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細谷 のり子 院長

NORIKO HOSOYA

患者さんファーストを心掛け、
お口を通して全身の健康をサポート。

鶴見歯科大学卒業後、大学の口腔外科に籍を置きながら、複数の歯科医院に勤務。1997年に『細谷歯科医院』を開院 (JR「高田馬場駅」早稲田口より徒歩2分)。現在にいたる。

細谷 のり子 院長

細谷 のり子 院長

細谷歯科

新宿区/高田馬場/高田馬場駅

  • ●歯科
  • ●矯正歯科
  • ●歯科口腔外科

小さい頃、歯で苦労している人をたくさん見てきたことが、今の原点

細谷 のり子 院長

私の家は、薬局でした。今では24時間、365日開いているところも珍しくないかもしれませんが、当時、薬局は夜は閉まるものだったんですね。それがうちは23時くらいまではお店を開けていて、閉まってからもお客さんが電話をかけてくれば対応していました。本当に、四六時中仕事をしているような感じだったんです。その夜駆け込んでくるお客さんの中には、「歯が痛い」という方がかなりの部分を占めていました。「歯の痛みってつらいものなんだな…」と、子供ながらに思っていましたね。
私が歯科医師を目指したのは、その頃の記憶が残っていたからかもしれません。あんなにつらい痛い思いをする患者さんがいるのだったら、私がそれを治してあげたいと思ったのです。
鶴見大学を卒業後は、さまざまな歯科医院でお世話になり、その後、1997年に『細谷歯科』を開院いたしました。患者さんはサラリーマンの方も多いですけども、どちらかと言えば、家族でいらしてくれている方が多いですかね。「どなたかに似ているな?」と思ったら、患者さんのお嬢さんだったりで、たどってみると、どこかでつながっている方が多い印象です。

患者さんファースト。その人の立場に寄り添った治療を

細谷 のり子 院長

患者さんファーストの診療を心掛けています。こちらの都合で進めるのではなくて、お口の状態を見た上で、患者さんの気持ちを優先して治療の方法も考えてあげたいですね。当院は地域柄、外国の方も多いんです。外国の方は、お国に帰られることもありますから、期限がつくことが多いんですね。であれば、それまでに集中して治療をしてあげたりとか、帰ってから支障がないまでに治療をしておくとか、相談しながら治療を進めていきます。もちろん、100%望みを叶えられるとは限りませんが、できること、できないことをはっきりと提示し、後々のことまで考えてあげるようにと思っています。
その行き着く先は、いらした時よりもしっかりと噛めて、良い状態で帰っていただくこと。元々、歯が痛くて苦しまれている患者さんを見ていたことがこの職業へと進む動機だったわけですから、その悩みが少しでも小さくなるようにしてあげたいと思っています。

全身の健康にも配慮した治療を提供

細谷 のり子 院長

開院当初から、顕微鏡を用いた歯周病菌検査を導入しています。歯周病の原因菌が、動脈硬化や心筋梗塞、あるいは糖尿病の原因になることは、よく知られるようになってきました。お口だけではなく、全身の健康を考えることも、私たちに課せられた役割ではないでしょうか。
そもそも、お口にそういった菌がいなくなればいいのかもしれません。実際にお薬によって菌を減らすことは可能ですが、一旦菌がいなくなったとしても、お口を通しての再感染までを防ぐことはできません。
そう考えれば、普段から免疫力を高い状態に保つことが、病気の発症をふせぐことにつながっていきます。口の中に菌がいたとしても、全員が全員、虫歯や歯周病になるわけではありませんよね。そこには免疫力の有る無しが、大きく関係していると考えられるのです。当院では普段の食生活を改善していただいたり、サプリメントを有効に用いていただくなどして、全身の健康に目を向けた、一歩踏み込んだ診療を提供しています。
そしてまず第一に、患者さんのからだのことを考えて、削らない・痛くない治療をモットーにしてしています。

多職種連携にも積極的に取り組み、患者さんの“元気”をサポート

『細谷歯科』では、訪問診療をおこなっています。いつまでも元気に足を運んでいただくことが一番ですが、患者さんが足腰が弱り、足を運びづらくなった時に、求められれば是非行ってあげたいと思うのです。
お口の中がきれいな状態にあると、全身の健康状態にも良い影響をもたらします。私は今年、父を亡くしたのですが、直前まで口腔ケアをしていた甲斐もあり、最期まで肺炎等に罹ることはありませんでした。これには、内科の先生も驚かれていましたね。
新宿区では、多職種連携といい、ケアマネジャーさんや薬剤師、医師、歯科医師などが相互に連携をはかる取り組みに力を入れています。顔を知っていれば、こちらも頼みやすいですし、他の先生達もそれは同様だと思います。ですから、なるべくそうした会合には顔を出し、積極的に交流を図っていくよう心掛けています。

これから受診される患者さんへ

当院では、患者さん本位の、自分がその立場になった時にしてもらいたい診療を提供していこうと努力しています。私の主人は歯医者さんではないのですが、その主人から、「その常識は社会の非常識だから」と言われてしまうことがあります(笑)。本当、そうなんですよね。我々が当たり前だと思ってることが、一般の方にとって違和感のあることが少なくないのです。患者さんと同じ目線で寄り添い、何でも言っていただけるような感覚を持ち続けたいと思っています。
歯から健康を作っていきましょう。最後まで自分で歩いて食べて、元気に過ごせる。その助けの一部になれればと思っています。

※上記記事は2016.12に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

細谷 のり子 院長 MEMO

  • 出身地:静岡県
  • 趣味・特技:水泳、読書、編み物・陸上単発自家用操縦士免許
  • 好きな作家:湊かなえ、夏樹静子
  • 好きな映画:ミステリー、ファンタジー
  • 座右の銘:何があっても冷静に
  • 好きな音楽:J-POP
  • 好きな観光地:ディズニーワールド

グラフで見る『細谷 のり子 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION