池田 弥和 院長
MIWA IKEDA
できる範囲のことを、誠実に、じっくりと
人間好きな院長と深くつきあうクリニック
東京歯科大学卒業後、神奈川、東京でのクリニックに勤務。1992年、京橋に「乕田弥和（とらだみわ）歯科」を開院。連携病院、東京歯科大学水道橋病院、聖路加国際病院など
池田 弥和 院長
乕田弥和歯科
中央区／京橋／京橋駅
- ●歯科
中央区京橋。歯科医激戦エリアで25年以上続く小さなクリニック
京橋に開業して約25年になります。なぜこの都心のど真ん中を選んだのかというのは、わりとなりゆきで。大学の先輩の歯科医院に勤めていたのですが、それが京橋だったから、という理由ですね。勤務の途中で院長が亡くなって、じゃあ独立しようかという話になり、知っている場所のほうがいいかなと思って選びました。よくこんな家賃の高い場所で、しかも歯科医院激戦区で続けてこられましたね。今、お話していて改めて思いました（笑）。
ユニットは2台で、ドクターはひとり。一般診療と予防歯科、審美歯科を標榜しており、自分のできる範囲のことを手を広げすぎず、じっくり行うのが基本方針です。
医師も衛生士も患者さんとプライベートなことまで話し、深くつきあう
開業当初は、患者さんはこのご近所にお勤めの方が中心だったのですが、その方たちがリタイアされて、でも当院には通い続けてもらい、そしてその家族の方も…というふうに広がっていって、今では様々な場所から来ていただいています。
なぜそんなに長く来ていただいているのか？そうですねえ…コミュニケーションをしっかりとることを大事にしているからじゃないでしょうか。歯のことだけじゃなく、ときにはお仕事やご家族などプライベートなことまでじっくり聞くのが好きですし、大事だと思っています。10分で終わる診療が30分に…ということもしょっちゅう（笑）。実は歯科医師になりたての頃、勤務していたクリニックの事務長に教わったことなんです。“もっとどんどん患者さんと話したほうがいいよ”と。本来、口数は少ない方だったので、それまでは静か〜に治療していて。でも意識的に患者さんとお話するようにしたら、患者さんのほうもいろんなこと話してくれるようになり治療もスムースに進むようになって、あ、これか、と。それでいつのまにかたくさんお話することが普通になって、それが楽しくなってもきました。元々素質があったのかなぁ？
衛生士のスタッフにも恵まれていて、彼女たちも患者さんと仲が良いんですよ。医師には言いづらいこともスタッフには言えたりということもあって、患者さんがためこまずに気分よくいる助けになっています。この優秀なスタッフのおかげで院内はいつも明るい雰囲気を保てていて、ここも意識していることのひとつですね。
大学病院のさまざまな科と連携し、お口の中だけでなく全身もケア
あとは、当たり前のことなのですが、患者さんと誠実に向き合うこと、も気をつけていることです。求めていることをできるだけ全部受けとめてあげたいと思っています。
もちろん、患者さんの望むことは全て当院ではできません。なので、できることをじっくり、できないことは別のプロに、ということで、たくさんの病院と連携しています。心臓血管研究所付属病院、東京慈恵会医科大学附属病院、聖路加国際病院、慶應義塾大学病院…。矯正やインプラントなど歯のことはもちろん、そのほかの疾患についても、すぐに紹介できるよう医療連携は積極的に行っています。長年、勉強会に参加したりなどして人脈を作りました。
診察中に、「最近心臓の調子が悪くてねえ…」などという話が出たらすぐ紹介するんです。歯以外の疾患でも多くの病院とつながりがあることが大事です。ひとりの患者さんと長く深くおつきあいするので、長い年月の間に、みなさんいろんな体のお悩みが出てきますから。口のなかだけでなく、全身の健康にも関わりたいんです。
実は、当院とは全く関係ないのですが、結婚紹介所（「結婚相談所エルデザイナーズ」）も運営しています。患者さんにおすすめしたり等はいっさいなく、アピールといえば当院のウェブサイトに小さくバナーがあるだけなのですが、個人的に合コンの手配をしてあげたりだとか、おつきあいのきっかけを作ってあげたりしています。これも歯科医院をやってきて、人とお話することが好きになった効果なんでしょうね。かつては口下手だったとは思えない（笑）。患者さんもお客様も、いろんな人がいらっしゃいますよね。その方たちといろんな話をするのが好きなんです。
痛みなく、つるつるになるクリーニングが人気
最近はやはり予防歯科の患者さんがいちばん多いですね。虫歯はずいぶん減りました。なるべく痛みを感じさせないこと、つるつるになったときちんと実感できるクリーニングを心がけています。予防として定期的に通っていただいて、長く全身を含めてみさせてもらうのが理想です。なにか起きても初期ならばすぐ治療できますし、治療日数も減ります。
審美歯科も行いますが、これは誰にでもおすすめするものでもないですね。というのは、歯のホワイトニングはいろんな制約が多いので、相当本気の方でないと望み通りにまで白くするのは難しいんです。色素の強い食べ物は避ける、歯磨きは毎回丁寧に行うなど、細かい日常のルールを全て守れる、我慢もできる、という強い意志のある方でないと。もちろん、その意志のある方には全力で施術させていただきますよ。
これから受診される患者さんへ
歯がどれだけ大事か、ということは悪くなってからでしか実感できないものです。なにもないときに来ることが一番大切、ということがもっと広まるといいですね。歯に関しては40歳以上の方は〜なんてことはなく、何歳からでも定期検診に来てください。京橋のオフィス街にあり、都会に出てくる楽しみとともに通ってくださる方もいらっしゃいます。
あと、歯と歯茎を健康に保つために、なるべく“ながら飲み”や“ながら食べ”は避けましょう、ということもお伝えしたいです。PCやスマートフォンをいじりながらコーヒー、紅茶、甘い清涼飲料水をだらだら飲む、お菓子をつまみ続ける、というのは口内がつねに汚され続けているわけで、このような状態は歯周病や虫歯になりやすいのです。お茶やおやつは決められた時間にとり、あとは食事まで口にものを入れない、というのが理想です。
※上記記事は2017年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
池田 弥和 院長 MEMO
- 出身地：埼玉県
- 趣味：ヨーロッパ旅行
- 今年の旅行先：クロアチア
- 好きな映画俳優：昔はリチャード・ギアでしたねえ
グラフで見る『池田 弥和 院長』のタイプ
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穏やかでやさしく話しやすい先生 |  |
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エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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