いまにし歯科診療所
世田谷区/経堂/経堂駅
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今西 祐介 院長への独自インタビュー
歯科医療もロック。音楽の世界と共通する部分があるように思う
自分の力で世の中を変えたい。ずっとそう思っていました。僕はそれをアートの世界で成し遂げようと思って、音楽に打ち込んでいたんです。その一方で、これは縁もあって歯科大に進み、歯科医ではありましたけれど、こちらについては、年を重ねるごとに、水が流れるように、徐々に徐々に身体に馴染んでいきました。
僕は、歯科医療もロックだと思っています。人の命を左右する医療という現場において、噓偽りなく、責任を持って取り組んでいく。自分が為すことに対して、必ず相手がいるということでは、音楽の世界と共通する部分があるように思います。
僕は長らく、群馬県の高崎市で歯科診療をおこなっていました。そこは遠くない将来、区画整理で閉院になることが決まっていた医院で、師匠でもある叔父から請われ、院長を務めていたんです。当初は3年で閉院の予定でしたが、気づけば13年もそこで診療を続けることになっていました(笑)。しかしそこでの13年間は、僕にとって非常に大きな意味があって、本当にさまざまなことを勉強させてもらったと思っています。
その医院がようやく閉院という形になり、今年(2016年)になって、『いまにし歯科診療所』を開設することになりました。小さな子も、おじいちゃんもおばあちゃんも、みんなに利用してもらえる歯科医院にしていきたいと思っています(小田急小田原線・経堂駅より徒歩3分)。
健康で長生きするということに着眼点を置く治療
僕から患者さんによく伝えるのは、「歯医者の手に掛かってはダメなんだよ」ということ。歯医者が手を加えることなく済めばそれが1番良いのであって、予防に優る治療はありません。
ただ、現状、患者さんは必ず何かしらのトラブルがあって来院されます。それに対して、何らかの治療は必要になります。そこで重要なのは、どういうポリシーのもとに治療がなされるかということ。見栄えが良ければそれで良いわけではないし、ただ噛めれば良いという問題でもなく、やはり、その人が健康で長生きするということに着眼点を置くべきだと僕は考えます。
では、歯科治療において健康で長生きとは、どういうことか。イメージしづらいかもしれませんが、それは認知症を防ぐということがキーになります。アルツハイマー型認知症の場合、“自分の歯がない”ということだけで、そのリスクは何百倍にもふくらみます。これは、歯根膜(しこんまく)という部分が、記憶をつかさどる脳の海馬に深く関係していることと無縁ではありません。それを考えれば、歯医者はまず何より、歯を抜かないことを念頭に入れるべきなのです。