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加藤 賢一 院長

KENICHI KATO

加藤 賢一 院長

加藤 賢一 院長

トミヒサクロスデンタルクリニック新宿御苑

新宿区/富久町/新宿御苑前駅

  • ●歯科
  • ●矯正歯科
  • ●歯科口腔外科

この道に至るきっかけと、これまでの経緯をお聞かせください。

加藤 賢一 院長

それはもう、歯医者さんが苦手だったからなんですね(笑)。お恥ずかしい話ですけども、子供の頃は虫歯にずいぶん悩まされまして、歯医者さんに頻繁にお世話になっていました。それがもう、痛くて痛くて、気がつけば歯医者さんが苦手になっていたのです。ところが、中学生になった頃だったと思いますが、地元にできた新しい歯科医院に行ったところ、まったく痛みがなく、拍子抜けするくらいでした。おそらく、麻酔をしっかりしていただいたからだとは思うのですが、「こんな歯医者さんがあるのなら…」と思い、徐々にこの道に進むことを考えるようになっていったのです。
当院は、「医療法人社団 因幡会」が展開するグループ院になります。私は大学卒業後、汐留にある因幡会のグループ院の1つで研修を受け、以来、グループに籍を置く歯科医師として活動をしてきました。この法人の特徴としてあるのが、歯科の勉強に関してオープンなところです。患者さんに迷惑を掛けることがなければ、勉強会にはいくら行ってもいい。私はその風土の中で、さまざまな勉強会やセミナーに出席をしてきました。中で最も影響を受けたのが、中野セントラルパークデンタルオフィスの壱岐院長です。まだ右も左もわからない頃から教えを受けた私は、アカデミックな探究心に富む先生の姿勢にも影響を受け、いつしか熱心に勉強に取り組むようになっていました。
『トミヒサクロスデンタルクリニック新宿御苑』は、地域密着を掲げ、2015年10月に開院を迎えました(東京メトロ丸ノ内線・新宿御苑前駅より徒歩5分、東京メトロ副都心線・新宿三丁目駅より徒歩8分)。
私がもともと歯医者さんが苦手だったという経験も踏まえ、内装や外観もあえて歯科医院のイメージと離れた、ホテルライクな仕様となっています。患者さんが少しでも入りやすく、リラックスできる場所にしていきたいと思っています。

『トミヒサクロスデンタルクリニック新宿御苑』の診療方針を教えてください。

加藤 賢一 院長

柱となるコンセプトとして、10年後、20年後を見据えた医療を掲げています。口腔内の環境を良好に保つためには、治療の介入が少ないほうが望ましいことは言うまでもありません。開院以来、お子さんの患者さんが徐々に増えてきました。小さいうちから管理を徹底し、虫歯になることなく過ごせれば、それが最も好ましいことなのです。
当院ではまた、歯周病の予防にも力を入れています。歯周病を予防するため、歯ぐきの中の歯石まで歯科衛生士が徹底的に管理をおこなっています。自分の歯がいつまでも残り、しっかりと噛める。理想論と言われるかもしれませんが、定期的なメンテナンスのみでお口を管理していければと思っていますし、それをなし得る可能性の高い歯科医療を提供していきたいと考えています。

得意とされている治療はございますか?

加藤 賢一 院長

あえて申し上げれば、それは入れ歯ということになります。入れ歯については、最初に訪れた勉強会がそうであったように、思い入れを持ってこれまで手掛けてきました。
インプラントは優れた治療ですが、保険適応外の治療があることに加え、骨の状態を考えると、万人のすべてのケースに適応できるものではないという側面があります。その意味で、入れ歯を治療の選択肢の1つとすることは有効だと言えます。また、今後、高齢化社会が進んでいくにつれ、寝たきりになってしまった時のメンテナンスも重要な問題となってきます。メンテナンスは入れ歯のほうが容易なことは間違いないわけで、そこにも入れ歯の良さがあると言えるのです。
私はこれまで、入れ歯を始め、インプラント、顎関節等々、さまざまな研修コースに出席をしてきました。1つのことに特化するのも見識だとは思うのですが、お話ししましたように、その治療が適応できないケースも存在します。その際、できないのではなくて、あえてやらない。その方にとってベターな選択肢をしっかりと提示していくのが大切だと私は考えています。

診療に際しては、どのようなことに注意されていますか?

私たちに求められるのは、なるべく多くの引き出しを持ち、それぞれのメリット・デメリットを詳しく患者さんに説明をしていくことになります。当院の特徴の1つに、咬み合わせの治療があります。虫歯ではないのに詰め物がとれたり、割れてしまう要因には咬み合わせの不具合が考えられます。その可能性があるのに、治療の選択肢として提示しないのは、親切とは言えないのではないでしょうか。最終的に選んでいただくのは患者さんですが、その前提となる情報はくまなく伝えるべきであり、その人が公平な判断ができるようなお手伝いをしていきたいと思っています。

サイトをご覧になる皆様へメッセージをお願いします。

問題となる歯を放置していると、結果的に治療に掛かる期間が長くなったり、その人にとっての不利益となるケースが多くなります。ですから、そうなる前に、受け身ではなく能動的に予防歯科にいらして頂けるような雰囲気を作っていきたいというのが私たちの目標です。ドクターの出る幕がない状態を常に保てるよう、気軽に歯科医院を利用していただければと思います。

※上記記事は2016.6に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

加藤 賢一 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:アメリカンフットボール
  • 好きな本:歯学関連書籍
  • 好きな映画:ダ・ヴィンチ・コード
  • 座右の銘:できることはやろう!
  • 好きな音楽:J-POP
  • 好きな場所:ハワイ

グラフで見る『加藤 賢一 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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