笠原 倫明 院長 & 明人 副院長
KASAHARA MICHIAKI & AKITO
顕微鏡歯科治療を駆使し、より精密で、再治療の必要のないクリニックを目指して。
江戸川区で35年に渡り歯科医療に従事。2015年8月に『笠原デンタルオフィス』を開設(JR総武線「小岩駅」より徒歩3分)。
笠原 倫明 院長 & 明人 副院長
笠原デンタルオフィス
江戸川区/南小岩/小岩駅
- ●歯科
- ●小児歯科
- ●歯科口腔外科
- ●矯正歯科
歯が長持ちするか否かは咬み合わせにかかっている
【倫明 院長】
私が育った環境もあり小さい頃から、医療に関心がありました。私自身、歯でツラい経験をしたこともあり、歯科医師になって、少しでも歯の痛みや悩みが減らせればと歯科医師の道へ進みました。
昔は、補綴(ほてつ)ができる歯科医師は優秀といわれる時代がありました。補綴とは、被せものや、入れ歯などのことです。それで補綴に注力していたのですが、被せる以前の、根管(歯の根)治療がより重要ではないかと。しかし約35年前、勤務していた病院の先輩たちに聞いても私が納得できる答えがでません。そこで当時、日本の歯内療法学の第一人者であった大谷満先生に師事し根管治療を学びました。いまだに難しい分野で日々の努力が不可欠です。
そして、根管治療とともに重要なのが咬み合わせです。自分の歯が長持ちするか否かは咬み合わせにかかっているといっても過言ではないでしょう。
【明人 副院長】
父が歯科医師ですから、その後ろ姿を見ており、小さい頃から自然と歯科医療に興味を持ちましたね。東京歯科大学を卒業して、大学で1年間研修させてもらったのち、静岡の病院で勤務。2016年1月から当クリニックで顕微鏡歯科治療を行っています。
院長である父は根管治療や咬み合わせを得意としていましたので、大学卒業後はインプラント治療を学ぼうと思って静岡へ勤務したのですが、いろいろな縁でマイクロスコープを使用した顕微鏡歯科治療に遭遇。衝撃的ともいえるほどの有効性と将来性を感じ、顕微鏡歯科治療に関する様々なことを学び、静岡で第1号の認定医の資格を取得しました。
再治療の必要のない歯科治療を目指して
【倫明 院長】
私が長年携わってきた根管治療、そして咬み合わせの治療と、明人の顕微鏡歯科治療を有効にコラボレーションすることにより、予知性の高い治療を提供出来るようになりました。
根管治療の難しさは「一つとして、同じ症例がない」ことです。複雑に入り組んでいる根管を肉眼で、しかも手さぐりで治療するよりも圧倒的にマイクロスコープ下での画像は鮮明で細部まで見えることによる確実な治療を実現しました。
「咬合治療」に関しては、デジタルパノラマX線写真により顎関節の位置異常を容易に診断でき、もちろん咬合補正後の顎関節の状態も正確に画像で確認出来るようになりました。
【明人 副院長】
マイクロスコープのメリットは、肉眼で確認できない細かな凹凸やカリエス(虫歯)、取り残しなどが見えること。患者さんの今の状態はもちろん、痛みの理由、なぜ治らないか、そしてこれからの治療方法などを、録画した画像をお見せしながら説明できます。
例えば、治療が終わったはずなのに、その6カ月後くらいに再び痛み出して、また治療が必要になることはありませんか。それは、正しい状態が肉眼では発見できなかったというケースが多いと思います。僕は再治療の必要のないクリニックにしたいと考えています。父である院長の得意分野の知識と経験、そして私の顕微鏡歯科治療を駆使し、より優良な治療がしたいですね。
きちんとした診断のもとに治療はおこなわれるべき
【倫明 院長】
歯科治療において「必ずやらなければいけないこと!絶対にやってはいけないこと!」を肝に銘じ日々の臨床に取り組んでいます。
あくまで病を治すのは患者さん自身の治癒能力であり私達はその妨げとなるものを取り除くことに全力を注いでいます。
【明人 副院長】
患者さんに治療内容をよく理解してもらうことですね。「よくわからないけど、歯を削られた」「今、何の治療をしているのかわからない」ということはしません。
「今日は、こういう治療をします」「今日はここまでこうしたので、次回はこれをします」というように、状態を理解してもらいながら治療を進めていきます。
そのためのツールとしてマイクロスコープは最高といえるでしょう。逆にいえば、患者さんも自分の状態をしっかり把握できるので、患者さんからの質問や要望に対し、僕は知識や治療技術でしっかり応えなければいけません。僕のいい加減さや不勉強さは許されませんので神経を使いますし、そのぶん勉強もしています。きちんとした診断のもとに治療はあるべきだと考えます。
顕微鏡歯科治療によって予知性の高い診療が可能に
【倫明 院長】
2016年1月から、明人が副院長として常駐し、本格的な顕微鏡歯科治療が始まりました。従来の私の治療と顕微鏡歯科治療によって、予知性の高いより良い治療が可能になりました。また娘が矯正医ですので、矯正に関しては娘に相談することもあります。家族で地元・小岩に貢献できる、ハイレベルなクリニックにしたいですね。
【明人 副院長】
僕の顕微鏡歯科治療で、今まで以上に患者さんの希望を叶えていきたいのと共に、顕微鏡歯科治療をもっと広めたいですね。
現在、歯科クリニックや大学病院でマイクロスコープを導入しているのが全体の5%、そのうちしっかり稼働しているのは、その半分といわれています。
つまり、全国に約10万人いる歯科医師のうちの約2,500人しかマイクロスコープを使ってなくて、しかもその医師たちは都心部に集中しているというデータがあります。僕自身、顕微鏡歯科治療の知識をアップデートしていくのはもちろん、後進を育成・指導していくことで、患者さんにとってより有効な歯科治療を行っていきたいと思います。
これから受診される患者さんへ
【倫明 院長】
歯科・小児歯科・矯正歯科・歯科口腔外科を標榜する笠原デンタルオフィスは、JR小岩駅から徒歩約3分。商店街の近くにあり、これからも地元の方のお役に立てればと考えておりますので、歯に関すること、痛みはもちろん、不安なことなど何でもご相談ください。
また、2016年1月からは、顕微鏡歯科治療をスタートしましたので、一段とレベルアップしました。他のクリニックで抜かなければいけないと診断された歯が、マイクロスコープを使った治療によって残せる可能性が大幅にあがりました。セカンドオピニオンとしての活用でもかまいませんので、お気軽にご来院ください。
【明人 副院長】
副院長として勤務するスタイルですが、父のクリニックですので、開業に近いと思っています。僕はかねてから、開業を目的とした開業をする気はありませんでした。つまり、飽和状態といえるほど歯科医師が多い現在、安易な目的での開業はイヤで、何のために開業するのか、自分は何ができるのかということをつねに追求しています。今までほとんど休むことなく、認定医資格取得の勉強やセミナー、空いた時間は他院の見学などをしてきました。
私が行う顕微鏡歯科治療は、これまでの歯科治療の常識を変える画期的な治療法です。その知識、技術、経験を得るために、ばく大な時間を費やすのに加え、設備も高価なため、保険治療では難しいことが多いです。しかし、再治療の可能性が限りなく低い、ハイレベルな治療をご提供できます。医療において、安くて良いものというのは存在しないのではないでしょうか。
患者さん一人に充分な時間をかけ、ご納得いただけるまでわかりやすく説明いたしますので、ぜひご相談いただければと思います。よろしくお願いします。
※上記記事は2015年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
笠原 倫明 院長 & 明人 副院長 MEMO
- 出身地:[院長]山形県 [副院長]東京都
- 趣味・特技:[院長]映画観賞、ボーリング [副院長]映画鑑賞、空手(初段)
- 好きな本:[院長]山本周五郎、相田みつを [副院長]歯科専門誌
- 好きな映画:[院長]小説家を見つけたら [副院長]幸せのちから
- 好きな言葉・座右の銘:[院長]努力 [副院長]努力が実らないことを嘆くより 努力が足りないことを反省せよ
- 好きなアーティスト:[院長]S.E.N.S.(センス)、西村由紀江、スティーブ・レーマン [副院長]アンジェラ・アキ
- 好きな場所:[院長]台湾 [副院長]お台場
グラフで見る『笠原 倫明 院長 & 明人 副院長』のタイプ
エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
エネルギッシュで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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