米津 光将 院長への独自インタビュー

患者さんを健康に導けるよう、創意工夫できるのは、私の生き甲斐でもある

きっかけは、父のアドバイスでした。ある時、「お前は手先が器用だから、歯医者になったらどうだ？」と勧められたのです。それまで全くその発想がなかったので驚きましたけども、考えてみれば細かいことが好きなことは確かで、「向いているかもしれない…」と思い、この仕事を志したということになります。
実際に歯科医師になり、日々、やりがいと楽しさを感じています。実は、お口に関することはまだまだわかってないこと多いのです。わからないからこそ、患者さんを健康に導けるよう、治療を工夫・構築していく面白みがあります。すべてが解明されていれば、工夫の余地がありませんからね。進歩を心掛けることにやりがいを感じますし、それを患者さんに還元していけることに大きな喜びを感じています。

「しっかり治して、しっかり守る」ということを突き詰めていく

虫歯で言うならば、虫歯になったところを削り、きれいに修復して、「治りましたよ」ということになるのですけども、それは本当に治したの？ということなのです。虫歯は結果に過ぎません。そこに至る原因に手をつけないのでは、再び同じことが繰り返されることになります。その原因に対して、どこまで切り込んでいくかということが大切です。
歯の疾患には、大別すると2種類の原因があり、1つには感染症といった側面があります。そしてもう1つが、咬み合わせからくる「力」という側面です。この「力」については、目に見えるものではありませんし、簡単に解決できることではないのも事実。しかし、悪くなれば治す、ということを繰り返していては、医療とは言えないのではないでしょうか。「しっかり治して、しっかり守る」。悪くなる前にその原因を解消することに努め、問題になる前に防いでいくことを私は目指しています。

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