篠田 圭生 院長
YOSHIO SHINODA
街のかかりつけ医として地域医療にしっかりと貢献し、睡眠時無呼吸症候群のパイオニアとして最前線を走り続ける。
大学歯学部を卒業し地方の歯科医院にて研鑽を積んだ後、1990年に東京メトロ南北線「駒込橋駅」より徒歩3分の地に「しのだ歯科医院」を開業。
篠田 圭生 院長
しのだ歯科医院
文京区/本駒込/本駒込駅
- ●歯科
- ●小児歯科
豊富な経験に基づいた治療と技術
大学卒業後に地方の歯科医院で1日40~50人の患者さんの治療に携わり研鑽を積んだ後、地元に戻って理想の治療を追求するために開業した「しのだ歯科医院」も、26年目になります。
開業してから10年ほど経った頃、内科の先生からマウスピースを紹介していただいたことがきっかけで、当時まだ一般的では無かった睡眠時無呼吸症候群という疾患を知りました。小さい頃から物つくりが好きで、歯科業界に入ってからは義歯の研究に努めた私にとって、それは非常に興味深い出会いでした。それから自身や友人、父にもマウスピースを試してもらいその効果を実感。積極的なマウスピース作成に尽力することになりました。今では200以上の医療機関と連携し、日々マウスピース作成とその改良に努めています。
歯科医療の観点から睡眠時無呼吸症候群を治療していく
睡眠時無呼吸症候群とは睡眠中に舌を支える鼻や咽頭の筋肉が緩み、気道が塞がれ呼吸が止まる呼吸障害が1時間に5回以上あらわれる状態のことをいいます。皆さんが日頃悩まれているいびきや起床時の口の渇きも症状の1つで、慢性化することでじわじわと身体にも大きな影響が及び、糖尿病や脳卒中、心筋梗塞といった命を脅かす疾患に発展する可能性もありますし、妊婦さんにとっては胎児への酸素供給が絶たれてしまう恐ろしい病気です。原因としては、肥満による首や喉の脂肪沈着や小顔の方(小顎症)など、様々な身体的要因が影響します。歯ぎしりによって歯が磨り減り口内の容積が減少することも原因の1つです。
治療法としては鼻から空気を送り込むC-PAPという器具の使用と、マウスピース療法があります。C-PAPは重度の症状に効果を発揮しますが、睡眠中の脱落や旅行や出張といった外泊に向かないこと、装着に抵抗がある方も多い器具です。対してマウスピース療法は比較的低いハードルで作成することが出来、たくさんの方が治療に役立てています。
過去10年で4000件のマウスピース作成・治療実績
当院では、そのマウスピース療法を過去15年で4000件以上、現在年間500件以上行っており、多くの睡眠時無呼吸症候群の患者さんに喜んでいただいております。問診から型取り、お渡しまで1時間半〜2時間で行えますので、遠方の方やお時間がない方もお気軽にご相談ください。装着にあたって、インプラントや補綴・義歯の治療を行っている方でも使えるマウスピースもございますが、検査で虫歯や歯周病といった疾患が見つかった場合は、しっかりと治療を行ってからの作成となります。
口腔内を広げるだけでなく歯ぎしり防止の強力な装置でもあるマウスピースですが、どうしても顎と歯に負担がかかりますので慣れが必要な場合があります。それから、装着を続けると顎周りの筋肉も発達しますのでマウスピースも患者さんに合わせて改良していかなければなりません。これまで上下の顎が一体となったものを作っていましたが、「装着中にお喋りができない」「歯ぎしりの抑え付けが強力すぎる」といった患者さんの声にお応えして2015年の11月に当院オリジナルのマウスピースを作成、特許も取得しました。
新しいマウスピースは上下分離型で、下部分についているウィングが上部分に引っかかる構造になっていますので顎が下がらず、安定した効果を得ることができます。もちろん素材も全て歯科で認可されたものを使用しているので安全ですよ。これからもライフワークとして、より患者さんにぴったりのマウスピースを作っていきたいですね。
患者さん一人ひとりに向き合うオーダーメイド治療
当院のベースはやはり街の歯科医院ですから、虫歯治療からホワイトニング、インプラントまで、一般歯科治療もマウスピース同様に今まで培った技術を発揮し、全力で治療に当たっています。
また当院では、患者さん1人ひとりに向き合ったオーダーメイド治療を心がけています。1人として同じ口内環境の患者さんはいませんので、患者さんのお話によく耳を傾け、ご要望に沿った治療を行うことが重要だと考えています。一般歯科治療とマウスピースの双方に言えることなのですが、健康を保つにはまず時間が必要です。だけど、決して無理はせずにその患者さんが与えられた条件の中で治療を継続できるよう、患者さん自身が良くなろうとする意思を大切にして一緒に頑張っていきたいですね。
これから受診される患者さんへ
睡眠時無呼吸症候群は、体を休めるための睡眠時間が、無酸素運動をしているのと同じような状況になってしまいます。しっかり寝ても疲れが取れないと感じる方は、まず内科や耳鼻科で簡易検査を受けていただき、それから東京メトロ南北線「本駒込駅」徒歩3分の当院でマウスピース治療を試していただきたいと思います。
周りで無呼吸症候群でお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひマウスピースの存在を教えてあげてください。シンプルな治療ですが、しっかりと効果があらわれるはずです。いびきをかかないでスヤスヤ眠り、健康で長生きできる生活を実現しましょう。
※上記記事は2016.8に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。
篠田 圭生 院長 MEMO
- 出身地:東京都
- 趣味:旅行
- 好きな本:ノンフィクション
- 好きな映画:ゴッドファーザー
- 好きな言葉・座右の銘:足を知る、思うは招く
- 好きなアーティスト:エリック・クラプトン、矢沢永吉、サザンオールスターズ
- 好きな観光地:京都
グラフで見る『篠田 圭生 院長』のタイプ
どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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