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山下 隆史 院長

TAKASHI YAMASHITA

極力抜かず、使えるものは最後まで使う
歯を残す保存修復のプロ

大学に長年籍を置き、保存修復学の経験を重ねる。2002年、恵比寿より徒歩5分のこの地に歯科・小児歯科・矯正歯科・歯科口腔外科を標榜する『タカデンタルクリニック』を開院。

山下 隆史 院長

山下 隆史 院長

タカデンタルクリニック

渋谷区/恵比寿/恵比寿駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●矯正歯科
  • ●歯科口腔外科

母に薦められた医療の世界で、人として歯科医師として成長

山下 隆史 院長

私はもともとはパイロットになりたかったのです。鉄道や飛行機が好きで、運輸関係に行きたくてしかたなくて。ただ、当時の航空業界は非常に狭き門でした。進みたくても雇用がないのでは仕方がない。ではどうしようかという時に、母からの薦めがあったのです。
私の家は父も祖父も薬剤師で、叔父にも医師がいてと、医療関係に縁がありました。父は薬剤師として製薬会社に勤めていました。母はそんな父が苦労をしてるところを見ていたからなのでしょう、「あなたが向いてるのはこの世界じゃないかしら」と薦めてくれたのが、この分野でした。
実際に進んでみますと、この世界は非常に興味深いものでした。医療は、理系とも文化系ともまた違う世界なんですね。自分が思いもしない、新しいことを日々体験できたことは、非常に新鮮でした。
私は24歳の時から開業するまでずっと大学にいました。大学では保存修復学に籍を置いていたのですが、これは当時の教授陣への憧れから生じたことでした。主に3人の先生にお世話になり、人として、歯科医師として、今の私を導いていただいたと思っています。
歯科・小児歯科・矯正歯科・歯科口腔外科を標榜する『タカデンタルクリニック』は2002年に開院いたしました(JR山手線/埼京線/湘南新宿ライン・恵比寿駅より徒歩5分、東京メトロ日比谷線・恵比寿駅より徒歩5分)。自宅が大田区なものですから、当初は城南地区で場所を探していたのです。ところが、なかなか良いところが見つからず、少し目を広げた時にこの場所に行き着きました。さまざま状況を考えての決断でしたが、その中に1つ、恵比寿=オシャレ、ということもあったかもしれないですね(笑)。

時間の制約がある中で、できる限り丁寧に、コミュニケーションを大切に

山下 隆史 院長

いらっしゃる方の7割から8割は周辺にお勤めの方だと思います。時代だとは思いますが、皆さん大変お忙しく、なかなか、ゆっくりじっくりと治療をするというわけにもまいりません。仕事がすぐに待っているという方が多いですね。ですので、時間通りに終わらせること、制約がある中で、できるだけ丁寧に治療をして早くしてあげようと思っています。
開業して思うことは、コミュニケーションがとにかく大事だということです。お互いがお互いを知ることで、初めてその人にとっての良い治療ができるわけですから、お話をしながら、その人が何を望んでいるかということを汲み取れるようにと意識しています。

極力抜かず、自分の歯を最後まで使う「保存修復」

山下 隆史 院長

端的に言えば、歯を残していく科です。歯を極力抜かず、使えるものは最後まで使うということですね。その一方で、あまり長持ちしそうにないものを後生大事にとっておくのもどうか、という考え方もあります。早めに処置をして、インプラントなりを入れた方が、あとあとがラクになるという考え方です。それはそれで間違ってないと思います。現に当院でも、それを望まれる方はいらっしゃいます。
ただ、私としては、それは最終手段だと思うのです。いかにインプラントが優れていようとも、自分の歯にまさるわけではありません。痛みがなく、普通に噛めて、普通に“見える”のであれば、自分の歯を残していくべきでしょう。違う見方をすれば、それは延命処置に過ぎないのかもしれません。しかし、ほとんどの患者さんは、自分の歯をできるものなら残したいと思っておられますし、そのご希望に沿えるよう力を注いでいきたいと考えています。

子ども達に日頃のケアの大切さを伝えていく

私は近隣の中学校の校医を務めているのですが、最近の子ども達を見ていますと、虫歯が非常に少ないですね。それこそ私たちの頃に比べれば、格段に少ないと思います。ただ問題は、それから先、きちんと磨いてケアができるかということなのです。
今お越しくださっている患者さんを見ても、きちんとケアをされている方はごくごく少数です。では、その状況が何に由来しているかと言えば、それは教育なのだと思います。私たちの時代に、歯を残すなんていう話は一切なかったですからね。
どんなに良い治療をしたとしても、日頃のケアがしっかりされてなければ、以前の状態にすぐに戻ってしまいます。それを考えますと、どうにかして子ども達に意識を向けてもらいたいのですが…。しかし、希望はあります。今の子ども達の虫歯が減っているのは、お父さんお母さんの努力などがあってのことです。その意識を、次世代にもつないでいってもらいたいですね。

これから受診される患者さんへ

8020運動に代表されるように、国を挙げて予防意識を高める努力がされています。ただし、その目標達成はまだまだ遠いというのが現実です。まだまだ皆さん、歯が痛くなってから歯科医院に行くという人が大半という状況ですし、生まれつき歯が良い人はさらに足が遠のきますから、今度は歯周病のリスクも増していきます。
自分のお口にもっと関心を持ってもらいたいと考えています。今だけではなく、将来のために、自分の歯のリスクを理解していただきたい。昨今は自治体のみならず、企業でも歯科検診がおこなわれるようになってきています。そうした機会を通じ、歯医者さんを予防やメンテナンスに訪れる場所として、有意義に利用していただければと思います。

※上記記事は2015.11に取材掲載したものです。
個人の主観的な評価や情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

山下 隆史 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:ゴルフ、写真
  • 好きな映画:SFもの、スターウォーズ
  • 好きな雑誌:車関係
  • 座右の銘:一期一会
  • 好きな場所:北海道、東北、熊本県

グラフで見る『山下 隆史 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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