堀内歯科医院

堀内 正彦 院長への独自インタビュー

父親の影響を色濃く受け、自然と医療系を目指すように

私の父親が、若かりし頃に医療系の職業に就きたいという希望を持っていたようで、その影響を色濃く受けたところがありました。それを受けた私も、どちらかといえば理数系の勉強を好んでいたところもあり、自然と医療系を目指すようになっていったのです。
中でも歯科を選んだのは、これはもう具体的なアドバイスがありました。私は松本歯科大学の出身で、そちらを年の離れた従兄弟が卒業していました。彼から「歯科の勉強は面白いぞ。どうだ？」と薦められ、なおかつ、父の生家のある長野県は私にとって第二の故郷と言える場所でしたから、スムーズに事が進んでいったのです。
大学病院に勤務したのち、サッカー部の先輩だった方から声が掛かり、品川区の医療法人の分院長として東京へと戻ってきました。1994年にこちらに『堀内歯科医院』を開設したのは、分院長をしていた時からの患者さんをスムーズに引き継ぐためでもあったのです（JR山手線／東急池上線／都営地下鉄浅草線・五反田駅より徒歩2分）。
早いもので、あれから21年が経ったことになります。当時70歳だった方が、90歳になった今もいらしていただいています。しっかりメンテナンスをされてますので、もちろん、歯は残ってらっしゃいますよ。

各プロフェッショナルの先生がチーム医療で取り組んでいくべき

何か1つのことに特化している医院ではなく、入院を要するような重度の疾患以外はすべてをおこなっているということが、逆に言えば当院の特色であると思っています。
当然のことながら、そのすべてを私1人で診るわけにはいきません。医科の総合病院には内科があって外科があり、産婦人科やその他、各分野にプロフェッショナルな先生がいらっしゃいますよね。考え方としては、我々も同様なのです。矯正は矯正医が、インプラントはインプラントの専門医が、そして私のように一般・審美歯科の専門家がいる。最高の治療をおこなうためには、各プロフェッショナルの先生がチーム医療で取り組んでいくべきなのです。
この仕組みを応用した一例として、矯正治療のためのインプラントが挙げられます。これはインプラントを固定歯として歯列矯正をおこなうもので、既存の歯を一切動かすことなく牽引することができます。この治療方法を可能にするためには、矯正医がプロでなければならないし、インプラントの専門医もそれに特化した知識がなければなりません。そしてもちろん、私が主治医となるわけですから、トータルで判断できる能力が問われるのです。
私は医院を立ち上げる前から、言わば、歯科の総合病院たる体制が必要と考えていました。この体制をもって、「できないことがない」ということが、私どもの特色だと思っています。

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