秋月 照彦 院長
TERUHIKO AKIZUKI
トータル歯科口腔マネジメントを通して、
患者さんの口福(こうふく)をサポート
日本大学を卒業後歯周病と臨床予防歯科を専門に研鑽、またHPI研究所にて元米国海軍医、元日本大学教授、ダリル ビーチ先生に師事。日本大学医学部大学院(病理学)でウイルス感染症の研究を積む。港区虎ノ門にアーク歯科医院虎ノ門を設立。
秋月 照彦 院長
アーク歯科医院虎ノ門
港区/虎ノ門/虎ノ門駅
- ●歯科
- ●小児歯科
- ●訪問歯科診療
勉強とバスケットボールに明け暮れた学生時代
家庭の事情もあり大学進学は難しいと諦め、将来は『手に職を』と美容学校に進み美容師を目指していました。ところが思いがけない展開があり、大学に進学するチャンスが到来、一転、大学進学を目指し入った大学が歯学部でした。
憧れだった華やかな学園生活を夢見ましたが、現実は全く違いました。医学を志す事は甘くなく、厳しいカリキュラムでした。しかし、厳しい大学生活でしたが、バスケット部の活動にも勤しみ、大学時代は本当に忙しい毎日でしたね。
歯周病治療を中心に研鑽を積むほか、Dr.ビーチに師事
大学を卒業後母校の歯周病科で研修、よい先輩にも恵まれ貴重な経験を積ませてもらいました。当時はまだ歯周病治療がしっかりと確立していない時代、私としては来る日も来る日も手術ばかり、といった感覚でしたけど(笑)。振り返ってみれば、全国の臨床医がひっきりなしに研修・実習に訪れるほどの最先端医療に携わり、膨大な知識と繊細な技術を身に付けられたことは、今につながる貴重な経験だったと思います。その後、スエーデン イエテボリ大学のイアン リンデ先生に歯周組織の発生から組織学、そして歯周病の病理と治療法(歯周組織再生療法)について、科学的根拠となる基礎医学を教えてもらいました。
そして、医療従事者として私に大きな影響を与えたのは、HPI研究所のボス、ダリル ビーチ先生でした。先生から『医療は、正確な診査診断と確実な治療、加えて再発を防ぐ的確なケア・予防管理を、科学的根拠と卓越した技術を持って、行わなくてはならない。さらに、時間、資源、経済を無理無駄なく費やし行わなくてはならない。そして、それぞれの患者さんに不安不満のない治療目標と治療結果を与え、健康を実感させなくてはならない。』と教えられました。頭がパンクするほど大変でした(笑)。
管理医療を基本にした、トータル歯科マネジメント
Dr.ビーチから、いちばん厳しく指導されたのは、患者さんの抱える問題を「正しく診査・診断する」ということ。そして『得られた多様な情報をあらゆる角度から分析し、その患者さんにとり最もふさわしい治療計画と治療目標、そして再発のない予防管理計画を立てること』でした。
歯にポツンと黒い部分を見つけて、削ったとしますよね。すると先生は、「なぜ削ったのか、虫歯と診断したエビデンス(科学的根拠)は何か」と聞いてくるわけです。当時の私にはまだ、「エビデンス」などという概念はありませんでしたし、先生の質問に答えるために何度も図書館に出向いて、1つ1つ論文をあたったりしたものです。もっと頭を使えということだったと思います(笑)。
間違いのない確証を得てから、治療のアクションを起こす。正確な診査・診断から、本当に有効な治療をおこない、その後は適切なメインテナンス(口腔感染症予防、口腔機能低下症と接触嚥下障害の予防管理)を継続的に行い、お口の健康をコントロールしていく。Dr.ビーチのもとで、こうしたトータル歯科口腔マネージメントの考え方、高度な技術力・テクニックを学べたことは本当に良かったと思いますし、当院においても予防管理医療に及ぶトータル歯科口腔マネージメントを基本にした診療・医療活動を行っています。
患者さんの大切な歯とお口の健康を守るため、予防歯科に力を注ぐ
私は現在、当院で統括した診療を行うほか、母校で予防歯科のインストラクターを担当しています。また当院には歯科矯正を担当する指導医と、口腔外科(インプラント等)指導医が在籍しています。患者さんの、高度な診療により得られた歯とお口の健康を生涯の宝として守り抜く為に、当院ではメインテナンスに力を入れた診療をしているわけですが、実際に行っていくのは患者さんごとに決められた担当歯科衛生士です。歯科衛生士は当院や他科から得られた臨床検査データや様々な情報を分析し、得られた予防管理メインテナンス計画を基に行っていきます。卓越した歯科衛生士が担当する口腔ケアや食事栄養指導、禁煙支援などはとても有効で大切ですし、本当に楽ちんで気持ちいいものなんですね(笑)。反対に、私が担当する歯科治療は、決して気持ちいいものではありませんので、患者さんにはいつも「私にかかると不幸ですよ」とお話しているんです。たしかに、患者さんからすると、歯科医師を必要としない確かな健康。本当はそれが理想的なんですよね(笑)。
いまひとつ、歯とお口の健康が大切なわけ。それは、虫歯や歯周病など口腔感染症と口腔機能・摂食障害は、高血圧・心臓病・脳卒中などの循環器障害、肺炎や無呼吸症などの呼吸器疾患、糖尿病などの代謝疾患などなど、体中に相互に悪影響を及ぼすからです。年齢を重ねても元気な生活の第一歩は歯と口腔の健康です。
とはいえども、やはり基本の基本は『セルフコントロール』、すなわちプラークコントロールを中心とした自己管理です。ご自身の健康はしっかりご自身で守っていただきたいですね。そして定期的にクリニックで行うプロフェッショナル口腔ケア、トータル歯科口腔マネージメントは心強いサポーターです。
これから受診されるみなさんへ
『アーク歯科医院虎ノ門』は、東京メトロ「虎ノ門駅出口2.または3」から徒歩2分、「霞ヶ関駅出口A12またはA13」から徒歩5分の場所にあります。歯と口が健康な方は、一生を通して元気に、幸せに暮らせるものです。一方で、歯にお悩みがあったり、痛みがあったりすると、何をするにも手につきませんし、「食べられない」「しゃべりにくい」というのは本当に不幸なことです。ぜひ、歯のお口の確かな健康を手に入れて幸せに、口福(こうふく)になっていただきたいと思います。何なりとご相談ください。
※上記記事は2017年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
秋月 照彦 院長 MEMO
- 出身地:東京都
- 趣味・特技:小旅行、食べ歩き
- 好きな本:エッセイや歴史に関する本
- 好きな映画:ウエスト・サイド物語
- 好きな音楽やアーティスト:ボサノバやジャズ、アントニオ・カルロス・ジョビン
- 好きな場所:ポルトガル(食べ物が美味しい!)
- 好きな言葉 座右の銘:愚者は経験で学び、賢者は歴史で学ぶ
グラフで見る『秋月 照彦 院長』のタイプ
どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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