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高梨 裕之 院長

HIROYUKI  TAKANASHI

共に考え、共に進めていく医療を実現していく

大学を卒業後は、東京医科歯科大学大学院歯学総合研究科に進む。その後は、さいたま市内を中心に6年間地域医療に従事し、2014年11月に『たかなし歯科医院』を開院いたしました。

高梨 裕之  院長

高梨 裕之 院長

たかなし歯科医院

足立区/綾瀬/綾瀬駅

  • ●歯科
  • ●矯正歯科
  • ●小児歯科
  • ●歯科口腔外科

身内に医療関係者が多かったことで、自然にこの世界に

高梨 裕之  院長

父を始め、身内に医療関係者が多かったこともあり、気がつくと自然にこの道を目指すようになっていました。中で歯科を選んだのは……お恥ずかしい話なのですが、私は子供の頃虫歯が多くて、頻繁に歯医者さんのお世話になっていたのです。かといって、歯医者さんに負のイメージは持っていませんでした。これは、お世話になった先生が良い方だったからでしょうね。逆に言えば、その時点で悪いイメージがあれば、今の私はなかったように思います。
大学を卒業後は、東京医科歯科大学大学院歯学総合研究科に進みました。いわゆる保存修復を専門とする科で、主にコンポジットレジンを扱い、「できる限り削らない治療」を念頭に診療をおこなっていました。その後は、さいたま市内を中心に6年間地域医療に従事し、2014年11月に『たかなし歯科医院』を開院いたしました。科は違えど、父も、そして祖父も地域医療に力を注いでいたものですから、「いつかは…」という思いが形になったというところです(JR常磐線/東京メトロ千代田線・綾瀬駅より徒歩5分)。
開業にあたっては、ベビーカーもそのまま入ってこられるような、ゆとりのある空間を意識しました。空間が狭いと、私たちとしても空気感をしんどく感じるものです。ましてや、患者さんからするとよっぽどですよね。患者さんにリラックスしていただいて、じっくりしっかりと納得いく医療を提供していきたいと思っています。

共に考え、共に進めていく医療を実現していきたい

高梨 裕之  院長

この先、治療をせずとも済むようなお口を作って差し上げたいと考えています。患者さんの要望であり、主訴を治療するというのがまず優先されることになりますが、せっかく治療を受けても、また繰り返してしまうのではもったいないですよね。ですから、治療をおこなうのと並行して、しっかりと歯みがきができるような指導にも力を入れています。
また、その時は自覚症状がなくとも、いずれ症状が出てくる可能性が高いと思われる部位や問題点が見えてきます。そういったことも情報として患者さんにお伝えするのが、私たちの役割であると思っています。治療方針というものは1つではありません。我々が良いと思うものと、患者

さんが良いと思われるものが常に一致するとは限らないのです。情報と選択肢を考えられる限り提示し、それに対して選択をしていただく。共に考え、共に進めていく医療を実現していければと思っています。

治療のロスも少なくする歯科用CTの導入

高梨 裕之  院長

親知らずの抜歯やインプラント治療にも有効ですが、最もケースとして多いのは、根の治療に関わるものです。歯の根の形は、一様ではありません。その人その人により、根の形はさまざまで、非常に複雑な形状をしています。治療をおこなう前にCTで撮影をしておけば、三次元的にどの方向に根が走っているのかがわかり、削る方向を迷うこともなくなります。さらに、削るべき場所、治療すべきところを事前に把握できることで、治療のロスも少なくなるという利点があるのです。
当院では、撮影した画像をモニターに写して患者さんにご覧いただいています。その際は、CTよりも直感的にわかりやすい口腔内の写真を用いることが多いですね。最初にいらした時からどう綺麗になっていったかがつぶさにわかることになりますので、患者さんの日々のメンテナンスの意識を高めることにも役立っているように思います。

現代の子供のお口の状況について

今のお子さんは、虫歯は非常に少ないと言っていいかもしれません。5人の子供のうち、4人はまず虫歯が見当たらないという感じでしょうか。ただ、虫歯のある子は少ないながらもいて、そういった子は1本や2本では済まないという傾向があります。私はそれを見ますと、非常にもったいなく感じるのです。「感染の窓」という言葉を聞かれたことはあるでしょうか。生後19ヶ月から31ヶ月。前歯が生え揃い、奥歯が生え揃うまでの期間のことを指すもので、その子が虫歯ができやすい子になるかどうかは、この時期に決まると言われています。私たちとしては、なぜ虫歯ができるのかということを親御さんに理解していただくように努めるとともに、生活を束縛しないよう、それぞれのご家庭で有効と思える手段や方法を提示させていただいています。
全体として、虫歯が減ってきているということが関係しているのでしょう、最近は歯並びや咬み合わせに親御さんの関心が向けられているように感じます。矯正治療は私自身もおこないますし、大学の矯正科に勤務する友人にこちらに出向いてもらい、治療を担当してもらうこともあります。
実感することは難しいのですが、咬み合わせの不具合が将来になって禍を生む可能性があります。当院ではその可能性を指摘し、ご希望される方については、しっかりとしたケアをおこなっていきたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

副院長である妻も、大学院時代は同じ医局に所属していました。女性やお子さんの患者さんは、時として女性の先生をご希望されるケースもありますので、柔軟に対応していければと思っています。
皆様にお伝えしたいのは、とにかく早めに受診されたほうが良い、ということです。一般に言えることとして、どうしても引っ張ってしまう方が多いように思われます。「悪くなっているだろうな」と思いながらも、実際に足を運ばれるまでのタイムラグが生じることで、治療の内容が変わってくるケースも多々あります。
1つの目安として、冷たいものがしみることがあれば、1度チェックにいらしたほうが良いでしょう。結果として何も問題がなくとも、それはそれとして安心できることになります。その安心をさらに一歩前に進めるものとして、定期的なクリーニングにいらしてみてください。『たかなし歯科医院』では、皆様と一緒に歯の健康を守っていきたいと思っています。

※上記記事は2016.1に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

高梨 裕之 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:スノーボード
  • 好きな映画:アメリカのテレビドラマ
  • 好きな音楽:室内楽
  • 好きな場所:北海道

グラフで見る『高梨 裕之 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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