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朝日 啓司 院長

KEIJI ASAHI

現状の自分に満足することなく
常に上を目指し知識や技術を磨き続ける

日本大学歯学部を卒業後、渋谷区の歯科医院にて勤務。L.D.Panky フィロソフィー等を学び、1987年ASAHIデンタル・オフィスを開設。スゥエーデン、スイス ベルン大学、チューリッヒ大学、ニューヨーク大学等で各分野を学ぶ

朝日 啓司 院長

朝日 啓司 院長

ASAHIデンタル・オフィス

新宿区/舟町/四谷三丁目駅

  • ●歯科
  • ●矯正歯科
  • ●小児歯科
  • ●歯科口腔外科

歯学部の生徒さんと関わっていた祖父からすすめられて医療の道に

朝日 啓司 院長

私の祖父がドイツ語の教師をしていて、医学部や歯学部でドイツ語を教えていました。元々は車が好きでエンジニアや設計に興味を持っていたのですが、祖父と話をする中で医療の道に進むことを決めたんです。医療の中でも歯科医師というのは自分の手を使って治療ができる仕事だと思い、歯学部に進みました。
大学を卒業して最初に勤めた先生からは、大学教育と全然違うことを教わったんです。仕事を始めた頃は、ハイシャは歯を抜いたり削ったりしているので、「いい仕事ではないよな」と思っていたんです。そんなときにその経験豊富な先生から「歯科医師というのは患者さんの人生まで変えられる人間の最高の仕事なんだよ」と叱咤されました。このことで心が動かされ、私の歯科医師としての人生が変わった、と言っても過言ではありません。
その後、まず国内でも研修を積んできたのですが、自分が目指す医療を行いたいという想いがあったので、必要な設備を導入し開業することにしました。内装はイギリスのパブをイメージした空間にしてしまいました(笑)それぞれの部屋の壁一面には有名な画家の絵も描かれているんですよ。各部屋にはアーティストの名前がついています。緊張せず落ち着いた雰囲気で受診していただけたら嬉しいです。

口腔内の専門家として患者さんに最適な治療法を提案

朝日 啓司 院長

数年前、手術用マイクロスコープを導入して、革命が起こりました。どんなに視力が良い人でも10倍に拡大して見たら情報量は100倍です。口の中をより細かいところまで見ていただけるので、術者はもちろん患者さん自身が状況をよりよく理解できるようになります。CTなどの映像も目の前でご覧いただきながら説明ができます。治療に関しては一般歯科、矯正、インプラントだけでなく義歯、咬合、マイクロエンド、歯周病、審美、再生治療、アンチエイジングを行っています。片寄った得意分野をなくし、様々な分野で専門医と同等以上の治療ができる歯科医院を目指しています。
治療方針は、患者さんがもし自分や自分の家族だったらどんな治療を受けたいか、ということを常に考えながら、自分が納得できるような丁寧な治療をしたいのです。患者さんの希望は考慮しますが、患者さんが希望するからといってその選択肢が本当に患者さんのためになるのか、と考えなければいけない。例えば抜くのが怖いと嫌がっている患者さんがいた場合、抜かないことを希望しているから、と患者さんの希望に合わせるのではなく、歯をなぜ抜かなくてはいけないのか、抜いたことによるメリット、抜かなかったらどうなっていまうのか…ということを専門の立場から情報提供して理解してもらう必要があるでしょう。
一方では昔は抜歯しか方法はない、と言われていたような歯でも科学や器材の進歩により歯を残すことが出来るようになった、ということもあります。新しい技術や知識を取り入れながら、可能な限り患者さんの歯を残し、なるべく身体の負担や費用がかからない治療ができるように日々邁進していきたいと思っています。

開業して30年。でも、もっともっと練習してスキルアップしていきたい

朝日 啓司 院長

患者さんの中には「腕のいい歯科医院で治療をしたい」と思っておられる方もいらっしゃるかもしれません。それは幻想でしかありません。例えばまったく同じ成果を上げるとしたら、5分でできる人と1時間でできる人がいたとすれば、1時間かかるより、5分で出来た方が腕がいいといえます。ですが、患者さんはお口や歯の状態が一人ひとり違いますので、100メートル走を「よーいどん」で走るような感じで比べることはできないんですよね。医療の場合一概に比較することは無理があります。
学生時代は一斉に同じ課題に取り組んでいましたので、その中で速い人、遅い人、上手な人…いろいろな学生がいました。私はその中でも速くて上手、器用にできているつもりでいました。ですが、国内外の様々な研修に行って世界のトップクラスの先生に会うと、とてもじゃありませんが、自分は手先が器用だ、とは思えなくなりましたね。もっと練習しなければいけません。歯科医になって30年以上経っていますが、まだまだ勉強不足。技術向上のための練習をします。臨床家はアスリートと同じ。日々研鑽し続ける人と、これで充分と思って何もしない人とでは、必ず差が生まれるでしょう。毎日の積み重ねを大事にしながら、成長していきたいと思います。

「先生のお陰で人生が変わりました」などと喜んでもらえたら最高に嬉しい

患者さんとのコミュニケーション、これはとても難しいと感じています。歯の治療、ということだけを考えるのであれば、患者さんとのコミュニケーションをとらなくても、患者さんの歯をできるだけ触ったり削ったりせずに患者さんの負担を最小限する治療を行うことができれば良し、なのですが、患者さんの立場は、たとえ医師がそのように考えていたとしても、よくわからずに治療されるのは怖いし不安です。納得し安心してもらうような人間関係を構築することは、治療と同じくらい大切なことだと思っています。患者さんは一人ひとり考え方も性格も違いますからね。私にとっては永遠のテーマだと思っています。自己啓発や話し方のセミナーなどにも通いましたが残念なことに人はすぐには変わらない(笑)
患者さんと接していていちばん感動するのは、やはり患者さんに喜んでもらえたときですね。単に歯を治した、口の中がきれいになった、というだけではなく「性格が明るくなった」「その後の人生が変わった」「友達が増えた」「自分に自信がもてるようになった」「歯を気にせず笑えるようになった」などと喜んでくれるんです。中には治療をしたから結婚できました、なんて報告してくれた患者さんもいたんですよ。歯科医師になってよかったと思える瞬間ですね。

これから受診される患者さんへ

歯科を受診することが嫌だとおっしゃるかたも多いですが、歯科医院は治療するところではなく、個々の患者さんの状況に合わせて予防するところなのだ、という認識に変わってもらえたら嬉しいですね。日本では学校の歯科検診で、問題があると指摘されたら行く…という習慣が依然として一般的です。予防のために歯科医院に行く、とは歯のそうじをしてもらいに行く事と考えている人がほとんどです。そうではなく、将来予測されるトラブルを調べて見つけ管理してもらうのです。加えて、現在日本の制度では、大きな規模の治療をすればするほど歯科医師にとってのメリットが大きいので、予防医療が広がりません。治療の上手下手も大事なことではありますが、いかに病気にならないようにして一生過ごすことが出来るかという、歯だけでなく全身の健康について考えてくれる先生を選んで欲しいです。

※上記記事は2017年8月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

朝日 啓司 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:音楽、写真、カーレース、スキー
  • 好きな本:村上春樹さんの本
  • 好きな映画:007シリーズ
  • 好きな言葉・座右の銘:永久に生きるが如く学び 明日死するが如く生きよ
  • 好きな音楽:ジャズ、クラシック

グラフで見る『朝日 啓司 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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