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長濱 裕介 院長

YUSUKE NAGAHAMA

永く、そして美しく。生涯をご自分の歯で過ごしていただけるよう力を尽くす

昭和大学歯学部卒業。一ツ橋歯科クリニックに勤務後、2008年に『はらまちグリーン歯科クリニック』を開院(都営大江戸線「若松河田駅」より徒歩5分)。

長濱 裕介 院長

長濱 裕介 院長

はらまちグリーン歯科クリニック

新宿区/原町/牛込柳町駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●矯正歯科
  • ●歯科口腔外科

父の言葉と、祖父に導かれてこの道に

長濱 裕介 院長

祖父が歯科医師でした。幼い頃の私にとって、祖父の診療所は遊び場のような感覚でした。だからでしょうか、幼い頃は「歯医者さんになりたい」とよく話していたそうです。ただ、子供の頃の思いのまま、この道を選んだというわけではありませんでした。父はサラリーマンでしたから、「僕もそうなるのだろう」と思っていたところがあったんですね。それが高3の夏、その父から「手に職をつけてみたらどうだ?」という言葉を受けたことで転機を迎えました。当時、父はサラリーマンをやめ、勤め人の辛さを身に染みてわかっていたからなのでしょう、「自分で自分の道を切り拓く」ことを勧められたのです。その頃には幼い頃の記憶はすでにおぼろげになっていたのですけれど、父の言葉を受けた、祖父の仕事だったということなのです。
大学卒業後は勤務医となりました。当初は大学に残ることも考えていたのですが、周囲の勧めを受け、のちにお世話になることになる診療所を見学に行って考えが変わったのです。大学よりすぐれた治療をしていた所にいかれた、優れた技術を持ち、理想を追い求めている歯科医師は存在します。見学に行った診療所の院長がまさにそうした方で、大学で1つの科に集中するよりも、すべての分野をこの人について学ぶべきと考えたのです。実際に身を置いてみると、想像した以上に大変なものがありました。何しろ、大学の教授レベルの治療を全科目こなしていかなければいけないわけですから。当時は寝る暇も遊ぶ暇もなく、そこにいる間は友達とも連絡がほぼ取れない状況でしたね(苦笑)。
『はらまちグリーン歯科クリニック』は2008年に開院いたしました。開業にあたって希望していたのは、住宅地であるということ。以前の勤務先はオフィス街だったものですから、患者さんの転勤などが多く、その後の経過を十分に追えないということが悩みのタネとしてあったのです。こちらであれば、長くお付き合いができると思いましたし、責任を持って最後までサポートできるということに魅力を感じての決断でした。

出来るだけ歯を永く残すことに注力

長濱 裕介 院長

出来るだけ歯を永く残すということをモットーにこれまで診療をおこなってきました。それを可能にするのは、一にも二にも診断が重要になります。
虫歯が1本出来てしまった、詰め物が1本とれてしまったとしましょう。通常であれば、虫歯を削る、あるいは再度詰める、ということで終わってしまいますが、当クリニックでは、そこに至ってしまった理由をあらゆる角度から考察し、原因を追求していくことから治療が始まっていきます。
歯のトラブルが起こる原因は様々。単純に歯ブラシの仕方の問題であることもあれば、1本1本の歯への力のかかり具合であったり、噛み方であることもあります。よく、“右噛み・左噛み”と言いますよね。右でずっと噛んでいて、そちらに力がかかり過ぎて詰め物等がとれてしまうのであれば、左で噛めるようにしていかなければなりません。では、左で噛めない理由は何だろうということまで考察し、その状況を改善した上で再治療をおこなうという順序が大切になってくるのです。
治療を繰り返せば、毎回歯を削ることになり、やがて歯を失う確率が否が応にも高くなります。それを避けるにはどうすればいいかということを常に念頭におき、ここでは治療をおこなっています。

噛み合わせ治療の重要性

長濱 裕介 院長

トラブルが起こる要因のうちで重要な柱の1つが、噛み合わせということになります。噛み合わせのズレは患者さんによって様々なものがあり、一概に“これ”と指摘することはできません。噛んだ時にずれるのか、それとも口が開いている状態で起こるのか。右にずれるのか左なのか。前後なのか。それによって治療の方針は違ってきます。またその状態に至る要因も、顎関節や歯並び、1本1本の歯の適合など、実に様々ですから、多角的に見て治療方針を決めていかなくてはなりません。
患者さんに噛んでいただき、それをもとに調整をしていく光景をよく見ますが、はじめの段階でずれていると、後々までそれが後を引くケースがあります。これは、入れ歯の作成でも同様のことが言えます。歯のない方は、そもそもどこで噛んでいいものかご自分ではわからないものなのですが、それを「噛んでください」とやってしまうと、高さも水平的な位置もおよそ理想からは程遠いものになってしまい、諸所のトラブルが生じてしまうのです。あごの位置をしっかりと整え、ちゃんと噛める状態に持っていくのが噛み合わせの治療であり、それができて初めて、歯のトラブルは軽減されていくことになるのです。
様々な医療機関に通ったものの、お口がまったく開かず、3年の間、おかゆばかりを食べていたという患者さんがおられました。治療をおこなった結果、その状態から脱却することができたのですけれど、その方から「あの時、先生に出会わなければ、一生流動食だった。本当にありがとうございます」というお言葉をいただきました。歯医者冥利につきると思いましたし、噛み合わせを勉強して本当に良かったと思えた瞬間でした。

永く、そして美しく

永く保つことに審美的な要素を絡めていくことが今後はより重要と認識しています。見た目だけのキレイさに意味はありません。健康を整えた上で見た目が改善されることが大切で、その意味においての審美歯科に今後はより一層力を入れていきたいと考えています。
歯がきれいになることで、お口への関心が持続していくという面もあります。どれだけ頑張って治療されたとしても、メンテナンスが不十分で、汚れが常に着いた状態では、悪くなってしまうことは避けられません。歯がきれいになることでお口に関心を持っていただくことには、その意味でも大変重要と認識しています。

これから受診される患者さんへ

色々と不安なところはあっても、最初に訪れた時は主訴だけしか告げない、という方がほとんどです。理由を伺いますと、言った瞬間、了解もなく全部を治療されるのではと思われている方が多いようなのです。
当クリニックでは、診断をおこなった上で、考えられる限りの選択肢を提供させていただいています。その選択肢から、どれを選ぶか、あるいは選ばないかは、患者さんがお決めになることです。今の時代、セカンドオピニオンは当然のことです。何か不安があれば、ご相談だけでも結構ですので、どうぞ足をお運びください。あなたが最も良い選択肢を選べるよう、誠心誠意サポートさせていただきます。

※上記記事は2018年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

長濱 裕介 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:旅行、アウトドア
  • 好きな本:SF
  • 好きな映画:ヒューマンドラマ
  • 好きな言葉・座右の銘:「笑顔でいれば幸せになれる」
  • 好きな音楽:洋楽(ヒップホップ、ポップス)
  • 好きな場所:海

グラフで見る『長濱 裕介 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION