林 洋介 院長への独自インタビュー

祖父、父の背中を追って、歯科の世界へ

祖父、父ともに歯科医師でしたから、私は3代目ということになるでしょうか。と言いましても、祖父の歯科医院を代々引き継いでいるわけではなくで、3人がそれぞれ別の場所で開業しているんですよね。地方で開業していた祖父に対して、父は新宿にクリニックを構え、第一線を退いた今は週に3回こちらの診療を手伝ってくれています。
患者さんから慕われ、信頼される父の姿に触れる中で、私の体には何かが刷り込まれたのかもしれません。とくに意識したわけではいのですが、気がついたら「歯科医師になっていた」という感じがします（笑）。

歯内療法を専門に研鑽を積み、米国留学も経験

鶴見大学歯学部を卒業した後は、東京医科歯科大学の大学院に進みました。このときに歯内療法を専攻したことでこの道を極めることになり、開業後も米・ペンシルベニア大学に留学するなどして、根管治療の専門医となりました。
根管治療（歯内療法）とは、歯の根っこの部分ある神経にアプローチするもので、天然歯を守るために欠かせない一方、高い専門性が必要とされる難しい治療です。私は歯科医師になって以来この分野を専門的に学んできており、今では他院から患者さんをご紹介いただくことも増えました。ご自分の大切な歯を「残したい」と希望される患者さんの歯を救ってさしあげる。それは、歯科医師として何よりの喜びであり、やりがいだと思います。

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