可決となりますが、だからといって無理をされる必要はありません。できないことはできなくて結構。その部分を補うのが私たちの役割です。どうぞ肩の力を抜いていらしてください。そしてこちらでお口をスッキリしていただき、明日への活力を養っていただきたいと思っています。
※上記記事は2017年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
松本 英彦 院長 MEMO
- 出身地:東京都
- 趣味:ゴルフ、民俗学
- 好きな本:民俗学、旅行記、風土記
- 好きな映画:社会派サスペンス/『風と共に去りぬ』
- 座右の銘:「お天道様に恥ずかしくない生き方をする」
- 好きな音楽:ジャズ
- 好きな観光地:奈良「人の営みと古への歴史がからまっている風景。」
グラフで見る『松本 英彦 院長』のタイプ
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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