FDOこみやま歯科
中野区/鷺宮/鷺ノ宮駅
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小宮山 仁敬 院長への独自インタビュー
幼少期の記憶がベースになって、医療の道へ
叔父が内科の医師でした。幼児記憶と言うのでしょうか、夏休みに遊びに行った時に目にした白衣や、診察室の匂いといったものすべてが好ましく感じられ、記憶のどこかに残っていたのです。私がこの道を目指したことには、まずそれがベースにあったのだと思います。のちに、「人生は一度だけ、命の入り口に関わる医療分野なので、頑張れるだけ頑張ってみよう」と考えた際、この記憶が頭をよぎったということですね。
大学を卒業後、医療法人に12年間勤務しました。そこで出会った先生方から多くのことを教わり、また薫陶を受け、今の私のスタイルが形作られていきました。この場所に歯科医院を設けたのも、長い勤務医生活の中で関わりあうことになった患者さんがこの辺りに多くお住まいになっているから、という理由がありました。これもご縁があったということでしょうね(西武新宿線・鷺ノ宮駅より徒歩1分)。
処置型から予防型へ、口腔環境を改善して感染症を管理する
虫歯の穴を削ったり、入れ歯やインプラントを入れたりというのは、結果の処置です。ここでおこなわれているのは、口腔常在菌を中心とした感染症の管理です。虫歯も歯周病も感染症です。それを防ぐために努力するのが歯科の本来あるべき姿と言えます。
身体の中には100兆にもおよぶ常在菌が棲んでいます。この常在菌が最も多くあるのが腸で、次に多いのが口腔。そして、その雑多な菌の中で問題があるのが虫歯菌と歯周病菌です。この問題のある菌がヌルヌルベタベタとしたもの(バイオフィルム)を作り出し、歯の表面などの硬い組織にくっついていきます。やがてそれらが酸を生みだし、歯に穴を開けるようになり、これが根っこに感染していけば歯周病となり、さらに深く、炎症を起こした歯肉の毛細血管から身体をめぐっていくと、全身疾患を悪化させる要因となります。感染症の管理とは、お口の環境を改善していくことなのです。処置型ではなく、予防型の医療こそが、今後は求められていくのではないでしょうか。