君 雄治 院長への独自インタビュー

細かい作業が子供の頃から得意であったことを生かし歯科医師に

5つ年が上の兄は、私と同じく歯科医師です。彼の進学云々の話があったときに、それが耳に残っていたのかもしれません。ただ直接的なきっかけとしては、子供の頃から細かい作業が得意で、この仕事が自分に合っているのではないかと思ったからだと思いますね。
余談になりますが、私の父は建築関係の仕事をしていて、祖父もまた同じ方面の仕事をしていました。祖父の場合、宮大工のような感じで、勲章をいただいたこともあったそうです。私が今の仕事をするようになったのは、もしかすると、2人が仕事をしている姿を幼い頃から見ていたからかもしれません。
大学を卒業後、7年間、新宿や立川の歯科医院で院長や副院長を務め、平成22年（2010年）に江戸川区の篠崎で『きみ歯科クリニック』を開院いたしました。おかげさまで、多くの方にご利用いただけるようになり、私なりに地域に貢献できてきているという思いはありました。その一方で、もう少し違った角度と方向性で新たな社会貢献ができないかと考え、たどりついたのが『医療法人社団康歯院 ライフ錦糸町歯科クリニック』ということになります（JR総武線／東京メトロ半蔵門線・錦糸町駅より徒歩3分）。

歯科ドックについて

これまでもしっかりと時間をおとりして説明をしていたつもりではありましたが、私どもの真意をしっかりと伝えきれているのかどうかという点について、確信が持てなかった部分がありました。お口の病気はお口だけにとどまらず、その影響は全身におよびます。そのことをよりご理解いただけるよう、唾液検査や口臭測定、あるいは位相差顕微鏡といった設備を導入いたしました。唾液の質が悪いことが目で見てわかれば、食事指導をするにしても説得力が増しますし、明らかにかぶせ物が合ってないことがわかれば、それに対して改善策を提案することもスムーズになってきます。
原因がわからないまま、ただ治療をして終わりでは、また再発を繰り返すことになります。絶対に再発しないと言い切ることはできませんが、病気に至る原因を特定し、再発しづらい環境を整えることで、そのリスクを軽減できることは間違いのないことなのです。
今後は、医科との連携も視野に入れ、お口の中から全身の健康にも貢献できる歯科医院づくりを進めていきたいと考えています。

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