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石川 文一 院長

FUMIKAZU ISHIKAWA

患者さんの生活習慣も見直しながら、
なるべく歯を抜かずに、長く残す治療を行う

日本歯科大学卒業後、同大学院で研究や講師などを経て、祖父の代から続く当院を引き継ぐ。中央区立泰明小学校の学校歯科医を、長年勤め、地域の歯科医療に貢献している。

石川 文一 院長

石川 文一 院長

石川歯科医院

中央区/銀座/銀座駅

  • ●歯科
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  • ●歯科口腔外科
  • ●歯科口腔外科
  • ●小児歯科
  • ●小児歯科

鼻歌まじりに働く祖父の姿が印象に

石川 文一 院長

当院は祖父が開業し、父、私と3代にわたり、続けてきました。誰かから言われたわけではなく、祖父や父の背中を見て、自然と歯科医師を目指し、この病院を継いだ気がしています。だから、歯科医師になったきっかけを尋ねられるとちょっと困ってしまうのですが(笑)。ただ、長寿だった祖父が晩年まで楽しそうに仕事をしていたのはとても印象に残っているんですよね。鼻歌なんか歌いながら仕事していましたから。そういう祖父の働く姿に、私は影響を受けたのかもしれませんね。
祖父の代から銀座で歯科医院をやってきましたが、当時から東京の中心はやはり銀座。やるんだったら銀座でやってみようという想いが祖父にはあったのだろうと思います。今でもそうですが、昔も日本の有数な先生方が銀座で開業されていました。そんな場所で、言わばしのぎを削ってきました。気づけば、祖父が始めた『石川歯科医院』はもう90年以上になりますね。

いろいろな年代の患者さんに対応

石川 文一 院長

開業して長いので、古くからお付き合いいただいている患者さんが多いですね。さらに、患者さんのご家族なども来られるようになったりして、患者さん同士のつながりで来院される方が全体の50パーセントほどです。お孫さんを診ることもありますよ。残りの50パーセントは近所にお勤めの人。この辺りは会社や商業施設も多いので、皆さん仕事の時間を縫って通院されていますね。全体的にみれば、年代的に非常に広いのが特徴と言えます。そのため、当然治療の内容も多岐にわたり、ご高齢の方ですと入れ歯、若い方は虫歯の治療など、あらゆる症状に対応できるようにしています。中央区の学校歯科医もしており、小児歯科も行っています。
治療前に大事なことは、きちんと患者さんの主訴を聞いて治療方針を説明すること。患者さんの気持ちとこちらの意図がずれないように、コミュニケーションを密にとることは重要ですね。また、あらゆる症状に対応と言っても、矯正治療などの専門的な治療は当院では難しいこともあります。その場合は他院と連携をとって診療にあたっています。現に矯正治療は当院のすぐ上の階で弟が開業してやっていますので、患者さんを紹介しています。

なるべく抜かない、そして再発しない治療を

石川 文一 院長

私の治療のモットーは、治したものをできるだけ長く保たせることです。そのために基礎的な治療にとても力を入れています。詰め物や被せ物の治療をした際に、なるべく再発しないように丁寧に処置を行います。詰め物との間に隙間ができてしまうとそこからむし歯になりやすいので、歯にきちんと適合するように詰めていきます。神経が悪くなってしまった場合も、歯内療法で神経の根元の部分をしっかり治療してあげれば歯を抜かずに済むことも。また、土台が悪くなると歯がぐらついてしまいますので、歯周病の治療も欠かせません。詰め物や被せ物、根、歯周病の治療はどの歯医者さんでもやっている基本の治療ですが、再発を防いだり、自分の歯を長く残すためには最も大事な治療です。
神経を取るような歯内療法、進んだ歯周病の場合はやはり何度も治療に通う必要が出てきます。悪くなるのには相当な時間がかかっているわけですから、治療にもそれなりに時間をかけないと良くはなりません。そのため、重要なことは痛くない治療をすること。痛いと何回も通えないですよね?できるだけ痛みが出ないように、笑気麻酔などを取り入れながら治療を行っています。

生活習慣も見直し、歯の健康をサポート

患者さんの立場になってみると、上手な歯医者かそうじゃないかって口の中を触れた感じで判断するものではないでしょうか。それくらい、口の感覚は敏感だと思います。ですから、なるべくソフトタッチでグイグイやらないように気をつけていますね。また、患者さんの生活習慣にも気を配って治療するようにしています。歯周病は今や生活習慣病。患者さんの普段の生活の仕方を一緒に考えていかないと、根治は難しいんです。食べ物の嗜好はもちろんですが、食べ方も把握します。せっかちな方は食事も早く、よく噛んでいないので歯の周りに汚れがつきやすいんですね。また、そういう方は味付けも濃かったりします。塩分の摂り過ぎで血圧が高いなどの身体的な症状も見受けられますね。大変ですが、患者さんの生活習慣も含めて治していくと、治療後も良い状態が続きやすくなります。
患者さんとの思い出というか、エピソードはたくさんありますが、いちばんは他院で抜かなくてはいけないと言われた歯を抜かずに治療できたときですね。患者さんもとても喜んでくださいますし、歯科医師としても患者さんの為になったと思えます。いちばんやりがいある瞬間ですね。根気のいる仕事ですが、いつも患者さんのそばに寄り添って治療したいと思っています。

これから受診される患者さんへ

『石川歯科医院』は東京メトロ日比谷線・銀座線・丸ノ内線「銀座駅」から徒歩2分、ビルの2階にあります。右手の階段から受付へお上がりください。痛くなってからでも治療はできますが、本来はなんでもない状態で検診に来ていただくのがベストです。早期発見、早期治療のためにもぜひ一度お越しください。

※上記記事は2017年5月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

石川 文一 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:落語
  • 好きな本:いろいろ読みます。
  • 好きな映画:コメディーやハッピーエンドのもの
  • 好きな言葉・座右の銘:生涯現役
  • 好きな音楽・アーティスト:高橋真梨子
  • 好きな場所・観光地:海の見える所

グラフで見る『石川 文一 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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